まつり月

1月は睦月(むつき)、2月は如月(きさらぎ)、3月は弥生(やよい)、4月は卯月(うづき)というようにその月にはいろいろ呼び方があります。
10月は神無月(かんなづき)。一般的には日本の神様が出雲に(出雲大社)集まられるのでいなくなる。だから神無月といわれます。日本の神様は大きくわけると伊勢の神宮に代表される天津神、出雲大社に代表される国津神という2つのグループがあります。集まるのは出雲ですから集まっているのは国津神グループの神様です(あくまでも一つの説)。

ほかにも神無月(かんなづき)の「無」は「の」という意味であるという説もあります。雨がふる6月を水無月(みなづき)とよぶのは水の月であるというのと同じです。
まぁいずれにしても神様にかかわっている月ですね。


私にとっては今月は「まつり月」です。
今月に入ってからは3日に1回程のペースでお祭の御奉仕をしています。私のところの神社の秋のお祭りは11月ですので、まだ先なのですが、よその神社の秋祭りのお手伝いをさせてもらっているということです。
うちの神社のお祭りのときにもお手伝いをお願いしますし、お互いに助け合っているんですね。
10日、14日、15日、16日、17日といろいろなところでお祭りの御奉仕をさせてもらっていたのですが、今日17日は今年はじめてお手伝いさせてもらった神社です。


京都の蹴上の日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)というお宮さん。
ひゅうがさんと親しまれています。今日も大勢の人がお祭に参列されていました。

101017CIMG1166.jpg


今年はじめてお手伝いさせてもらいましたが、とってもいいお社です。京都の蹴上ですから京都の街中からすぐですが、静かであり、なんといっても緑が深い。
たたずまいがとても美しい神社でした。わたしこういう佇まい好きです。

101017CIMG1160.jpg

101017CIMG1157.jpg

101017CIMG1165.jpg

101017CIMG1162.jpg

101017CIMG1164.jpg


もし機会があれば一度お参りしてみてはいかがでしょう。
日向大神宮
京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
地下鉄東西線 蹴上(けあげ)駅下車 (1番出口) 徒歩15分

ランキング↓にクリック、ご協力お願いします。

人気ランキングへ1票入れる
”FC2ランキングへ1票入れる

おばけ | Home | 斜塔

コメント

しばらくご無沙汰してたら
髪、短くしたんですね。

2010/10/18 (Mon) 00:08 | zanki #nEx7PFYA | URL | 編集

日向大神宮の佇まい。 わたしも大好きです。
春も秋も 桜に紅葉が素晴らしくて
九条山からすこしだけ山に入った 場所だからか、いつ訪れてもあまり人を見かけないです。隠れた紅葉の名所ではとおもいます。
南禅寺さんとはすぐ近所ですが 紅葉シーズンのあの賑やかな観光客の喧騒から
少し足をのばすだけでまったく静かで落ち着いた山の紅葉を楽しめますね
ところで 武信さんのご本殿の三柱の神様は 出雲にゆかれるグループの神様でしたか?一柱の神様ごとに違うのでしょうか。神様が出雲に出掛けてしまう神無月とは言っても お留守にはならないのでしたね? ちゃんと神社にはいらっしゃるというのが面白いですね

2010/10/18 (Mon) 01:57 | はんのき #- | URL | 編集

睦月,如月,弥生,卯月,皐月,水無月,文月,葉月,長月,神無月,霜月,師走、これを日本人に請われて答えたら、「あなたは右翼ですか?」って聞かれました。えっ? あああぁぁぁぁ。

まだ旧暦では9月ですから、神無月にはなっていませんので、神が無い月と心配には及びません。では旧暦の9月はどうなのかというと、新暦ではもう霜月ですから心配には及びません。論点がずれていても、心配は要りません。神は、人間と違って物理的空間に縛られませんから。

これだけ気候変動があると、農事暦のようなタイプはだいぶ時間的な観点では現代人の感覚と乖離しているでしょうね。
それでもたんたんとひたすらに続いていく日本の風景。

このたびは幣もとりあへず手向け山
もみじの錦 
神のまにまに

いずれ、遠くない将来、「夏過ぎて 冬きに来らし」というような気候になるのかも知れませんけど、
今のところ、紅葉を考えるころになると思い出す歌です。

2010/10/20 (Wed) 07:38 | Peter #JyN/eAqk | URL | 編集

Peterさまのコメントを読んでおもうところありました 月並みな事をいうのですが、今さらながら四季があるというのは素晴らしいことだなぁと。

菅公のこの歌 大好きなんです 彼の感性が。
今までに経験した馴染みの深い景色が見えるからでしょうか ごく身近にある。

この人の感性も 四季があって こんな素朴で 美しくて大胆な歌を詠めたのか とおもいました。
神のまにまに。 四季があいまいになってなくなるのか続いてゆくかは かなりわかりませんが 素直に今年の紅葉が楽しみです

2010/10/20 (Wed) 18:40 | はんのき #- | URL | 編集
zankiさま

えぇ、たしかにいまも短くなっております。ただ以前のプロフィールの写真からすると格段に短いですが、ここ最近(3年くらい)はずっと短いです。一度は自分の髪で髻を結う計画(神主の正装では冠をつけますから)だったのですが、断念して以来ずっと短いです。

2010/10/20 (Wed) 20:51 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
Peterさま

わたしもよく思います。季語には四季がおりこまれており、それは四季の移ろいをとても敏感に感じ取り、それを生活に取り入れてきた先人たちがいたわけですが。
これからはそういう四季の移ろいを感じて、愛でるそれがなくなってしまうのではないかと。
夏がきて、冬がきて、また夏がきて。

2010/10/20 (Wed) 20:54 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
はんのきさま

日向さんはとてもいいお宮ですね。お手伝いによせてもらったときも紅葉の見事な、あまり知られていない名所だとみなさん言っておられました。
当社の御祭神三柱の神様は出雲に行きグループも、お留守番グループも両方です。
まぁ神様の場合は人間のように物質的な体があるわけではないので、出雲に行っておられても神社はお留守にはならないですものね。ドラえもんの四次元ポケットのようなものでしょうか。どことでもつながっている。みたいな。
四季については私日本の感性というか、文化の根底にあるものは四季だと思います。その移ろいを愛でて、敏感に感じ取って、それがいろんなところに表れていると。

2010/10/20 (Wed) 21:01 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

四季が無いといわれる海外の土地で暮らして御覧なさい。
感性がまともなら、季語なんて知らなくても、その土地での季節の移り変わり、空気の匂いというのが感じられます。

天の原 ふりさけみれば 春日なる
三笠の山に いでし月かも

望郷の想いにばかり着目され、
そう解釈されているようですが、
重要なのは「同じ月」だと仲麻呂はきちんと納得していることです。四季が無くてもその土地に季節や自然はあるのです。

2010/10/23 (Sat) 15:49 | Peter #JyN/eAqk | URL | 編集
Peterさま

これは「はんのき」さまのコメントをうけてのレスですね。
四季がないといわれる、というのは季節の移り変わり、そこれこそにおいやら、それらをあまり意識しないということなのでしょうね。

2010/10/26 (Tue) 21:26 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する