人が神になる2

先日からの続きです。さきにhttp://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-776.htmlをよんでもらうとわかりやすいと思います。

先祖供養という言葉は仏教用語ですので、先祖を供養する(先祖を祀る)というものが仏教で行うのが元々であると思っている方が結構多いようです。
まぁ神道や仏教って何?というそもそもそういう感覚の人も多いのであまりピンとこないかもしれませんね。

ただテレビなどで霊能者の方が、
「あなたにいまある不幸を改善するために先祖供養をしなさい」
とおっしゃったりするので、先祖供養という言葉が先行しているのでしょうかね。先祖供養という言葉は結構しられているようです。

先祖とは要するに、自分の親でありおじいさんやおばあさん、ひいじいさんや、そのもっと先の親たちのことです。当たり前ですが。

供養という言葉自体は仏教の用語なのですが、そもそもインドで興った仏教は神や霊の存在を認めるものではないのですよね。だから元々は先祖供養というものはなかったのです。
仏壇で先祖を祀るという形は、日本に入ってきてから、日本で伝統的におこなっていた先祖を敬う、先祖を祀るというそれが土台になって、仏教が日本的に変化していったわけです。
だから先祖を供養、先祖を祀るというのは日本の伝統的な習慣、すなわち神道のまつりであったということなのですが、ここでは別に、仏教が本来だ、神道が本来だといいたいわけではありません。

ただテレビなどでよく聞く先祖供養というもの、ようするに自分たちの親、祖父母、もっとさきの先祖たちを敬い、祀るのは別段、仏教でないといけないわけではないんですね。まぁ神道のものはあまり知られていないのですが。

先祖を祀るというのは、結局なに?ということですが、「祀る」とは辞書には、神霊をあがめ、一定の場所に安置する。上位にすえて尊ぶとあります。神社では神様を祀っているとか、我が家の先祖の霊を祀る、そんな感じですね。
本当にひとことでいうと、今自分がここにいるのは親がいて、その親がいて、さらにその親が・・・と続いていくわけで、そのおかげで今自分がここに存在する、それに感謝を申し上げるということです。


以前、質問というか聞かれたことの中に、人は死んだら仏さんになる、だからお寺でお墓に入る。神社では神さんに祈るのであって、仏さん(自分の先祖)を拝むのとはちょっと違うというのがありました。でも結局は同じなんです。

神道で先祖を祀るときには、記事のタイトルにもしていますように「人は神になる」ということがかかわってきます。日本では、神と人とは本質的には同じものであり、人も神となりえる質を持っている。と考えられてきました。
ですから人間も偉大な功績を残した方、立派な方等は神として祀られます。有名なところでは天満宮では平安時代の学者である菅原道真公を神として祀っています。

それから、特別立派な功績を残した方以外でも私たちも死んだら神となって子孫を見守るということです。私たちのおじいさん、おばあさん、そのまたおじいさん、おばあさん達もそうです。


あともう少しだけつづく・・


おもしろいと思ったら↓ポちっとボタンクリックお願いします。

人気ランキングへ1票入れる
 a_01.gif FC2ランキングへ1票入れる


昨日はFC2は15位。人気ブログ20位。→ 今日の順位
人が神になる3 | Home | 人が神になる

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2010/07/11 (Sun) 10:55 | # | | 編集
Re: 御礼

復活おめでとうございます。ぼちぼちと続けてくださいね。
邪魔になる、迷惑になるなんてことは一切ありませんので、きがねなくどうぞ。
これからもよろしくお願いします。

2010/07/15 (Thu) 20:52 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する