遊び場

神社の役割、というといろいろな事がありますが、うちの神社のような街角の小さな神社だと子供の遊び場というのもひとつの役割だと私は思っています。
大きな神社、観光の人々が毎日大勢くるような神社では子供が遊び場とするのは難しいですし、またたとえば国宝に指定されている社殿があったりするとそこで子供が遊んでいて傷つけたり壊したりしたら問題になるのでそういう神社でも子供の遊び場にはなれないですしね。

私がそのように思っているので、子供が神社で遊ぶのはどうぞどうぞ、どんどん遊んでね、という感じです。
かくいう私も子供のころ友達と神社の境内でよく遊んでいました。神社の境内の様子は当時とそれほど大きくは変わっていませんから、子供のころ一緒に遊んだ友達が久しぶりに神社にくると懐かしい、変わらないなとよく言います。
というか昭和10年頃に境内の大改修がありましたので、その時点でそれ以前の姿からは大きく変化しましたが、それ以降はだいたい同じ姿です。
50年、60年ぶりに神社に来たという方も、あぁ懐かしい当時と変わっていないなとよくおっしゃいます。変わらないことというのも神社の一つの魅力なのかもしれません。もちろん建物などは直していかないといけませんから変化は少しずつありますけどね。


それで子供が境内で遊んでくれるのは歓迎なのですが、やっぱり子供のことですから悪さもするんですね。悪さといっても犯罪とかそういうのではなく、さわってはいけないものにさわる、のぼってはいけないところにのぼる、とかそういうものですが。

ダメ。と言われても子供がやってしまうベスト1、2が、献灯の火つまりローソクの火で遊ぶこと。と手水の水で遊ぶことです。
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火と水であそぶのがやっぱり楽しいのでしょうかね。
そういうば私も子供のころやっぱりローソクや手水の水で遊んでいました。
ローソクの火で遊ぶと下手すると火事になる恐れもありますしこれだけは、ダメ、絶対。
なので火遊びはしちゃダメだよ、と注意したにも関わらず火遊びをしたりすると強めに叱ります。鬼のお面をつけてて、悪い子はいねぇかぁ~と、泣き出すくらいに(笑)


手水の水遊びのほうは火事の恐れがないのでまだマシですが、しかし手、口を清めるところです。水は飲まないで口をすすぐだけにしてください、と言うものの口にもつけますあから、そこにバシャバシャと手を突っ込んだり、おもちゃを入れたりされると困ります。汚れてしまうとその後で手水鉢を洗わないといけなくなりますから大変。

昨日はこっちのほう、子供たちが手水の水でバシャバシャと水遊びをしていました。柄杓で水をあたりに撒きチラシて遊んでいます。あたりはビショビショ・・・甥っ子の友達でしたから小学3年生かな。
小学3年生くらいですので、わざわざナマハゲに変身しなくても、コラそこの水で遊んじゃダメ、というだけで「はぁ~い」と聞いてくれます。
こうやって何回か注意していると、中には次から他の子に「それしたらアカンねんで」と注意してくれる子もいます。こういうのは子供の成長というかみていてうれしく、頼もしく感じますね。

神社、お寺でもそうですが、その地元の象徴みたいなところがありますし、子供のころそこで遊んで親しんだりすると、これは自分の故郷を愛する気持ちにつながっていきます。それはさらには自分の国を大切に思う気持ちにもつながると思います。
また古くからあるものですからうちの神社ですと1150年前からこの場所にあるわけで、そういうところに触れるというのは地元の歴史を知るきっかけにもなります。神社とは日本で自然に発生したもので日本人の習慣、文化の結晶みたいなものですから、それに親しむというのは自分のルーツを知るということでもあると思います。

まあそんなことで子供が地元の神社で遊ぶというのは、必要で大切なことだと思っています。ちょっと面白いのは、境内でニンテンドーDSをもちよってみんなでゲームしていることもよくあります。おぉぉ( ̄□ ̄;)外で遊ぶのだけどゲームするんだぁと。
もちろん、境内で鬼ごっことか、剣と楯をもって戦いごっこしたり、走り回っていることもよくあります。

今はわたしですが、多分50年前、100年前、もっと前もこうやって境内で遊んでいる子供を見守っている神主さんがいたのでしょう。そういう変わらないところなのかもしれません。






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