昔は歳を数えるのは全て数え年でした。私は50歳ですと言えば数え年のことでしたが、最近は満年齢を使いますので、満40歳です。とか、数えで50歳ですとわざわざ言います。
古くから年齢の数え方は数え年でしたので神社では大抵数え年です。厄年や七五三なんかですね。
そもそも若い世代の方は数え年というものを知っているのでしょうか??(私もエラそうに言える歳ではありませんが)
数え年(かぞえどし)とは年齢の数え方のひとつで、日本や中国など東アジアの国々で古来より使われていました。
まず生まれたらその時点で1歳です。
そしてその次の年の1月1日元旦に2歳になります。あとは毎年1月1日に1歳づつ年をとってゆきます。
生まれる(1歳)→元旦(2歳)→翌年元旦(3歳)
極端なはなしでは、12月31日生まれの人は、生まれた時に1歳、翌日の1月1日には2歳、と二日で2歳になるという、小学校を卒業してそのまま大学に入学してしまう超天才児のような子供なのです。
現代では満年齢が普通は使われます。
生まれたときは0歳、次の誕生日が来て1歳になるということですので、数え年と満年齢とでは1歳以上の差があります。
表にして考えるとすぐにわかりますが、自分の誕生日がくるまでは満年齢は数え年より2歳すくなく、誕生日が過ぎたあとは1歳すくないということになります。
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私は満年齢を普通に使っていましたが、神主としては、先ほども話しにでた七五三や厄年など数え年と接することが多いので数え年は身近なものです。
年齢ですが女性は割りと年齢には敏感ですが、男性は年齢には無頓着です(私だけですか?)。
で満年齢だの数え年だの、さらに年齢を言うときに今年で25歳です。とか今年30歳です。などという言い方もするので、自分が今一体何歳なのかわからなくなるときがあります。
特に30歳を過ぎたあたりでよく間違えるようになりました。
というより年齢のこと以外にも記憶喪失が起こるようになったのですが・・・
(過去記事記憶喪失参照)
それが先日の新聞記事の話です。
昨年(平成18年)に新聞に当神社とエノキの記事が掲載されました。そのときに私の名前が出ていました。宮司の仲尾宗泰さん(33歳)と。
でその記事を私の高校の同級生が見て訪ねてきてれたのですが、そのとき新聞記事の話がでました。
「高校のとき同級生やったのに、今はなんで年上なん?もしかしてダブッてたの?」
どうやら自分の歳を間違えて取材の新聞記者さんに伝えたようです・・・
その同級生には、自分の歳を間違えてると言うのもなんなので
「イヤ、ほら、神社では数え年でいうから・・」と言葉をにごしておきました
で今年(平成19年)の先日の新聞記事でも同じような記事が掲載されて私の名前が出ていました。宮司の仲尾宗泰さん(33歳)と。
それを見て今度はご近所さんも「去年の記事も同じ歳でしたね」と
「イヤ、ほら、神社では数え年で・・・」
「数え年でも歳は増えていきますよ・・・」
女性アイドルが何回も成人式を迎えるように
デビューの時から5年後には若返っているように
どうやら私も歳をとったり若返ったりするようです・・・
私も実際の年齢はいくつなんだろう(笑)
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