PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

理不尽2

先日からの続きです。はじめての方は昨日の記事を先によんでください。

場面は少し変り、ここはとある小学校。
生徒たちがたくさんいるとやはり、衝突がおこります。
太一くんと、一郎君は普段は仲良しですが、昨日ケンカをしてしまいました。太一くんが一郎君くんに叩かれて、泣いてしまいました。
先生は太一くんと、一郎君の両方を呼び、二人ともに注意をしました。

次の日、ふたり共まだ仲直りはしていません。いまは2時間目の授業中。
いきなり教室のドアが開いて、だれかが入ってきました。
?:「ゴルァ〜。一郎いうんは誰じゃぁ〜」
先生:「あなたは、どちら様ですか?授業中にいきなり入ってきて」
?:「太一の父親の太やんじゃ。ウチの子が昨日殴られたそうやな」
先生:「ただの子供のケンカでした。ふたりともに注意をしています。いまは授業中ですよ」
太やん:「このどすかたんがっ!ウチの子は叩かれて泣いとるやないか。ワシに一郎を殴らせんかい」

続きに行く前にランキングに1票ポチッと!
にこっちにもランキング投票ポチッと


この先生は災難でしたが、この先生にお話を聞いてみると、他にもいろいろありますとのこと。
夏休みが終り学校が始まっても、登校しない生徒があったので心配していたのですが、お母さんから電話がかかってきたんです。
先生:「新学期がはじまってまだ登校してきませんが、どうされました?」
母:「朝起こしても起きないんです。先生、朝起こしにきてもらえまえんか」
先生:「・・・」


登場した人たち、太やん、母親、一般常識的に考えるとおかしな事を言っている。と思います。
ほかにもバスの優先座席に座っている妊婦さんに、「あんた若いんだから、そこはアンタの座るところと違う」といい座席をかわらせるお年寄り。

自分のことだけを主張し、自分がよければ他はどうでもよいという自己中心的な言動。最近とくに増えてきた傾向です。

あきらかにものすごく理不尽な行動に思いますが、当人には当人の正義があるのだと思います。
座席をかわらせたお年寄りは、目がわるく相手が妊婦だということに気が付かなかったのかもしれません。自分が注意することで回りで見ている人たちが次から、注意されなくても自発的に席を譲るようになるかもしれない。という正義感からの行動かもしれません。


夏休みが終わっても子供が朝寝坊がなおらず毎日遅刻する子供の母親も、子供の朝寝坊のため、先生に朝起こしにきてくださいと頼んでいますが、実は別のことで悩んでいて、家庭の様子を見せたくてSOSサインを出しているのかもしれません。太やんも何かSOSかも(学校の先生に出すのが適正かどうかは別として・・・)


ものごとには必ず表も裏もあり、何かが正しく、何かが間違っているということはないはずです。コインの表が出ても、裏が出てもどちらも同じコインです。

先日イスラムのモスクで立てこもり事件があり、強行突入して一応の解決となりましたが100人近い人々が射殺されるなど、大きな犠牲がでています。
キリスト教にしてもイスラム教にしても、それぞれが絶対の正義であり、自分の正義以外は間違っている。と主張されてしまいます。
何かが正しくて、何かが間違っているというのは、それぞれの人の主観がそう思わせるだけであって、ものごとには本来正しい、間違っているということはないのだと・・・

日本の場合は、そもそも神道では八百万の神々がおられる。これは自分も神(正義)、相手も神(正義)である、ということ。これは日本人の国民性、考え方、そのものでもあり、この寛容、調和、これが海外で非常に高い評価をされ、21世紀の心の時代にもっとも必要だとされるものです。

登場人物のうち、常識的に考えておかしいと見える方の人がもうすこし回りのことを考える。ということがもちろん一番大事なのですが、もう一方の人も相手にも相手の正義があるということがわかっていれば、戦争(大トラブル)に親を殺す、子を殺す、までは発展しないのでしょうね。


さて、第一話の Pさんと太やん
常識的に考えて、太やんが周りのことを考えてなさすぎに見えますが、実はその赤ちゃんが余命1年と宣告されていて、どうしても夜店を体験させたかったのかも、
と普通はそんなふうには考えませんが・・・

太やんが怒声をあげている以上、Pさんもやりかえすのか、どうするのか、なかなかその場をスムーズにおさめるのは至難のわざですが、ちょうどその時に別の方行へ人の波が押し寄せてきて、二人は引き離されて離れ離れに・・・
気持ち的にはどうかわかりませんが、すごくスマートにその場をさばいてしまったのはPさんの御人徳ですね

