父の足跡

ここ最近、時間が空くと整理をしています。
父の置き土産の膨大なお荷物 資料です。20畳ほどの部屋を完全に埋め尽くすほどです(もちろん頭の高さまで積み上げて)。で内容はなんでもござれ。
本、新聞の切り抜き、壺や皿のたぐいの陶器、展覧会などのポスター、民芸品、人形、漆器、自分が書いた原稿・・・

へぇ~っというものから、なぜこれを・・・というものもできてます

まず古書がでてきました。
明治前の神道書なんかも出てきました。それから江戸期の暦、印刷ではないので年代はわかりませんが、秘伝推命なんていうものも。
このあたりのものは、父の先生であった別の神主の方から譲り受けたものだと思います。父は本当にこれを全て読んだのだろうか・・・私はいったいいつになればコレだけのものを読破できるのだろう・・・想像ができない

百貨辞典の類、書道全集、詩集、漢文集・・・本棚に並べてインテリアとしてどうだろう


それから一面すべて、「アポロ11号月面着陸」という記事の新聞がでてきました。1969年ですから38年間封筒にはいって引き出しの中で眠っていたようです。
ほかにも同じ年代の新聞が1週間分くらいありました。


戦争中の紙芝居が出てきました。なぜ戦争中のものかわかるかというと、はなしの内容が・・・戦争中のものでした・・


昭和30年代の週刊誌なんかもありました。ほかにも現在でもまだある女性自身、週刊大衆、週刊ポストなどなど。今ではベテランの俳優さんや歌手の方たち(たとえば三國連太郎さんや加山雄三さんクラス)が新人として出ていたり。その都度タイムスリップしています。

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まだまだいろいろなものがありますが、とにかく
1、私がすぐに使うもの、すぐに勉強したほうがいいもの
2、いずれ勉強したほうがいいもの
3、いらないもの
にわけることにしました。

分ける作業をしていて、「あれ?」気がつきました。

この本は、この間私が買った本と同じ内容じゃないか?
これも、その前に読んだものと同じようなものじゃないか?

神社、神道、宗教に関するもの、歴史文化関するもの、ほかにもちょっと異質なものではフロイトやユングなど精神心理学のようなものまで、同じだ。
こうやって自分がいま進んでいる道で、父の足跡を見つけて
「あぁ!同じ道を歩いていいるんだな」って感じます


父が自分で書いた原稿や思いついたことのメモ書きなどもありました。
それから古い写真、私の小さいときの写真なども。
歳ととると涙腺がゆるもとよく聞きますが、なぜだか涙ぐみました。なぜだろう。

そんな中から出てきたのが、私が小さいころに父が詠んだ歌

「飼い犬の 名を覚えたる 幼子は 動物をみな はっちゃんと呼ぶ」



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うりふたつ | Home | むねやす神主の事件簿2

コメント

おばんです

 さすがすごい質と量ですね!
 思い出の品々、神主さまのお宝ですね・・・

 それ以外は鑑定団に出品しましょう!(笑)

>「飼い犬の 名を覚えたる 幼子は 動物をみな はっちゃんと呼ぶ」

 ちなみに我家の猫は「はちみつ」という名で「はっち」と呼んでおります(笑)。

2007/09/26 (Wed) 22:58 | はちみつ #- | URL | 編集
うりふたつ

親にだけは似たくない、と言っても親から出てくれば仕方のないことなのですが、最近ちょっとした所に親の影を見ると、自分も年を取ったのだなと思います。
それがまた嫌なところだったりするんですね、何故か。
しかしそこは神社、出てくるものがすごい・・・

お父様の神主さんへの暖かいほとばしるような愛情が見えました。

2007/09/26 (Wed) 23:12 | 阿修羅王 #QmhNi1cU | URL | 編集
はじめまして

お父様の穏やかな愛情を感じる歌ですね
これは涙出ますわ
私は急に色々な事が起こって(起こしてかも)精神的に不安定になってブログを始めました
ブログの最初の頃に書いたのですが神社の力はあの厳かな雰囲気は何なんでしょうか
わからないのですが励まされる気持ちになるんです。
ここいつもこそっと読んでいます

2007/09/26 (Wed) 23:30 | ムギコ #JnoDGgPo | URL | 編集

親子ですね~v-238

同じ足跡。

理解できるって嬉しいですね。

2007/09/27 (Thu) 00:46 | びぃナス #- | URL | 編集
お宝ですね

多分 いらないものは無いと思いますよ。
それは神主さまの歴史でもありルーツですから・・・
短歌 愛情の感じられる良いお歌です。
猫も余所の犬も「はっちゃん」だったのでしょう。
幼き日の神主さまの可愛い様子が目に浮かびます。

2007/09/27 (Thu) 11:25 | Bako #1jhbtX.k | URL | 編集
初めまして。

 御社に関する文章を、先日刊行されました「怖いこわい京都、教えます」(入江敦彦著、新潮社)にて読みました。
 文章は入江敦彦特有の意地悪でいて愛情の込められているような…、いつもの文章でしたが。
 しかし御社の公式ホームページ及び当ブログを拝見し、武信稲荷神社様そして神主様に、(アイロニカルな入江氏の文章とは全く違った)清新な印象を受取らせて頂きました。

 近く参詣させて頂きたく存じます。

 上記の著書においては、著者曰く「怖い京都」八十八話が取上げられていますが、本来静謐に佇んでいるべき場所がメジャー出版社刊行の著書に掲載され、興味本意な読者に荒らされないかとの危惧の念を持ちます。

