2008.04.03 Thu
春色
境内の桜も一斉に咲き始めています。すぐそばのお寺の桜はもう満開というときでもまだつぼみのままでしたので、他所に比べると咲き始めるのがずいぶんと遅かったのですがもうしっかり咲きました。

それとこの時期恒例の衣替え、神主のつける装束も春色にかえました。萌黄色(もえぎいろ)の狩衣です。

↑このブログを書いている神主本人です。妹ではありませんのでお間違えのないよう(笑)
でそういえば、と思い出してみると・・・
去年も同じことをしていますから、やっぱりありました。似たような記事が。それから写真も。だからこの写真も去年撮ってもらったもので、去年の記事で使わなかった写真です。
英語でもスプリンググリーンという色の表現があるようで同じような感覚でしょう。でなぜ私が日本が飛びぬけて美しいと主張するのかというと、バリエーションが途方もなく豊富だからです。
色の表現の場合は他言語でも多彩だと思いますが。モスグリーン、アースグリーン、チョコブラウン、モカブラウンなどね。色は実際に目で見て違いを認識しますから、他言語もそれにあわせて表現が増えているのだと思います。
日本の場合は実際に目で見えないものに関しても僅かなニュアンスの違いを、微妙に、繊細に表現する言葉が他言語に比べて圧倒的に多いからです。
以前に書いていますが日本には四季があり、季節の変化、様々に移り変わってゆくことがこの微妙な変化を感じ取る繊細さへとつながっているのだと思います。
ただ根底にあるものは目に見えないものもに重きをおく、「精神の文化」だからだと思うのです。
この間頂いていたコメントに欧米との比較という話題がありましたが、すこし比べてみると「結果を重んじる」と「過程を重んじる」とすることができます。(話題がちょっと飛躍しすぎていますが続けます)
たとえばリンク先の桜舞Bakoさんのところでもお見かけすしますが「お遍路」。四国の場合なら弘法大師ゆかりの八十八箇所の霊場を巡るわけで、もともと修行です。でどういうスタイルなのかというと、その名のとおり、巡るわけです。最終的には総本山の高野山が目的地(言い方悪いですが)なのですが、そこに至るまでに八十八箇所を巡るその過程が重要である。
欧米でも同じことはあるでしょう。聖地への巡礼たとえばエルサレムを目指し巡礼の旅をするというものが同じようなものだといえると思います。
もちろん「過程を重んじる」という考え方はこの旅においても当然あります。聖地を目指し旅をするきびしい道のりにおいて信仰(神)を確認するわけですから。
しかし八十八箇所なんてものでなく、ひたすら聖地を目指して進むわけです。聖地にたどり着くことが(目的)修行であると。
そのときのはなしに出たのが日本人は自己主張がへたで、他の人の顔色を見る。物事をはっきり答えない、などというようなイメージがあって、それが悪いこと、恥かしいことだと思っている人が多いのではないかという。
でもこれは過去いわゆる先進国といわれた国々の価値観の目で見たイメージで、それがそのまま植え付けられているだけです。
自己主張がへたで、他人の顔色を見る、物事をはっきり答えない、結果だけを見て悪い言い方をすればこうなるのでしょうが、見方を変えると調和、協調が重要視されているわけで、それは古くは聖徳太子の17条憲法にみることができます。
「和をもって貴しと為す」と。
そして和というものは、馴れ合いや、ただ群れるということでなく
「和して同ぜず」
それぞれの意見が違ってもそれを認めあうことから生まれる関係が和するということです。
結局なんなんだというと、先日の記事と同じで誇りを持て、です。
特にこれからの時代を担う若い世代(もちろん私もそうですが、もっと若い世代にも)に理解してもらいたいですね。でそれを理解してもらうために神主である私が旗を振っていかなければなぁ・・・
と思う今日このごろでした(=^_^;=)ゞ
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こんばんは(*^^*)
赤あげて〜白あげて〜赤さげないで〜白さげない♪
え、旗ふりゲームとちがう?
し、しつれいしましたm(_ _"m)ペコリ
せっかくの真面目なお話を茶化してごめんなさい><
おわびと言ってはなんですが、毎度おなじみポチポチしておきました。
これで表彰台へ、一足飛びだっ!
| なな | 2008/04/03 22:52 | URL | ≫ EDIT