ちなみに、本物の話はこちらです。
http://blog.livedoor.jp/tamanegipon/archives/51125659.html

また機会があれば関連話を書きたいとおもいます

↓ボタンを押して投票してくだされば幸いです。
banner2.gif
 a_01.gif


| ひとりごと | 01:09 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

神主さまおはようございます(^-^)

>何かが正しくて、何かが間違っているというのは、それぞれの人の主観がそう思わせるだけであって、ものごとには本来正しい、間違っているということはないのだと・・・

僕もまったく同じように思っています。
色々勉強になります。

| あーだー | 2007/07/12 06:03 | URL | ≫ EDIT

あーだーさま

おはようございます。
普遍的な、変ることのない価値、真実、これは存在することはします。これを「真理」とよぶのでしょう。

基本的には物事には両面があるということですものね。

神様にも2面があると。慈しみ、恵みの一面、怒り荒ぶる一面、その両面を持つと考えられることもありますし

| 神主 | 2007/07/12 08:19 | URL | ≫ EDIT

そうか、そうか…

「自己中心的」である事と「刹那主義」である事が合わさっているような気がする。
「今がよければ、今だけよければ」という発想。
ちょっと勿体無いですよね。「自分勝手」を振舞って色んな関わりを拒否しているというか、受け入れない体勢になっているというか、そういう状態が。

| 司馬流 | 2007/07/12 13:11 | URL | ≫ EDIT

神主さま

物事の両面は仕事をするようになってから、痛感してます。例えば私は会社の軸なるものから外れてマイノリティな存在でいて、何かあっても私なりの理由をはなから聞いてもらえない時(私が良かろうが、悪かろうが。)、ひたすら謝りに徹しているのです。
そういう時は方針にそった仕事の中身をこなし、プライベートで発散させているのです。

それが続くとかなり精神的に負担がかかるのです。トコトン落ち込み、引きずります。そのうちある日、ポンっと気分を覆すぐらいの嬉しい事があります。(今ちょっと引きずっているんです…。)

人生の真理ってそういうものなんでしょうかねぇ?ただあまりにも他人を追い詰めるような人には、因果応報で何かが起こるんじゃないかと思うので、私は受けとめて流れに任せているのです。
そんな構え方でいいのでしょうか?

| さとみっく | 2007/07/12 14:07 | URL | ≫ EDIT

Pさんは女性でしたか・・・

私なら市場最高値で買ってましたね。

やはり京のおなごはんは はんなりとお淑やかなやまとなでしこが着物着てるみたいな方ばかりなのでしょうね。
そして美人が多い。
ここらで進学や就職で京都と聞くと
「京美人に気ぃつけや」
って送り出します。

| Bako | 2007/07/12 16:40 | URL | ≫ EDIT

司馬流さま

こんばんは。
それをちょっともったいないと感じることのできる、司馬流さまは素晴らしいですね。
先日のコメントでもありましたが、我々は八百万の神々とすべてのものに神を感じます、森羅万象すべて仏性ありと全てのものは神の質をもっていると。
自分の内に神と一体である質を持っていますし、それは外の神の質と一体化、同化することで、顕在化することもありますし・・・

| 神主 | 2007/07/12 22:52 | URL | ≫ EDIT

さとみっくさま

こんばんは。
私は真理を語れるほどの資質があるわけではないのですが、それでもこの世の中には普遍の事があることはわかります。
人は生れて来て必ず死んでゆきます。
太陽は朝昇り、夕方沈んで行きます。
春が来てやがて冬になり一年をかけて季節が廻ります。

私達が地球で生きている以上、こういった地球のリズム、地球の流れの影響をうけます。
そのリズム、流れに逆らわないということが、大切なことだと思います。沈んだ太陽が翌朝必ず昇るように、流れがあるということを知ることが大切だと。

>私は受けとめて流れに任せているのです。

それが望ましい姿だと思います。それができる人は恐らく地球のリズム、流れがあるということを無意識に感じておられるのでしょう。太陽が沈んだ夜にどこを探しても太陽の光は見つからないが、朝になると自然に光は降り注ぐことを

| 神主 | 2007/07/12 23:16 | URL | ≫ EDIT

Bakoさま

こんばんは。
そうですね。美しいかた多いです。
九州も美人の多い土地柄では?Bakoさまを筆頭?に。
「京美人に気ぃつけや」
は美人にだまされないようにってことですか?
京言葉の裏の意味にって?