 聖地あるいは畏怖をたたえる地は、聖地のままでまた畏怖をたたえる地のままで在って欲しい、それを敬える人にのみ訪れて欲しいと、非常な偏見かも知れませんが感じます。   

2007/09/27 (Thu) 19:28 | waka #aEmTB4nk | URL | 編集
神主さま

「はっちゃん」

口に出して小さくつぶやいてみると涙がこぼれそうになります。
まだ幼かった神主様のあどけない様子を後ろからやさしいまなざしで見守っていらっしゃるお父様の空気のようなものを感じます。

いい歌をきかせていただいてありがとうございました。

2007/09/27 (Thu) 22:59 | 紫 #- | URL | 編集
はじめまして

お父様の歌が、とてもじんわりきました。
いい歌ですね・・・

2007/09/28 (Fri) 13:25 | こた #- | URL | 編集
はちみつさま

こんにちは。
「はちみつ」で「はっち」。うちのイヌは「ハチ」で「はっちゃん」でした。

鑑定団に出してもほとんど値打ちがつかないものばかりなんですけどね(笑)
勉強できるものは勉強してちゃんとお宝となるように自分ものにしないと・・・と思っています

2007/09/28 (Fri) 18:04 | 神主 #- | URL | 編集
阿修羅王さま

こんにちは。
よその親子をみると、いやぁ~親子だなぁ。よく似ている。と思うことは多々あるのですが、自分自身の場合は全くわからないです。ただ、周りの方々は見るたびに「お父さんとそっくり」とおっしゃいますが・・・
古い、昔の神主さんから譲り受けたような大事なものから、父の個人的な趣味で収集したようなものまで、ごちゃ混ぜですから骨が折れます・・・

2007/09/28 (Fri) 18:08 | 神主 #- | URL | 編集
ムギコさま

はじめまして。書き込みありがとうございます。
神社の力、厳かな雰囲気・・・励まされる気持ちになるとありますが、
神社とは何かというと、神が鎮まる場所です。厳かな雰囲気というと最近ではパワースポットというような言われ方もしますね。
神の鎮まる場所ということ、それにその場所で人々が祈る、念じることによりその場所はどんどんと「気」、「念」が高まる場所となってゆきます。
人々の神様にたいする「ありがとうございました」という感謝の心。
「これからもよろしくお願いします」というような願いの気持ち。そういったものが満ちている場所ですから、その場にいるだけで励まされる気持ちになるのではないですしょうか?もちろん神のすぐお近くだからなのですが。
長くなってしまいますので、ムギコさまのブログを拝見してからまたレスします。
今後もよろしくお願いいたします。

2007/09/28 (Fri) 18:18 | 神主 #- | URL | 編集
びぃナスさま

こんばんは。
そうですね。同じ道を先に進んだ父。実はいま同じ道を歩いていると途中、ところどころに足跡をいろいろ見つけることができます。
足跡を見つけるということは、自分がそこまで進んだということで。父も同じように歩いていたということで・・・

2007/09/28 (Fri) 22:34 | 神主 #- | URL | 編集
Bakoさま

こんばんは。
歴史でもあり、ルーツでもあるものも多数あるのですが、父の個人的な趣味のものもかなりたくさんありまして・・・例えばぽち袋(お年玉を入れる袋)をコレクションしていたり・・・これはいらないです私は(笑)(結構な場所とるんですよね、こういうのって)

えぇ。猫も、よその犬も、はっちゃんでした。さらに当時描いた絵も出てきたのですが、「おじいちゃん」の顔と「はっちゃん」の顔も同じでした(笑)

2007/09/28 (Fri) 22:41 | 神主 #- | URL | 編集
wakaさま

はじめまして。書き込みありがとうございます。
「怖いこわい京都、教えます」(入江敦彦著、新潮社)私は見たことがありませんので、どのように紹介されているのか早速読んでみたいと思います。
入江敦彦氏と親しい方から、氏は当社のことを好んで下さっており何度も何度も参拝なさっているということを以前聞いたことがあります。

確かにアニメなどの舞台となった神社では参拝ではない人たちが押し寄せて、混乱する例があるようですね。
まだ本を読んでいませんのでわかりませんが、当神社にお越しになった方には必ず参拝をして、神を感じて帰っていただきたいものです。

2007/09/28 (Fri) 22:54 | 神主 #- | URL | 編集
紫さま

こんばんは。
この歌でいろんなことが思い出され、感じました。
紫さまが感じたことと、私が感じたものもおそらく同だと思います。
そしてこのときもそうですし、私が成長してからも、神主になってからも見守って、導いてくれていたのだと、感謝しの気持ちでいっぱいになりました。

2007/09/28 (Fri) 22:59 | 神主 #- | URL | 編集
こたさま

はじめまして。訪問、書き込みどうもありがとうございます。
生きているあいだは、それほど話をするわけでもなかったのですが、亡くなってから、こういうものを見つけると、目だって指導や守ってくれていたわけではないが、ずっと見守って、導いてくれていたのだと感じます。

こただま、どうぞまたお越しください。これからもよろしくお願いいたします。

2007/09/28 (Fri) 23:02 | 神主 #- | URL | 編集
神主様

レスを読んで「なるほど」と思いました
神が鎮まる場所なんですね
空気がひんやりしていて落ち着く香りがして…
そう感じられる年齢になったんだと思います
若い頃はこんなことを考えもしなかった
色々な経験をしてこういうことにも気が付くのですね
ぁ 私のブログは「邪念の塊のようなもの」なので恥ずかしい限りです

2007/09/29 (Sat) 01:27 | ムギコ #JnoDGgPo | URL | 編集
ムギコさま

こんばんは。たしかそのへんを過去の記事で書いている気がするのですが、どの記事かが思い出せません。また思い出したら先日のこととあわせて書きますね。
「邪念の塊」・・・(笑)では心して拝見させていただきます(笑)

2007/09/29 (Sat) 22:59 | 神主 #- | URL | 編集

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