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恋文

「恋文 (こいぶみ)」
恋心を書き送る手紙。ラブレター。艶書(えんしよ)。懸想文(けそうぶみ)。いろぶみ。
経験ありますか?私は・・・

まずなぜこの話になるのかの前置きからはじめます。
先日よく拝見するブログで方言についての記事がありました。
自分の生まれたところの方言を普段から使っているつもりだが実はあまり知らないことに気がつき愕然とした。知らない方言はしばらくすると消えてゆくのだろう。そうやって知らず知らずのうちに消えてゆくものの存在を思うと複雑な心もちになる。・・・と。

これをみていろいろと感じるところはありました。
まず言葉というものは生き物であるので、その時代により刻一刻と変化をしていくものだ。だから言葉が変化してゆくこと自体は当然のことであり、悪いことではない。
女子高生たちが使っているような言葉(女子高生に偏見をもっているわけではないですよ。現代の最先端の言葉というような意味です)は刺激的すぎて、私を含めたおぢさん達にはわからないことも多々あるかと思いますが(笑)
そもそも女子高生言葉が・・・うんぬん言うこと自体がアレかな?(笑)
たしか現役の中高校生の方々も、結構このブログを見てくださっているので、「最先端言葉」の紹介なんかがあればおもしろいですが・・・会話でないと成り立たないか・・・

話をもどします。
平安時代の言葉のうちで、普段からよく使われるものなんかが少しづつ変わりながら鎌倉時代、室町時代、江戸時代、現代へと続いていっているのでしょう。
平安時代の言葉なんかは、現代に生きる我々からみると、どれも古〜い昔々の言葉で同じだと思っていますが、その中には実は当時の最先端の言葉(女子高生言葉)なんかが混じっているんだと思います。

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日本語は世界中の言語のなかでもっとも美しいもののひとつに数えられると思います。日本語のもつ表現の繊細さ優雅さは他に類を見ないものであると感じます。
これは日本には、四季がありその季節の移ろいを感じ取り、微妙な変化をとらえるため。このことは日本人の心の原点であるというようなことを以前の記事(日本のこころシリーズ)では書いていますが、今回それは置いておいて、言語についてです。

日本語の美しさはその表現の繊細さ、多彩な言い回しにあると思います。日本語では数種類の言い回しがある場合でも、外国語に訳するとすべて同じになるということもよくあります。
例えば、お正月ということを表現するときでも、「正月」、「初春」、「新春」、「新年」、たぶんまだまだあるでしょう。これを英語にすると「The New Year」かな。私は英語を全く知りませんのでもしかしたら、「正月」、「初春」、「新春」、「新年」に対応する適切な訳があるのかもしれませんが・・・

いずれにしても日本語の表現の豊かさは他の言語に比べて格段に多いわけです。なかでも季節にかかわる表現は限りなくあります。
手紙では書き出しに季節の挨拶がありますが、今の季節であれば、初秋の候、仲秋の候、寒露の候、紅葉の季節、秋冷心地よい季節、などなど無限にできあがるのでしょうね。

また言い回しが少し変わるだけで、受け取る印象がガラッと変わるのも日本語の奥深さです。俳句、和歌、などでは同じ意味の言葉でもわずか2、3文字のいいまわしひとつで出来ばえが変わるようです。歌の先生などはその数文字を直されるのですが。
先ほどの英語と同じで私は無知ですのでよくわかりません。なので実際にやってみると、
「幼な吾子 はじめてプールに入りた夜 大の字になり 安らかにねる」
「幼な吾子 はじめてプールに入りた夜 大の字になり 寝息たており」

確かにだいぶ違うと思いますね。


結局何が言いたいかというと、日本語はこの微妙な繊細な表現ゆえに文字の、文語の、要するに手紙です。
外国の方がすべてそうではないですが、異性へのアプローチが積極的で直接言葉で伝えるのに対して、日本はラブレターなのです。

「It’s 恋文」

「恋文 (こいぶみ)」
恋心を書き送る手紙。ラブレター。艶書(えんしよ)。懸想文(けそうぶみ)。いろぶみ。

つづく・・・
明日は私の恋文を例に、「日本人と恋文」についてです


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| その他のはなし | 18:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

言われて納得

こんばんは。
何やらとても甘酸っぱいタイトルの記事に、並々ならぬ興味を惹かれてしまいました。
なるほど。他国の言葉と日本のそれを比較してみると、その多彩さは実に明々白々ですね。
私達は色々な表現方法を持っている上に、文字にすると‘漢字’‘ひらがな’‘カタカナ’と、更に広がったバリエーションで、言葉を堪能出来るのですから、とても贅沢なことのように思います。
「恋」という言葉も、「こひ」と表記を改めるだけで、また一味違った、それこそ艶っぽいニュアンスを感じさせられます。
最後の予告文の実行も含めて、明日の記事を楽しみにしております(笑)

| 荻野 | 2007/09/30 22:40 | URL | ≫ EDIT

え、神主さまの恋文を例に?
それは、必読ですねっ!
↑なぜかテンションたか
壁┃*ノノ) キャーハズカシ

| なな | 2007/10/01 01:50 | URL | ≫ EDIT

荻野さま

こんにちは。
‘漢字’‘ひらがな’‘カタカナ’全然違いますね。
「恋」と「こひ」も、アラほんと。ちがいますね。

予告文実行しました。楽しみにしてもらえるほどの内容になるかどうか・・・
ご覧ください

| 神主 | 2007/10/02 18:47 | URL | ≫ EDIT

ななさま

こんにちは。
続編UPしました。みてみてください。
ってそんなハイテンションでのぞまれると・・・

壁┃*ノノ) キャーハズカシ

| 神主 | 2007/10/02 18:49 | URL | ≫ EDIT















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