| 神主 | 2007/07/12 23:24 | URL | ≫ EDIT

美しくない京女のPさんです(笑)
すんまそ、返事が遅くなってしまいました。当事者としては、そのように(意識して)スマートにさばいたわけではありませんので、人徳なんぞと言われたらお恥ずかしいですな。
心情的にはやる気満々でしたしね(笑)

日本の八百万の神さまという思想は大好きです。だからこそ、物は大事に使いたいし、自然も大事にしたい。
けどね、物事には裏表があってどれが正否であるかはわからんというのと、思いやりや社会的マナーはまた別物である感も否めません。
長い歴史の中で、構築されてきた普遍的な「やっちゃいけないこと」「人に迷惑をかけること」というのがあるはずで、それを失うと人間社会そのものの存在が危うくなってしまうと思うんですよね。いかにその人の事情があるにせよ、社会におけるやってよろしくないことはしたらアカン。
自己中な人の行動の理由と、正義を同じ視線で言うのはちょっとちゃうかもって思えるんですよね。
話は急に大きくなりますが、光市事件における被告の弁護団の言いぐさなんかを聞いてると、「それ、原告の立場で言うてるか。もし自分の身内が被害者やったら、同じことをいうて弁護できるか」と思いますねぇ。
ま、私らそこまで大層な出来事でもなかったし、「あのバカ親が」でかたつきましたけどね(笑)

| ぽん | 2007/07/15 17:23 | URL | ≫ EDIT

ぽんさま

こんばんは。>美しくない京女のPさん。
そんなご謙遜を、「玉葱ぽん」と書いて”きょうびじん”と読む枕詞すらございますのに・・・

>自己中な人の行動の理由と、正義を同じ視線で言うのはちょっとちゃうかもって思えるんですよね。
>思いやりや社会的マナーはまた別物である感も否めません。

その通りだと思います。
自己中な人の話を入り口にして、立場や考え方に相違のある人たちも、それをお互いに受け入れることが必要で、それがないと世界は平和にならない。というところへもっていきたかったのですが、欲張りすぎて上手く表現できていません。眠かったので読み返しをしてないです。pさんのエピソードをお借りして不愉快な思いをさせてしまっていたら申し訳ありませんでした。

言いたいことを本当に一言でいうと、自己中はダメ。相手を思いやる。人の振り見て我振り直せという自己の戒め。です。

で後半からは少し別のテーマが混じっているようです。
先述のコメントのように、普遍的で変ることのない価値を「真理」とよぶと思います。
キレイごとを並べるわけではなく、人は「真理」に基づいて生きる必要がある。ということを言いたいのですがうまくまとまっていません。

「命は大切」多分これは変ることがないと思います。
「人命は地球より重い」これはこの先もずっと変ることはないか?殺人罪で死刑になることはあっても、地球を猛烈に汚染する物質を故意に捨てても死刑にはならない。今は。でもこの先は?
その時代時代で変ることがある価値観も存在しますし、

社会におけるやっちゃいけないことは、したらアカン。
これは真理だと思います。
では、やっちゃいけないことってなんだろう?これは時代や立場によって変ることもありえるのだと。
変ったりするので、ここで神、宗教などが必要になったり生れたりするのではないかと思うのです。

光市事件の「それ、原告の立場で言うてるか。もし自分の身内が被害者やったら、同じことをいうて弁護できるか」
おそらく原告の立場では言ってませんよね。自分の身内が被害者だったら正反対のことを言って批判するのだと思います。だから立場によって変るということがある
第3者が見ると自己中に見えて、腹立たしいこともありますが。

・・・スゴく慎重に発言しないといけない気がしてきました。きちんとまとめてみたいとおもいます

| 神主 | 2007/07/16 00:35 | URL | ≫ EDIT

全然気を悪くなんかしてませんって。
ただ、あまりに壮大なテーマなので、これだけのスペースでいろいろ一緒に語るにはしんどいんではっと思ただけ。

>そんなご謙遜を、「玉葱ぽん」と書いて”きょうびじん”と読む枕詞すらございますのに・・・
あはははっ、これこそ言い過ぎなんで、かえって白々しいどすえ。あ。ギャグか。

| ぽん | 2007/07/17 00:33 | URL | ≫ EDIT

ぽんさま

こんにちは。
大丈夫でしたかよかった。一応は周囲の方々に気づかいするつもりはあるのです。自分の思うことを言葉、表現を選びながら発言する必要性。議員さんのように失言して問題にならないように。

きょうびじん
いえいえ、前にも申し上げたように、ウソ、とお世辞が大の苦手です。ハイ。

| 神主 | 2007/07/17 17:52 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/tb.php/126-be3a64c6

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT