伝統色

神主のユニフォームといえば普段は白衣・袴と、祭典のときに着装する装束です。
装束は祭典の種類によって使い分けがあるので、結構種類がたくさんあります。

もっとも重要な祭典のときに着用する装束は正服(せいふく)といいます。「衣冠(いかん)」というもので、袍(ほう)という着物に冠(かんむり)を着けます。神主の位によって色が違います。
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その次に重要な祭典のときには「斎服(さいふく)」を使います。正服と同じ袍に冠ですが、色が白になります。

日常の祭典のときには「狩衣(かりぎぬ)」を着用します。毎日の御祭り、御祈祷などは狩衣です。
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白一色の狩衣は「浄衣(じょうえ)」と呼びます。
ほかにも格衣(かくえ)、明衣(みょうえ)、水干(すいかん)など様々なものがあります。

というように装束は本当にたくさんありますので、タンスの中にはいろいろな装束がはいっています。しかしそれを全て頻繁に着ているわけではありません。正服は1年に1回だけとか、特別な祭典のときにしか着用しないものもありますからそういうものは3年に1回着るかどうか、などそういうものもあります。
そんなわけですから、タンスの中にしまいっぱなしでは虫にくわれたり、カビが生えたりしてしまいますので、虫干しをしなければいけません。なのですが、ついつち忘れてしあいます。前回タンスからだしてからもう3年以上経過したものもあると思いますが、先日タンスから普段使う事のない装束を出してきて虫干ししました。


出してくると、あれ?こんな装束あったっけ?というようなものも出てきます。
というのも、装束はすべて父が揃えているもので、私が自分で購入したものはひとつもありません。なので見たことない装束もあったりします。


それで先日タンスから出してきたなかに、「縹色狩衣」と書いた装束がでてきました。
装束は基本的に日本の伝統色です。色の名前も伝統色は美しい名前が多いように思います。
浅葱色(あさぎいろ)、露草色(つゆくさいろ)、今の時期の朽葉色(くちはいろ)いろいろあります。
それで「縹色」これも伝統色なのですが、はずかしながら私この色がなんて書いてあるのか読めませんでした。

こういう色
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よくわからなかったので、調べてみると縹色(はなだいろ)と読むのでした。
縹色(はなだいろ)とは、古くから知られた藍染めの色名で、藍色よりも薄く浅葱色よりも濃い色のことです。古くははなだ色、平安時代は縹色、江戸時代は花色と色名を変えて伝わってきました。『日本書紀』には既に「深縹(こきはなだ)」「浅縹(あさはなだ)」の服色名が見られます。『花田』と書かれたり『花色』とも呼ばれるのは、かつて月草の花の青汁で摺染をしたことに由来しています。

http://irocore.com/hanada-iro/
より

タンスの一番奥の一番下にあったので、こういう装束があるということを気付いていませんでした。せっかく見つかったので、この1週間ほどは日常で着ている狩衣をこの縹色の装束に変えました。
やはり実際に着るのが一番虫よけには効果的ですしね。

しかし、本当にいろんな色があるのですね。



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2016/12/06 (Tue) 15:54 | # | | 編集
およねさま

およねさま
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2016/12/06 (Tue) 17:42 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

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