むかしながら

昔から伝わることでなんだか分からないことをとりあえず神社に聞いてみようか、ということ結構あるみたいです。私も実際に相談されることで、「それって神社にはあまり関係ないんだけどなぁ」ということを聞かれることもちょくちょくあります。
でも、もともと神社はそのように、身近なところでありながら、何か答えてもらえる、そういう場所でしたから「神社に聞いていい事なのかどうかわかりませんが・・・」と相談される事は私は一向に構わないと思っています。私はね。

で、相談を受ける側としてはそれにお答えできるように常に知識を広くもち、思考を深めていなければいけない・・・となるのですが、現代の神社は(お寺もそうでしょうが)、一般社会生活的な仕事もほんとにたくさんありますから、それに追われてなかなかそういうところまで高めていけないというのも現実です。

昔は神社やお寺等は一般社会と距離をおいて、祭祀や修行等のみに集中していたのかもしれませんが、現代では神社、お寺もひとつの民間組織ですからそういうわけにはいかないんですね。一般の会社や団体と同じ事やっていかないといけませんし。

そんなことで私自身もここ最近、とくにこの半年くらいは目の前の仕事に追われてしまって「思考」していませんでした。ブログの更新回数と内容もそれに比例しています。このブログは私の感じたことや、考えたことを発信していこうというものですしね・・・
なんとかこれから時間を捻出して考える人になりたいと対策中です。


さて、そんなことを改めて思ったのは先日、神社の御世話をしてくださる方が竹木の伐採適期というものを教えてくださったことがきっかけです。
例えば1月なら1~6日、2月なら4日~28日、3月なら1日~7日、17日~31日。この時期に切れば、伐木は腐らない、虫がわかない、建築資材として良。林業等の現場の方の昔からの遵守事項なのだそうです。
へえ、そういうのがあるのか知らなかった。興味がでて調べてみると

「木六竹八塀十郎」(きろく たけはち へいじゆうろう)
という言葉も昔からいわれていて、似た感じのものですが
木は6月に、竹は8月に切るのが最もよく塀は10月に塗ると長持ちするということなのだそうです。(すべて陰暦で)木を6月に切ると木の皮をはぎやすく乾燥が早くよい材木になる。竹を8月に切る虫が入らない、逆にこの時期以外なら虫が卵を産んでしまい1年経つと虫がかえって使えなくなってしまうとか。昔ながらの知恵というやつですね素晴らしい。

わたしもお祭りに良い日や、工事をするのによい日、引っ越しに良い日はいつでしょう、など聞かれる事があります。神社にはそういうものを網羅した暦がありますので、それをみながらお答えするわけですが、なぜその日がよいのか、悪い日はなぜダメなのか。この日に工事を始めるのは凶、でもすこし日を変えると吉、同じ日でも解体工事には吉、建築には凶などあるその違いってなんだろうというのは考えたことがありませんでした。
でもそれにも昔からの知恵があるんでしょうね。


神社でおこなう祭の日にしても、決まっているのはもともとは稲作に関連するものが多いのと同じようなことでしょうね。農耕のスケジュールにあわせて、祈願したり、感謝したり、準備したり、助けあったり、喜びあったり、ねぎらったり、それらにあわせてお祭りが行われてきました。
神社の祭りは、まるで京都銀行のような長~~~~~~い間に(関西の人しかわからないネタですが)日本人が生活しているなかで生まれてきたものです。そもそも神道というのが日本人が生きてきたなかで自然に発生したものですから、神社に行ってなぜだか懐かしいと感じるのはそういうことなのだからでしょう。

懐かしいと感じるのは大事な感覚なのだと思います。
神社にいって懐かしいと感じるのは遠い記憶に見たことがあるような、体験したことがあるような気になるということですが、それはもしかすると自分自身の記憶や体験ではなく、親やその親、もっとその先の御先祖様が体験してきたことなのかもしれません。
それがずっと引き継がれてきているということ。なにか見えないところで繋がっている、共有しているものがある、ということですね。

運命の人、赤い糸とかいいますが、初めてあったのにずっと前から知っているような気がする、それって実はそういうことなのかもしれません。目にみえないところで何かつながっている、ていうことを懐かしいと感じているのではないかなぁ。


ということで今日は思考してみました。
最近頭をあまりつかっていなかったのですごく脳ミソがつかれた・・・( ̄_ ̄|||)



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