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新年祝詞

12月8日がすぎてもう事納め、そしてあっというまに事始め。明後日です。
13日の事始めより本格的に正月準備がはじまります。


先日、新年の御祈祷を年が明ける前に受けるということはいけないことでしょうか?という質問がありました。
御祈祷ということについては過去記事にしていますがhttp://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-107.html
一言で表現すると、神前で祈ること。
まぁ祈るといっても、なにか特別な願いを祈る、感謝の意をつたえる、神様にご挨拶する、などいろいろあると思います。その内容を祝詞を奏上して神様にお伝えする。ということでしょうか。


それで新年の御祈祷というと、
「昨年もおかげさまで年を越すことができました。今年一年間もよろしくお願いいたします。」とご挨拶するものです
だからこれを年末にすることはできない。
そのかわり、年末に行うならば、
「今年も残りわずかですが、ここまでおかげさまで無事にすごせました。来年一年間もまたなにとぞよろしくお願いいたします。」と暮れのご挨拶を申し上げる。
こうなると思います。だから年末に今年一年の感謝を申し上げる御祈祷を受けられるのが良いですと申し上げました。


だから祝詞の内容は、病気が治るようにと祈るとき、受験に合格できましたありがとうございますと感謝するとき、一年のはじまりの正月に今年もよろしくお願いしますとご挨拶するときと、それぞれもちろん違います。もちろん祈願の内容はいろいろですから御祈祷の祝詞はそれぞれ作文するわけです。


その後宝來りょうさまが、「天地一切清浄祓」の祝詞が好きだというコメントくださっていました。なのでちょっと今日は祝詞についてです。
長い前置き・・・


新年の御祈祷というはなしが出ていましたので新年の祈祷祝詞
これは先々代宮司(平たくいうと私のおじいちゃん)のつくったものを参考にして私が始めて自分でかいた祝詞です。
(読みやすいように平仮名と通常漢字使用編)

掛巻も畏き武信稲荷神社の大前に恐み恐みも白さく
新玉の年立ち返る今日の生日の足日の朝日の豊栄昇りに 仲尾宗泰が礼代の幣帛捧持ちて御祝の寿詞稱辞竟奉らくを平らけく安らけく聞こし食して
天下安く國内穏に仲尾が生業愈々賑び栄え身健やかに心安く家内豊に子孫の八十連続五十橿八桑枝の如く立栄えて新世の御栄を仰奉らしめ給えと恐み恐みも白す



次のこれは宝來様がおっしゃっていた「天地一切清浄祓」我々(私)は普通では使いませんが。
(もちろん私がつくったのもではありません)

天清浄地清浄内外清浄 六根清浄 天清浄とは天神八百万を清め奉る
地清浄とは地祇八百万を清め奉る 内外清浄とは家内一切守護神を清め奉る
六根清浄とは其身其体を清め奉る 極て汚も滞りなければ穢事は在じ 内外の垣清浄と白す


祝詞には種類があると思います。
一つはそのときどきの祭り、祈祷でつくる祝詞。
もう一つは古くから伝わる、いわゆる呪文のような祝詞。
元来言霊とはそういったものですけどねぇ。


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| 神社のはなし | 23:10 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

神主様の澄んだお声が、どこからか
聞こえて来るようです^^
何故かしらとても清々しい、また凛としたお姿を
思い出しました♪

| yume | 2007/12/12 19:31 | URL | ≫ EDIT

ゆめさま

こんばんは。
ありがとうございます。御所でも天使の歌声をお聞きになれたし最近は声に縁がある?
ところで以外と私の声はとおる声のようです。最近よくいわれるようになりました。でもノドが弱いようです・・・話続けて1時間くらいで声がかれてきます↓

| 神主 | 2007/12/12 23:11 | URL | ≫ EDIT

いえいえ、
三条商店会で夏にお話された時は
やはり、声もよく通っておられて、
話も実にわかりやすく、聞き手をグイグイ
引き込まれるって言うか・・・
母が感激して、流石やね〜〜っと話しておりました。
いつも神様にお話されておられるからでしょうか?

声に関係あると言えば、昨日は久しぶりのカラオケで
すっかり 時代をワープしちゃいました^^

ちょっと質問してもいいですか?

神主様はカラオケ、とかには、行かれますか?
お仕事柄、やっぱり規制みたいなものがあって、
そういうところは無理なんでしょうか?
(おかしなこと、お聞きして ごめんなさい。)

| yume | 2007/12/13 11:34 | URL | ≫ EDIT

毎年、新年の祝詞の文章はちょっとずつアレンジされているんでしょうか?

| こた | 2007/12/13 22:34 | URL | ≫ EDIT

ゆめさま

こんばんは。
そんな・・・グイグイ引き込めるようになれればたいしたものですが私はまだまだ・・・

カラオケですか。特に規制はありませんよ。ただ私はあまり行く機会がないので行きませんが。

| 神主 | 2007/12/14 23:14 | URL | ≫ EDIT

こたさま

こんばんは。
年賀状の文面のようなもので、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。というような部分は普通はそれほど変えようがないのですが、場合によっては、毎年というかそのつど変わります。例えば今年子供が受験ですとか、親が入院しましたとか。

| 神主 | 2007/12/14 23:19 | URL | ≫ EDIT

今頃ですいません。

すいません。
宝來のいった「天地一切清浄祓」を記事にしてくださっていたのですね。
まとめ読みをさせていただいていて気づきました。
本当にすいません。

神主様は去年「天地一切清浄祓なんてマニアなもの、よく知ってるね」とおっしゃっていましたが。
どこからということにお答えすると。
十種神宝 → 籠神社 → いろんな祝詞
だったような気がします。
宝來が暗記したものと、神主様のところのは少し違うようですね。

天清浄 地清浄 内外清浄 六根清浄と 祓給う
天清浄とは 天の七曜九曜 二十八宿を清め
地清浄とは 地の神三十六神を 清め
内外清浄とは 家内三寳大荒神を 清め
六根清浄とは 其身其體の穢れを
祓給 清め給ふ事の由を 八百万の神等 諸共に
小男鹿の 八の御耳を 振立て聞し食と申す

というものだったと思います。
やっぱり、申し上げる神様によって違うのかなと考えたりしました。

| 宝來りょう | 2008/01/05 22:01 | URL | ≫ EDIT

宝來りょうさま

こんばんは。
祝詞は奏上する神主によって違うこともありますし、固定的な祝詞でも確かに神様によって違うこともありますね。神社神道や教派神道などでも違いますしね。

籠神社ですか。私の後輩が御奉仕しています。

| 神主 | 2008/01/07 22:55 | URL | ≫ EDIT















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