海のもの

今までにも何度も書いていますが、神饌について。
神饌とは神様にお供えするもの、平たく言うと神様に召し上がっていただくための食べ物ということになります。この神饌をお供えするということは神道ではたいへん重要なことで、もっとも簡易なお祭りなら、神様に神饌を供えて、神主が祝詞奏上し、それで成立します。
祭りの後にも神饌には大事な役割があります。祭りの後には神様にお供えした神饌を、祀りに関わった人間が食べます。神様と人が同じものを食べるということが神道では重要なこととされていて、同じものを食することで神と人が一体となる、そういったことを願います。

そういうことですからお祭りにお供えするという以外でも、日本の習慣というか伝統というかまぁそういうのとして神様に食べ物をお供えするという行為が割と残っていたりします。
その年に最初にとれたもの「初もの」を自分達が食べる前に神様に供えしたり、あるいはものすごく立派なもの例えばすごく大きな魚が獲れたとか、すごく大きなタケノコとか、それらを神様にお供えしたり、というものです。
最近は減ってきてはいるとは思いますが、それでもちょくちょく「これ初物だからお供えしてください」とか「自家菜園で立派なものができましたのでお供えしてください」ということでお持ちいただくことがあります。


先日もお供えしてくださいということで栽培された野菜と牡蠣をたくさんいただきました。牡蠣にはたくさんの種類があるというのは私あまりしりませんでしたが、今回いただいたものが岩牡蠣で初夏、ちょうど今頃が旬なのだそうです。
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雨のあと

梅雨入りしてからここ京都ではあまり雨は降っていませんでしたが、昨日、一昨日、この数日で結構キツイ雨が降りました。
うちの神社の社務所と母屋部分のつなぎ目のところに両方の屋根の雨水を受ける大きな樋が通っています。かなり大きな樋ですが、最近増えているゲリラ豪雨的な猛烈な雨がふると雨水が受け切れずあふれて雨漏りしてしまいます。落ち葉が樋にたまることも原因なんですけど。今回はつい先日樋の掃除をしていますから雨漏りはしていないようでした。

雨あがりにはいろいろな生き物が境内でみられます。
この前はカエルがピョンピョンはねていたみたいです。昔はちょくちょく見かけましたが最近ではまったく見かけることはなかったのですが、近くの子供たちがみつけて、つかまえて虫カゴにいれています。それ以来、毎日カエルのエサにということで虫を探しにきたり、虫カゴにいれる土や石をとりにきています。
その子らが来たあとはそこら中ちらかっているのですが、まぁ生き物にふれる事はいろんなことを学べるので、よしとしています。私があとから散らかった石とか土とか落ち葉とか直すんですけどね・・・

それから、先日の雨のあとにはキノコがでてきました。
御神木の榎の大木からです。150622CIMG3522.jpg



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アゲぽよTV

昨日、毎日テレビの番組の取材がありました。
「女の子宣言!アゲぽよTV」という番組で、内容は女の子による女の子のための最新流行情報バラエティ番組。関西在住の新人タレントやモデルから選ばれた「アゲぽよガールズ」がリポーターとなって気になる最新トレンドなどを紹介。
犬に扮した海原ともこ・千鳥ノブがそのVTRを見てアゲぽよガールズのつたない進行やトークに鋭いツッコミを入れるという番組。
(番組紹介より抜粋)

で、今回はそのアゲぽよガールズが京都の神社仏閣を巡り、参拝、特徴をリポートしますという企画。そしておみくじを引き2回連続で大吉が出ればその時点で企画達成。2回連続で大吉が出なければ次の神社、お寺へいく。1日で達成できなければ日を改めて達成できるまで続ける企画なのだそう。

おみくじの部分はゲームのようにしていますが、メインは様々な神社仏閣を巡り紹介するというもので、ゲームにしているのはそのきっかけとするためなのだとか。

それでうちの神社でも境内で一通り神社の紹介撮影して、
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といっても狭い境内ですからすぐ一周できますけどね。
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昔に書いた

屋根の板金工事もおわり、無事に完成しました。

よかったよかった。
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さて、今日は完全にひとりごと。

先日、以前に自分が書いたものを読み直す機会がありました。
たかだが数年前のことですが、自分で書いたものなのに内容はまったく覚えていませんでした。読んだらなんとなく思い出したかなぁ・・・とい程度です。
決して自画自賛というわけではないのですが、「いま改めてみてみると結構いいこと書いているじゃない」と思う事もいくつかあったりもして、「やるな当時の自分」とほめてあげたくなったりして・・・

そのとき考えていた事を文字にして記録したものですから、当時の自分がつくりだしたもの、ということは間違いないです。が、「へぇ、結構いいこと書いてある」と思う内容のことは、自分で書いたことも忘れいるものなので、今はたして同じものを書けるか?といわれると、同じものが書けるかどうかは分からないなぁ、と感じることも多くあります。


で、考えます。自分が以前書いたこと(自分が生み出したもの)が数年後に同じものができないのはなぜだろう。
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新しい家

昨日、新しい家が立ちました。
私の家ではありません。
龍の家。

こんな感じです。
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なので建てるではなく、立てるでよいのでしょうか。
家なら建てる、柱なら立てるですよね多分。柱に屋根だけだから立てる?まぁ後で調べてみることにします。

この龍はエノキの御神木の枝が折れた際に、チェンソーアート世界チャンピオンの城所ケイジ氏が彫刻をしてくださりできあがったものです。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-1128.html

御神木の根元に直に安置してあったわけですが、当初は数十年、あるいはもっと、我々が生きている間は朽ちることはないと聞いていましたが、さすがに雨さらしですとそういうわけにはいかず、腐ってくるのも早く、少しずつ崩れてくるところもでてきました。
チャンピオンは彫刻として参拝者にその姿を見てもらい、役割を終えたなら自然に朽ちさせていってください。御神木の枝とはいえ木というものはそいうものですから。とおっしゃるのですが、しかしここまで立派なものを朽ちさせるにはあまりにももったいない。
と私は思ってしまうので、今回思いきって屋根をつけることにしました。
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