2007.12.02 Sun
ピュアピュア後
その方は毎月はじめに御祈祷をうけると神様にまもってもらえるんです。とそれから毎月はじめに御祈祷をうけられるようになり、毎日朝昼夕とおまいりされているので、まぁいろいろとお話するようになりました。
で ひょんなことからいろいろな相談などをされるようになりました。
内容は様々です。
宗教観についてとか
神様ってなに?とか
神社へお参りする順番はありますか?とか
そんなことからはじまって、次第にエスカレートしてゆきました
電話がかかってきて、なにかと思うと
「もしもし、僕は中日ドラゴンズのファンです。優勝できるように応援したいと思います」
「それでは失礼します」
ガチャン
とか
「僕の家の近くにお米屋さんが2軒あります。どちらで買えばいいですか」
「どっちでもいいですか?」
とか
ひどいときには1日10回以上電話がかかってきたこともあったと思います。まるでテレビドラマなどでみる借金の取立ての光景のようです。
まぁひとり暮らしなので話をしたのだろうと思い、時間のあるときはなるべく聞いてあげるようにしていましたが、さすがに一日中それが続くと電話の度に仕事が中断するので電話禁止令を出したのです。
電話は1日1回だけ。近くなのだから不精せずに自分の足でここまでやってきなさい。それで私の手が空いてそうなら話してください。と
それでもしばらく経つと1日に数回のときもありましたが。
「無駄遣いをしてしまったのでお金がなくなってしまいました。次お金が入るまであとカップラーメンが5つしかありません。だからお金を貸してください」と
ストレートですね。言葉も行動も。ほかにも都合の悪いことをごまかそうとするときもわかりやすいごまかし方されます(すぐにわかります)。ストレートです。
普通はこういう場合は基本的には貸しません。ほかにも似たようなことを言ってお金を貸してほしいという方が結構きます(まぁ貸すというよりも・・ですが。今まで返ってきたことほとんどありませんので)。それらすべてに対応できる余裕があればいいんですが、実際はそんなことできませんし、キリがないんです。
まぁ今回はすぐ近くに住んでいる人で毎日おまいりしている人で・・といういつもと違うめずらしい場合です。
神社では日供(にっく)といい毎日神様に食事をお供えします。このお供えしたものを後は「おさがり」として人間がいただくのですが、お祭りのときなど参拝者におさがりがふるまわれることありますね。
お金を渡して無駄遣いしてしまうと困るので少量のお金と、この「おさがり」をお渡ししました。
それで話を聞くと以前から無駄遣いをしているようなので、
家計簿のススメとか、
収入と支出のバランスを考えてご利用は計画的にとか
そんなことを話しました。
そんなことを言っていたら後日、その方から提案がありました。
「宮司さんは僕の親代わりみたいなものだから、一ヶ月にもらうお金を全部あずけますので、僕にお小遣いのように貰えませんか?」
・・・その方は50代の半ば。その人の親って・・・一体ワシャ幾つだ
しかし、その方にとっては悪い提案ではないとは思います。無駄使いできませんしね。でもちょっと私のリスクが大きいです。一歩間違うと問題になるように思うので。
どうしてもというならしないではないですが、できれば避けたいなぁ。が本音でしたが。
さて2〜3日前にちょっと体調がすぐれない日があり朝の掃除をしなかったときがありました。たいしたことはないので掃除をしなかただけで普通に仕事はしていましたが。
しばらくしてその方から電話がありました。出たのは私ではありません。
「今日は宮司さん朝のお掃除してないんですか?」
「えぇ。ちょっと体調が悪かったので、横になっていたようです」
そんな会話があったようです。
その後しばらくして境内を見ると掃除してないのに妙にキレイになっています。
・・その方が掃除してくださっていました。
「宮司さんが倒れたと聞いたので。僕ができることを代わってあげようとおもって」と
いや・・そんなたいしたことではなかったのですが・・・もう普通に仕事していますし。
普段あまりほうきを持たないだろうから、その方の掃除する動きはぎこちないですが。
しかし嬉しかったです。
暖かさを感じました。ストレートな行動で。
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| ひとりごと | 18:32 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

親代わり?
複雑な気分ですね、これは。お年を聴いてううんと唸り、掃除を代わって行ったと聞いて、ふーんと頷き。でも基本的に素直な方なのでしょうね。
| 阿修羅王 | 2007/12/02 19:40 | URL | ≫ EDIT