おばけ

先日いただいたコメントに「神社におばけは出ますか?」という質問がありました。

わたしは子供のころから神社で育っていますので、これはとても斬新な質問だなぁと思ったのですが、一般の方は結構みなさん同じように思っておられるようです。神社とおばけには密接なかかわりがあるとか。
そういえば、夏休みになると毎年かならずウチの神社の境内でも肝試しをする子がいますし、大人でも夜の神社は怖いという声も聞きます。
というわけで、今回は神社とおばけについて。


この話しはまずおばけって?ということろから始めないといけませんね。
頭に三角の布をつけて、白い着物を着て、足がなくて、手を胸の前でたらしている、

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こういうわかりやすい幽霊?というようなのはちょっとご期待にはそえないと思います。
神社におばけは出ますか
神社に神様がいますか
よく考えてみるとこの二つの質問はあんまり違わないんですね
おばけ、幽霊、妖怪、精霊、妖精、心霊、いろいろあります。これらと神様の違いはそんなに大きなものでもないんですね。あ、これ日本の場合ですが。
河童とか、天狗とか、龍、鳳凰、ヌエ、
ネコが100年生きたら猫マタになるとか、九十九神(つくもがみ)とは長い長い年月を経た物が魂をもつものです。たとえばとってもメジャーなのは100年大事に大事に使い続けられた傘に霊魂が宿った唐傘小僧。

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式神(しきがみ)とは陰陽師(おんみょうじ)が使役した鬼神(妖怪)の一種。安倍晴明(映画や漫画)などで有名になっています。写真は現在の晴明神社にある式神の像

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祟り神といえば平将門の首塚などは今現在でも圧倒的な威厳を保っています。東京千代田区のオフィス街の真ん中の平将門の首塚は、工事で移転しようとしたときには事故が多発したり、計画をした関係者が急死したりと、いまでも祟りで恐れられる反面、ご利益にあずかりたいとして首塚に参拝する人も後をたたない。


さて神社では
神社では神様をお祀りしているのは今さら言うまでもありません。ただ神様といま上で挙げたような例とは一体なにがどう違うのかということですね。
幽霊といえば亡くなった人の魂、霊魂が肉体を失った後も、肉体をもっていたときと同じような状態で存在することなんだろうと思います。(とりあえず今はそう仮定する)
上で平将門首塚の例での平将門公や、ほかにも天満宮は菅原道真公を祀る神社ですがこれは菅原道真公の怨念が祟りをおこしたのでそれを鎮めるために神社に祀られたのがはじまりです。
長い年月を経たキツネが九尾のキツネとして妖怪といわれるのと、稲荷神社ではキツネが神の使いとして活躍する。弁財天に蛇だったり、龍神、水神に蛇だったり。
それだけ聞くと違いはあまりわからないように思われるのではないかと感じます。


つづく・・・


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コメント

おばけといわゆる幽霊の相違は別にして、
あの足が無い幽霊は、丸山応挙の絵が最初らしく、
それまでは、日本でも幽霊には足があったようです。
最近では、世の中が厳しいのか、幽霊も手も足も出ないという情報通の話でした。
実際のお岩さんんて、立派な女性だった(かどうかは別として怪談に出てくる女性とはまったく不相応だった)ような人という話です。でも、人間はいったん思い込むと善人も悪人に見えるんでしょうね。皆さんも犯罪者に仕立て上げられないように気をつけましょうね。
(追加)神道や伝統文化を利用して人を利用するため、操作、管理して罠にはめる手段に使う、犯罪すら手段に使う、自称「正義」の人らもいるようですから、皆さんもお気をつけくださいね。

2010/10/21 (Thu) 22:13 | Peter #JyN/eAqk | URL | 編集
Peterさま

そうですね。最初は足があったのに、イメージがつくとその後もずっとそれで統一基準のようなものになりますね。
いったん思い込むともそうですし、立場や見方、時代が変わると善人、悪人のそれが変わるでしょうね。

2010/10/26 (Tue) 21:19 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
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2012/01/08 (Sun) 00:00 | # | | 編集

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