はなのまつり

春は卒業や移転など別れの季節とはよくいわれます。
また入学や入社など出会いの季節ともいわれます。
私はひとつの神社をおまもりしている神主ですから卒業や転勤はないので、別れの季節や出会いの季節ではありません。神主にとって春はお祭りの季節です。春には全国の神社で様々なお祭りがおこなわれています。本来お祭りは行うとは言わずに斎行(さいこう)するといいます。お祭りは神事ですからね。ここでは読みにくいと思いますので行うと言いますが・・
春祭り、夏祭り、秋祭り、いろいろありますが、そもそもお祭りとは人の暮らしと密接に関わりのあるものでした。春は農作業のはじまる季節ですから、春におこなうお祭りの多くはその年の豊作を願うものです。
夏の祭りは、昔は夏は食べ物も腐りやすく衛生上よくない環境でしたので疫病の流行する時期でしたから疫病退散をねがうもの。
秋の祭りは、収穫がすんでからその年の収穫を感謝するもの。
もちろん全てがそうではありませんが。

だからお祭りとは、屋台でりんご飴を食べたり、金魚すくいをする、それがお祭りではないんですね。それらはお祭りの付属なんですね。


というわけで今は春祭りの時期。各地の神社で春祭りがおこなわれています。当神社、武信稲荷神社でも5月9日が春のお祭りです。ウチの神社の春祭りは5月9日だけなので私の春祭りは5月9日・・・と1回だけではありません。
というのは武信稲荷神社の春祭りは5月9日の1回だけですが、私は武信稲荷神社の他にも別の神社の神主も兼任していますからそれらが5回くらい。また普段はその神社の神職さんだけでおつとめされていますが、お祭りのときだけはお手伝いの神職が必要・・という神社もたくさんありますので、そういう神社のお祭りのお手伝い・・・などとしているとこの時期には10回くらい春祭りをしています。
ウチの神社も普段は私だけですがお祭りのときには他の神社からお手伝いに来ていただいています。神社同士でお互いに助け合いです。


今年も4月の中頃からいろいろな神社でお祭りご奉仕させてもらっています。先日はいつもお世話になっている神社へお祭りのお手伝いによせて頂きました。藤花祭というお祭りで昨年も同様にお手伝いをさせていただいて記事にもかいています。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-567.html

藤花祭という名前のとおり藤の花に縁あるお祭りです。お祭りに参加する人は神職も巫女も童女も皆、藤の花を頭にかざります。ということを前回の記事で書いたら、男の人も(私も)頭に藤の花をつけているのですかぁ?
といわれました。これは

100502_SS500_.jpg


たぶんこういう絵を想像されてニヤニヤ( ̄∀ ̄)されたのですが(笑)

私もお祭りご奉仕しますからもちろん藤の花つけています。今年のは白い大きな花だったので揺れると目の前でプラプラとして大変でした。

このお祭りでは藤の花でしたがほかにも花をかざることいろいろあります。
菅原道真公を祀る天満宮さん、道真公が梅をこよなく愛されていたことから天満宮と梅は深い関わりがあります。京都から九州大宰府へ左遷された道真公を追って、梅が一晩にして大宰府の屋敷へ飛んできたという「飛び梅伝説」もあるくらいですからね。
天満宮では梅花祭というお祭りもあり、梅の花や菜の花をあたまにかざります。ほかにも京都三大祭りといわれる「葵祭」では葵の葉を飾りますから。

このようにあたまに花をつけてかざるのは乙女の特権ではないのです・・・
とわけのわからない締めで今日の記事をおわりますm(_ _)m




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コメント

いつもながらの"名司会(名典儀)" 有難うございました。
お陰さまで本当に恙無くご奉仕がかない 安堵しています

9日のご奉仕 申し訳ありません
恙無きご斎行を祈りあげております

それにしても“ふしぎな島のフローネ”懐かしいです
DVDをお持ちとは・・・・




2010/05/03 (Mon) 05:41 | 西院春日 #- | URL | 編集
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2010/05/03 (Mon) 05:47 | # | | 編集

花のまつり、5月はお祭りが多いですね、
今年の藤花祭に初めて参列、見学に行って 思ったことは こんなに古式のままに 厳粛で、典雅なお祭りが あまり知られていない(?)ということです、 一の鳥居前に祭典があるむきを伝える看板もなく、参道も閑散としていたので『ホントに今日なの??』と思いました(・_・;)。 祭典が始まる頃には地元の方々と思われる氏子の皆さんがたくさん集まってきましたが。。
知る人ぞ知る、お祭りなのでしょうか? 氏子崇敬者や地域の方々が集まって 厳粛に しずしずと 斎行される、そんなふうに見えました 春日祭りは御神輿が渡御し、夜店などが多数出るから 賑やかなのですね きっと。春日祭りにも 行きたい!って思いました。 神職、斎女の方々の藤かずら みやびでした 絵巻物の世界ですね

2010/05/04 (Tue) 02:07 | はんのき #- | URL | 編集
西院春日さま

お祭り盛大に斉行されましておめでとうございました。
いえ、もちろんフローネのDVDは私が持っているのではなく、ネットで画像だけを借りています・・
そもそもDVDプレーヤーがありませんし

2010/05/05 (Wed) 18:38 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
はんのきさま

静と動でいうと静のお祭りという感じですね。
厳かで雅というような表現がうまくあう気がしますね。
はんのきさま京都の神社仏閣にお詳しいのでよくご存知だと思いますが、京都のいろんなお祭り、祭典をみてみられると素敵なものものすごくたくさんありますよ。

2010/05/05 (Wed) 18:43 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

ほんとに 機会を得て見にゆきたいです。 お祭りのなまえだけは知っていても (相当数ありますから‥)その殆どを実際に見たことがないと思います。
お祭りに参列しているとき 自然と素直な気持ちになって 深く頭を下げていました。 一般参列者の地元の方々の 気持ちが 同じように思えました 地域の皆さんをお守りしてくださっている神さまに 畏敬と感謝の気持ちを持って 参列されているのがわかりました。 すてきな地域ですね 。日本中どこの町でも 村でも お祭りが続けられて 斎行されることは 同じことで すてきな地域がたくさんあるということなんだなぁ‥ と思いました。 神社の数を想像しながら これってすごいことだって思いました。

2010/05/06 (Thu) 00:41 | はんのき #- | URL | 編集

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