能の世界 リターンズ

先日、能を見てまいりました。
京都の岡崎にある京都観世会館でおこなわれた秋の梅若能です。
前回の記事でも能については触れていますが、前回の記事を自分で読み直さずに書きますので重複しているところがあるかもしれませんがご容赦ください。

能というのは日本の代表的な伝統芸能であり、世界で日本の芸能は?と聞けば『能』と『歌舞伎』と答えが返ってくると思います。(世界無形遺産、重要無形文化財)
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内容は「舞い(まい)」、「謡い(うたい)」、「囃子(はやし)」からなる音楽演劇です。(ミュージカル) 

「囃子(はやし)」は、笛、鼓、太鼓、などの楽器による演奏のこと
「謡い(うたい)」は、コーラスで、物語の説明、人物の心情の表現など多彩
「舞い(まい)」は、囃子・謡いを背に、能面というお面をつけて舞う


今回、見たものは「梅若能」と書いていますが、能には流派が五流派あります。(厳密にいうと一言で五流派というわけではないようですが、今は流しておきます)
・観世流
・宝生流
・金春流
・金剛流
・喜多流
という五流派で、「梅若能」というとその最大流派の観世流の代表的な演者の、梅若家が行う能ということです。

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梅若家というと、文明3年(1481年)16歳の梅津景久という方が、後土御門天皇によばれ「芦刈」を舞い、「若いのによく舞ったと」若の字を賜り名を梅若となりました。織田信長は梅若大夫を後援し、豊臣秀吉が梅若大夫を観世座のツレ家としたので、以後梅若家は観世座の一員として活動しました。
(梅若家説明より)


さて、今回見た能(タイトル)は「松風」という曲です。
昔から「熊野に松風米の飯」といわれるほどの、名曲中の名曲。
「熊野」、「松風」この2曲は米の飯と同じだ。何度見ても飽きるこはなく、噛む程に味がでるとの意味。

あらすじ
旅の僧が、須磨の浦で短冊の付いた松を見つけた。近くの者になにかと尋ねると、ここに流罪になっていた中納言行平(在原業平の兄)の愛人、松風・村雨姉妹の跡だという。
それを知って弔っていると日が暮れたため、側の海女の塩屋で宿を借りようとする。
二人の若い海女が汐を汲み、車に乗せて帰って来た。二人は宿を一旦は断ったものの、僧と知って泊める。
松風・村雨の姉妹のことに話に涙する姉妹に不審する僧に、二人はその幽霊であると明かし、中納言行平への思慕をつらづらと訴え、はては形見の衣を纏って松を巡って狂い舞う。
そして弔いを頼み消え失せる二人、僧が目を覚ますと、既に夜が明けていて、松風の音が残っているだけであった。

感想は明日
つづく

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コメント

おはようございます。
台風上陸通過も無事何事もなく過ぎ去ってゆきました。

能はNHK教育TVでチラっと観る程度です…
なかなか観る機会がないというか…意識が向かないというか…
内容は濃いぃ~んですね。
ミュージカルと言われれば親しみやすいですね!

2007/09/10 (Mon) 10:36 | 青森かずき #- | URL | 編集
青森かずきさま

こんばんは。
台風、何事もなく無事でなによりでしたね。
そうですね。内容はかなり深いですね。人の心の内側を描いたもの多いです。
でもそういう内容の濃いものは深い芸術の世界では多いですよね。

2007/09/10 (Mon) 21:27 | 神主 #- | URL | 編集

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