そんな夏でしたがお盆を過ぎたあたりから急に涼しくなってきたように思います。気温でいうと30度より少し低い程度ですが、あぁ今日は涼しいなと思ってしまいます。
今月の最後の日曜日8月30日は、「夏祭り子供みこし」地域のお祭りなのですが神社から子供みこしが出て3歳から小学6年生までの子供たちが地域をお神輿をかついで歩きます。ここ最近は8月のおわり頃ですと暑さが尋常ではないので、熱中症の心配をしなければいけないのですが、今年は気温の心配はなさそうです。
そんなことで、もう秋だなぁと思っていたら今日は実際に発見しました。
秋の味覚です


何ていう名前のキノコかはわかりません。なので食べられるのかどうかは謎・・・
これ今日の朝、みつけたのですがそのときはまだ傘が開いていなくてまん丸だったのですが、昼には傘がひらいてこのような形になっていました。成長スピードがはやい

これ生えた場所が駐車場。さらに私の停めてる車の前です。車を出す時に踏んでしまいそうな位置です。よくまぁこんな固い地面から出てきたものだと驚きです。
と思ってまわりを見てみたらすぐ側にもいました。

これは親子?いや兄弟か?
それから境内掃除をしているときにもうひとつ発見。


こちらはエノキの御神木から生えているキノコ。もう何年も前から毎年生えるようになっているやつです。ヤナギマツタケというキノコで、こちらは食べることができます。(前に食べてみました。)
基本的に木からキノコが生えるということは、キノコが木を腐らせ食べているということなので、エノキの御神木から生えているというのは放っておくのは具合が悪いのです。腐っていくということですから。なのでキノコさんには申し訳ないのですがこの場所に生えるヤナギマツタケはすべて取り除いています。神主としては御神木を腐らせ食べているというのを黙って認めるわけにはいかない・・・
さて、キノコつながりで思いだしたこと。
日本には八百万の神々がおられます。ありとあらゆるものに神様が宿りますので自然界のすべてのものに神様が宿りますし、または形ないもの、エネルギーもそれも神様です。この世が成り立つ法則というか、理(ことわり)が神様でもあります。
まぁ要するにこの世界には神様、神様の力で満ち溢れているということですね。神社には神様を祀っていますが、それだけ様々な神様がおられるということですので、神社にもいろんな神社がありあす。
滋賀県にはキノコの神社があります。
「菌神社」
読み方は「くさびら」神社です
私は直接お参りしたことはないのですが、滋賀の方に教えてもらいました。
御祭神は、意富斗能地神(おおとのじ) 意富斗乃辨神(おおとのべ)という神様で、神話の世界でこの世界そのものが生み出される、そのときに登場する神様です。
この世界が誕生してすぐのころはまだ天も地もなく、形もドロドロとして固まっていませんでしたが、この神の登場によって「大地」として固まったという力の象徴、根源の神様です。
それはさておき、「菌神社」なぜキノコの神社なのかというと、むかし大飢饉がおきたときこの神社の付近にキノコが生え人々は命をつなぐことができた。
また、武田折命が料田に田植えしようとした所、一夜にしてキノコが一面に生えたというはなしも残るそうです。
キノコが神がかり的に生える場所ということなんですね。
神社ってそうですからね。
何か普通じゃない神様の力、雰囲気があるところに神社ってできますからね。
そういう何らかの力がはたらいているような、そういう力が強いところにできています。今でいうパワースポットですね。なので数百年以上の神社って基本的にすべてパワースポットなんですね。(一部例外はあるかもしれませんが)
よければランキング↓にクリックお願いします。

