怨霊祓い

約1カ月ほど前に書いた記事ですが怨霊というタイトルの
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-1174.html

続きは次回へ。としてその記事は終わっているのですが、それから1カ月が経過してしまいました。そうなるともはや自分でもそのとき一体何を続きに書こうとしていたのか忘れています。

でもなんとなく続きがあると書いているので、そのとき思うことはあったのでしょう。ということであらためて、前回の記事を自分で読みなおして続きかいてみます。書いているうちに何か思い出すかもしれないし、思い出さなくてもまぁそれはそれでよしとしましょう。

そもそもなんで怨霊のはなしになったかというと、神主にとってお祓いがすべての基本であるということ。
テレビや映画などで登場するSFヒーロー的な陰陽師、式神をつかってなにかしたり、ものすごい術をつかって怨霊を祓ったりしてますが、その陰陽師の格好(衣装というとわかりやすそうなのでそういいます)と我々現代の神主の衣装が同じなので、同じように思われているようです。
だから神主さんは怨霊のお祓いもできるんですか?というようなことをよく言われるんですね。先日もテレビの番組でご一緒させていただいた柔道のオリンピック金メダリストの方がまさにそれをおっしゃってました。
私の格好をみて、陰陽師なんですか?怨霊をお祓いしたりできるんですか?と。いえいえ私は神主なんです、お祓いは得意技ですが式神をつかったり、空を飛んだりはできないんですよ(笑)というような会話していました。(撮影の合間の休憩中でしたので)
私が思うに、お祓いしたらしゅわしゅわ~っと白いけむりみたいなものが立ち上って浄化されました!みたいな見た目が派手なそういうのではなくても、神主はやっぱりお祓いはしっかりできないといけないと思うのです。
そういうオカルト的な意味のものではないけれども、神社でお祓いしてもらったらケガレが祓われてすっと軽くなった、体調や気分がすぐれた、元気になれた、そうでないといけないです絶対に。

しゅわしゅわ~っと白いけむりみたいなものが立ち上らないのでビジュアル的にはあまり効果を感じられないかもしれませんが、でも効果はありますと私は言っています。

似ているのは西洋医学と東洋医学みたいな感じではないかと思います。
西洋医学は病気の原因となるところを手術したり薬をつかって直接的に治していきます。悪い部分を切り取ったりすることでそれ以外のところが悪くならない(なりにくい)ようにしたりします。見た目にはきりとわかりやすいですよね。

東洋医学は心身のバランスを保ち自の力で治そうとします。免疫力を強化して自己治癒力を伸ばすという感じです。悪い部分を切り落としてしまうということもありません。漢方とか鍼灸がそういうのにあたりますが、直接的な形で患部をどうこうするわけではないので結果は目に見えにくいですよね。
だから保険診療の適用外のこともありますしね。


神主のお祓いは東洋医学的なそれに似ていると私は思っています。
白いモヤモヤ~っとしたものが口から出て浄化されました!っていうのとは違いますが、お祓いをするとまさにさっきの東洋医学の考え方と一緒で、
心身のバランスが整い、自分の中の活力がみなぎってきて、自己治癒力が高まりまとわりついた余計あもの悪しきものが落ちて本来の自分自身に戻ることができる。
そんな感じではないかなと。

祓いはケガレを祓います。ケガレは気枯れでもあります。ケガレを祓うということは気力満ちて元気いっぱいになるんですね。
人はもともとは神の別け御霊ですから神様の分身のようなもので、神様と同じ性質を内にもっています。ただ日常に暮らしているといろいろと知らない間に罪をおかしたり、ケガレがこびりついたりしてしまうのでそれを落とすと本来の力のみなぎった活力ある、清浄な状態にもどるんですね。
まぁ私がそんな風に思っているってだけで、神社、神道の公式見解ではないですけどね。

そんなわけで陰陽師ではないので式神は使えませんし空も飛べませんが私はいつもお祓いにつぐお祓いで、日々祓いまくっております。




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コメント

ちょっと違うかもしれませんが

いつもありがとうございます。

公立ならいざ知らず、私立なら柔道や剣道場には神棚がお祀りされてる筈なんですが…

まあ御神体を乗せした御神輿をスニーカーで担ぐところがありますからね。

さて祓いですが、大正生まれの母は外出するときは絶対に下着は新しいものにかえてました。人と会う約束の時は風呂に入ってた記憶があります。

美容院通うとか化粧品とかブランド物には全く無頓着な母でしたが、今ふりかえると神道の教えを知らずしらず自分の生活の中に身に付けてたんでしょうかね。

2014/04/21 (Mon) 13:58 | ジンジャー #- | URL | 編集

私の職場でも大きな事件が立て続けに起きた日は、管理職が頭を抱えて
「うおぉぉぉぉー!!誰かお祓いしてくれー!!」
って叫んでいることがあります(^^;)
さすがに神棚はないですが(お仏壇はありますが)、大祓とか上げた方がいいのかなぁ…と思うことは多々…。
「大きな事件」の場合に一番最初に走るのは、たいてい私なので、出来るだけ起こってほしくないのですが(^^;)

2014/04/27 (Sun) 21:57 | 煌夜 #- | URL | 編集
ジンジャーさま


> 外出するときは絶対に下着は新しいものにかえてました。人と会う約束の時は風呂に入ってた記憶があります。
日本の習慣というか意識なんですね。いわゆるハレとケですね。
いまではあまりなくなってきていますが、日本の習慣や文化はつまり神道のそれですしね。
大切にしたいと思います。

2014/05/02 (Fri) 22:22 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
煌夜さま

大きな事件はなるべくおこってほしくはないですよね。
> 「うおぉぉぉぉー!!誰かお祓いしてくれー!!」
私が以前つとめていた会社でもよくそれ叫んでいるひといましたよ。
で数年後私が本当にお祓いにいきました

2014/05/02 (Fri) 22:24 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

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