職業病

先日、神道青年会の集まりがあって出かけてきました。
このブログレベルが軍曹以上のベテランの方は神道青年会とはなにかというのはご存じだとは思いますが、当ブログレベルが1等兵以下の方は神道青年会とはなんぞ?と思われるかもしれませんので一応説明を。
神道青年会とは青年神職の集まる会です。いろんな業界にも青年部というのがあると思いますが、神社界の青年部というところです。何歳までを青年とするのかというのは難しいところかもしれませんが、一応40歳までを青年ときめています。
青年会は全国都道府県にあって私は京都府の神道青年会に所属しています。

青年会ではいろいろな活動をやっていますが、たとえば研修会をおこなって知識や作法等を勉強したり、神社のいろいろなことにふれてもらおうと子供たちを神社にきてもらって体験してもらう企画だったり、ボランティア活動したり。同じような年代の同業の人が集まる場なので情報交換の場になったりもします。
そういう真面目に活動するときと、もう一方では別に不真面目というわけではありませんが同じ業界内ならではのバカ話をしたり、懇親会(普通にいえば飲み会)をしたり、そんなことをやってます。


7月から新年度がはじまり6月でおわりますので、先日の集まりは一年間おつかれさまでした、来年度もよろしくお願いしますの会でした。つまり居酒屋で飲んだということなんですが・・・
集まっているのは全員神主なので、ふつうの飲み会ですがちょっと独特のことがあったりもします。
まず会の始まりにあたり乾杯。
これは日本酒で。

あ、でも最近では京都市でも「乾杯は日本酒でしましょう」という条例があったりします。もちろん日本酒以外で乾杯しても罰則はないですけどね。京都は酒どころですから日本酒の消費量を増やそうという意図でしょう。
ちなみに京都以外でも同様の条例はけっこうひろがっているようです。


つぎに乾杯のあいさつ。で、「かんぱい~」。パチパチパチ~と拍手となるわけですが
この拍手が異常にえぇ音でもうコンサートの後の大拍手みたいになります。
神社での拝礼の作法は通常、2礼・2拍手・1礼です。2回礼、つぎに2回拍手、最後に1礼。だから神主にとって拍手は大切なものですので、全員えぇ音なんですよね。それが人数が集まるもんだからもうすごいことになります。
先日は10人くらいの集まりでしたが嵐のような音で、店の窓ガラスはビリビリと震えているし、床が抜ける寸前で・・・・というのは言い過ぎですが、でもかなりの大音量です。

これはもはや職業病です(笑)


いよいよお酒をいただきますが、これがみんなお酒が強い。
神社の場合、神様には必ずお酒をお供えします。神社(神道)は稲作と深いつながりがありますのでお米、それからお米でつくったお酒というのは特別に大事に考えます。どんなお祭りでもお米とお酒はほぼ必ずお供えしますし、お供えした後はそれを人が頂きます。神様の後に人間がそれをいただくというのは神様の力のこもったものを自分の中に取り込むこということで力を別けてもらえるんですね。

なのでお祭りをおこなうのが仕事の神主の場合必然的にお酒の機会がふえてきますので、これまた必然的にお酒が強くなってくる、するとお酒がおいしく感じるようになり、お祭りだんだん量が増えてくる・・というスパイラル?が発生します。
もちろん体質的にアルコールを受け付けない神主もいます。私の父親がそうでしたが、まったく飲めないのはやっぱりちょっとつらいようでした。

私はもともと飲めなかったので、以前は飲み会はあまり楽しくなかったのでほとんど行かなかったのですが、最近ではなんだか飲めるようになってきたようです。飲みにいくの楽しみになりましたもの(*^^)v

長くなったので次回へつづく

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コメント

拍手の音、納得です。宮司様お一人でも感動的な響きです。どうして、あの響きが生まれるのか気になっていました。その場に遭遇してみたいものです。

2014/06/09 (Mon) 04:49 | 千景 #- | URL | 編集
病と云うより

まあ職業意識が働くことは悪い事じゃないですから、病ではありませんよ(笑)

ところで北海道では神職のかたが劇団を発足したようですね。機会があれば見たいです。もっとも関西で劇団が出来たら、ヨシモト的要素も加わり面白いんじゃないかなぁと…

2014/06/10 (Tue) 21:05 | ジンジャー #- | URL | 編集
千景さま

> 拍手の音、納得です。宮司様お一人でも感動的な響きです。

あ、そうですか?ではちょっと


あの響きは宇宙なのです。そしてそこから神様と・・・

と別に私の場合はそんなたいそうなことではないですけどね。
冬場になって手がかじかんでくるとペチっと切ない音になることもありますし・・・

2014/06/15 (Sun) 18:15 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
ジンジャーさま

> まあ職業意識が働くことは悪い事じゃないですから、病ではありませんよ(笑)
>
> ところで北海道では神職のかたが劇団を発足したようですね。機会があれば見たいです。もっとも関西で劇団が出来たら、ヨシモト的要素も加わり面白いんじゃないかなぁと…

でもまあ、私の場合は「病」みたいなもんです。
北海道でそんなことがあるのですが。おもしろそうです。
わたしもそういう方面から神社、神道を発信できないかなぁといつも考えています。関西ならたしかによしもと的要素が入っておもしろくなりそうですね。ちょと考えてみよう!

2014/06/15 (Sun) 18:17 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

以前、職場の飲み会で、異様に拍手の音が大きい集団に遭遇したことがあったのですが、もしかしてあれは神職さんたちの集まりでは…!?と思ってしまいました(笑)違うかもしれませんが。
でも拍手の音の大きさは納得です(笑)

私の職業病は…この前、電車の中で知らない小さい子の三角巾(腕を骨折していたようです)がきちんと吊れていないのを見て、ものすごく巻き直したい衝動に駆られたことでしょうか…(^^;)ゞ
あとは、神社で三々九度と聞いているにもかかわらず、全然違う三々九度を経由してしまうことでしょうか…。倒れている人の意識レベルの分類を三々九度っていうんです…。
知り合いの看護師さんは無意識に人の腕の血管を探してしまうそうです(笑)

関西は日常会話が吉本ですよね(笑)
神社でも神職さんや巫女さんたちと喋っていたら、いつの間にかボケとツッコミで会話が構成されています(笑)

2014/06/15 (Sun) 20:45 | 煌夜 #- | URL | 編集
煌夜さま

その集団もしかすると・・・かもですね
この前歌舞伎の市川亀次郎さんの拍手もいい音してましたので、歌舞伎界の人もええ音なのかもしれません(笑)


> 関西は日常会話が吉本ですよね(笑)
> 神社でも神職さんや巫女さんたちと喋っていたら、いつの間にかボケとツッコミで会話が構成されています(笑)
あぁ、そこが北海道出身の神主さんがなかなか追いつけないところですね(*^^)v

2014/06/23 (Mon) 22:08 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

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