ごふこう

いつも神社のことをお手伝いくださる方、お手伝いとは多岐にわたっていて、お祭りの準備や後かたづけから、案内状を配ったり、当日お参りになれない方に撤下品をとどけたり、ほんとに様々なことをお手伝いくださいます。
撤下品とはおさがりのことです。神様にお供えしたあとの品、そこには神様の力がうつっており、それを頂くことで神様の力をわけていただけるというものです。たとえばお酒を神様にお供えしたとすると、お供えした後そのお酒を下げてくるとそれは神様の召し上がった後のお酒で、それは御神酒となって神様の力のこもったものになります。
ただのお酒ではなく、神酒です。
カリン様が授けてくださる超聖水はカリン様との修行でパワーアップするけれど実際はただの水ですが、御神酒はただの酒でなく神酒です。


はなしを戻して、そういういろいろなお手伝いをしていただいている方、その方に2月のはじめにご不幸がありました。お話しをお聞きしましたがいろいろあったけれど、思いをこめて送り出したとおっしゃっていました。しっかりとお送りできたようで本当によかったです。

以前にも書いていますが、一般的に身内が亡くなったときに神社に参拝するのを遠慮したりします。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-860.html
以前の記事↑

こまかいところは、過去の記事に書いているのでそれを参照してもらうとして、父母が亡くなった場合だと50日間、祖父母や配偶者だと30日間、兄弟姉妹は20日間、従妹等3日間、という期間は神社への参拝、神事等は遠慮すべき期間です。いわゆる忌明け仏教でいう四十九日までです。
50日経過後はそれまで参拝を遠慮していた分、「しばらく御無礼しておりました」ということで人間でいう忌明けの挨拶をして、参拝を再開します。
今回お手伝いくださっている方のお母様がお亡くなりになったので、50日間は参拝や神事にかかわることは遠慮するものです。
ということですから当然いつもお願いしている神社のお手伝いも頼むことはできません。
いつも手伝ってくださっていたのが、今回急にお願いできなくなったのでこちらの仕事としては、あわわわ・・( ̄ロ ̄lll)とあわてたのですが、これは絶対に急にやってくるものですから。


私自身のときももちろんそうでした。
私の父親が亡くなったのが平成17年ですから約年前。当時わたしはまだ会社勤めをしていました。父が入院したので会社で働きつつ神社のこともおこなっていましたが、父が逝ったのがあまりにも急だったので、もうえらい大変だったのは覚えています。
あまりにも大変すぎてほとんど記憶はないのですが、とにかく大変だったということだけは覚えています。

父が亡くなったは4月8日でしたが、それは私が兼務する神社の春祭りの直前でしたので春祭りをおこなったあと、その日の夜にお通夜、翌日にお葬式というスケジュールになってしまいました。
神主の場合も不幸があった場合、神事を遠慮するというのは同じです。ただしその時の私もそうですが、どうしようもないことが多いのも事実です。それこそ急におこることですから、次の日が祭りだとなったら急に他の人に代わってくれと頼むのも無理ですし。神主がひとりだと神事を控えてしまうと神社が機能不全になってしまいます・・・

そのときの私も、お祭りをご奉仕させてもらうまでにとりあえず神社に戻るために自己でお祓いをして、その後ほかの宮司様にお願いをして祓いをしていただき、その後に春の祭りをご奉仕しました。
で、その後にお通夜、お葬式。でされらが済んだあとにはうちの神社の春祭りがありましたので、特別除服(強制的に忌服の期間を短縮して終わらせる)をおこなっていただいて、うちの神社の春祭りをおこなった。
といようなことをしておりました。

人はしばらくの間生きて
生きている間にはいろんなことがあって
いつか死に
神様とともになります

いきいきいきたいと思います


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コメント

お悔やみ

お手伝いの方に心から、お悔やみを申し上げます。

こういうお話を聞くと、親は亡くなるものなんだと現実的に認知します。

普段、自分の親は亡くならないような気持ちになるのですが、人間ですから、亡くなるのが当然ですよね。

改めて、後悔しないように日々を過ごして行きたいと思いました。

2013/02/15 (Fri) 20:45 | 花梨糖子 #- | URL | 編集
明治天皇御製

限りなき天つ御空を心にて おもひのどめむ世の中のこと


いつもありがとうございますm(_ _)m

2013/02/16 (Sat) 13:31 | ジンジャー #lH9P8MKE | URL | 編集

父方の祖父の100日法要(だったと思うのですが)に私が今お稽古に行っている神社に行ったそうです。なので、最初に神社に行く時に母に「あんた覚えてないんかなぁ?」と言われたのですが、そんな2歳や3歳の時のことは記憶にありません(^^;)

2年ほど前に父が救急搬送された時に、帰りの電車の中で最悪の事態を覚悟したのを覚えています。幸い後遺症も何もなく治りましたが…。元気なうちに親孝行しないとなぁ…、と思いました。

2013/02/16 (Sat) 21:00 | 煌夜 #- | URL | 編集
花梨糖子さま

いつかは必ずなくなりますものね
親孝行のしたい時分に親はなし
とはよくいいますね

それもふくめて後悔しないように生きたいものです


2013/02/18 (Mon) 22:22 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
ジンジャーさま

> 限りなき天つ御空を心にて おもひのどめむ世の中のこと

明治天皇は数多くのうたを残されていますが
その多くが本当になんというか真の道につながるように思います

2013/02/18 (Mon) 22:29 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集
煌夜さま



そうですね。そういう状況になってみてはじめて思いますね。
うちの母も心筋梗塞で救急で手術していただいきましたが、
そうなってみてはじめて、ああ元気なうちにしないとなあと思いました

2013/02/18 (Mon) 22:31 | 神主 #X.Av9vec | URL | 編集

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