記憶は遺伝するのか2

昨日からのつづきです。今日はじめて読む方は昨日の記事を先に読むと意味がつながります。
さて話を人間の記憶が遺伝するのだろうかと考えるには記憶とはそもそも一体なんなんだろうということを考えてみなければいけないと思います。
で考えてみました。

考えてみましたといっても私は専門家でもなんでもないので特別にすごいことがわかるわけでもなく、適当な想像するだけなのですが・・・


そもそも記憶とは目では確認できない部分のはなしですので、科学的・物理的な説明もできますし、宗教的な説明もできるのだと思いますが、とりあえず科学的な(実際には科学的でもなんでもなく、ただの想像ですが・・)はなしからいきますと、
記憶は脳のはたらきによるものです。形があるわけでもなく、何かの物質が蓄積されているわけでもありません。これよく考えると不思議だなぁと思います。たくさんの情報を収集して知識が増えてきて、脳に記憶されていることが増えてきても、脳の中で記憶したことが何かチップのようなものになって蓄えられていくわけではありません。それでいくと記憶したことが増えるにつれて頭がどんどん大きくなっていきますが、実際はそんなことはありません。でも知識は増えていきます。
記憶される仕組みとしては、見たり聞いたり触れたりした刺激が脳に電気信号として伝わります。脳に信号が伝わるということは伝わるための経路、ネットワークができあがるわけで、その刺激が伝わった経路が記憶ということになります。何のことだかあまりよくわかりませんよね。私もです(笑)

たとえば右手を動かす場合。仕組みとしては脳から右手を動かすという電気信号で命令が出ています。脳から命令の電気信号を伝えるためには電気信号を伝えるための経路が必要です。右手の手首を動かしたいときはこういう経路を電気信号がなれ、右手のひじを動かしたいときはまたちょっと違った別の経路を信号が流れる。といった具合に命令ごとにそれぞれ電気信号が流れる数え切れないほどの経路が存在しています。
記憶もこの経路と同じです。記憶の数だけ電気信号が流れる経路が存在しています。
それぞれの経路を電気信号がながれることで、右手が動くのと同じように記憶が思い出されます。

記憶とは思い出さないときには存在しません。これややこしいですが、記憶するということは元のままのものをしまい込んでいるのではなくて、思い出すときに脳がもう一度おなじものを作り出しているといえます。記憶とは思考しているってことなんですよね。

記録と記憶は似ているようでちょっと違うもので、ビデオで記録したものはいつ再生しても全く同じものです。元のままのものをしまい込んでいます。
記憶は思い出すときによってその都度ちょっとずつ内容が違っています。記憶はそれを思い出すときにその都度新しく作られているものですから、その時の自分の状況や気分などによって違ったものになっていることはよくあります。美化されていたり、別のストーリーに書き変わっていたり。



記憶がビデオで記録したもののように元のものをそのまましまい込んでいるのではなく、その都度自分で新しく作っているということは・・・
ビデオで記録した映像のような、すでにあるものを複数の人間の記憶として共有するのには少し無理があるような気がしますが、記憶はその都度自分で新しく作っているのだとすると、記憶を共有するということもなんとなくありえるのではないかという気にもなってきます。

つづく



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2010/04/20 (Tue) 23:37 | # | | 編集

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