藤の花

春の御祭シーズン真っただ中の京都から神主がお届しております。
私もこれから毎日曜日にお祭りのご奉仕になりますが、昨日はうちの神社のお近くの神社の春の大祭がありお手伝いをさせていただいておりました。藤の花が満開のころのお祭りなので「藤花祭」という御祭です。

5年程前の記事でもそのときの御祭の様子をアップしております。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-753.html

普段はお祭には祭員として奉仕していますから写真を撮ることはできません。祭典をしながらカメラ持って写真なんてとれませんから。ただ、昨日は夕方から夜にかけての御祭でしたので、うちの有能な巫女ちゃんが、うちの神社の仕事を終えてから祭典のお手伝いという名目の見学にお邪魔していました。(もちろん参拝させていただいますが。)
そんなわけでお祭りのときの写真を撮ってもらいましたので、写真とともにご紹介。
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お地蔵様

京都のまちではいたるところでお地蔵様をみつけることができます。街角あちこちに祠があって数え切ることは困難なくらいたくさんあります。たいていは各町内に1体お祀りしています。その町内の数というのも他所にくらべるとけた違いに多くあります。とくに京都市内の碁盤の目の地域などものすごいことになってます。

郵便局の郵便番号検索
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/
で検索してもらえばわかると思いますが数は倍とか3倍とかのレベルではないと思います。一ケタ違うのでは・・・と思えるくらい多いです。そのものすごくたくさんある町内でお地蔵さんをそれぞれお祀りしているのですから、お地蔵さんの数も数えきれないくらいで、歩いているとお地蔵さんにすぐ出会えます。

8月には京都独特の行事で(一部近畿圏でありますが)地蔵盆というものがあります。各町内でお祀りしているそのお地蔵様を広い場所へうつして、そこにその町内の子どもが集まって、ゲームをしたり、御菓子をもらったり、くじびきやら、スイカ割りやら、花火やら、もろもろ遊ぶ京都の子どもにとっては夏休みをしめくくる一大イベントです。私が子供のころは、地蔵盆はそれはもう楽しみでしかたなかったものです。

お地蔵様は子供の守り神(護り仏?)ですから、地蔵盆では子供の安全、無事、健やかな成長を願い、その後は子供たちがあつまって遊ぶんでしょうね。ただ、最近では子供が少ないので集まるのは大人ばかり、お地蔵さんの前に大人が集まり、ビール飲んでいる、というような風景もよくみます(笑)。
ほかにも、時代がかわって町内会のありかたも昔とちがってきてますし町内つきあいが薄れてきている感があり、町内の行事がわずらわしいと思われることもあり、年々縮小傾向にあるようです。

さて、うちの神社のある町内でも当然ながらお地蔵さんをお祀りしており地蔵盆も盛大におこなっています。ただ、今年になってお地蔵さんに関するちょっとした事件がありました。
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武井壮のチャリぶら

先日、タレントの武井壮さんがテレビ番組の取材で神社におこしになりました。
関西テレビの夕方の情報ニュース番組「ゆうがたLIVEワンダー」という新番組が今年春からスタートしたようで、その中の月曜日の16:00からの「武井壮のチャリぶら」というコーナーです。
http://www.ktv.jp/wonder/

番組HPより
武井壮が西日本各地を自転車でめぐる連続旅企画。旅先で出会う人々とのふれあいはもちろん、地元グルメ・温泉・季節情報も見どころです!
自転車にのってブラブラする中、発見したモノやコト、人々とのふれあいから生まれる情報を伝えたり、伝えなかったりする情報番組・・・
とのこと

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越後神社

ホントはやいもので、桜の花が咲いた、あぁきれいだなぁ。と思ったのも束の間。あっという間に散ってゆきました。なかなか時間がとれないので花見にいけるわけでもなく・・・というかお花を見るのは、境内で毎日見ていますが、もちろんいま言う花見とは花を見ながらお酒でものんで・・・とういうほうの花見(*^^)v

そんなことでアッという間に春になった感じですが、春になると神社では御祭がはじまります。春は御祭の季節ですから。
うちの神社、武信稲荷神社の今年の春祭は5月10日(日)におこないます。5月の第二日曜日におこないますので日にちは毎年かわります。
それでうちの神社の祭りは5月10日ですが、私はそれ以外にもあちこち春祭をしてまわります。というのは私は本務神社は武信稲荷神社ですが、それ以外にもいくつかの神社を兼務していますのでそれらの神社の御祭り。
それからうちの神社の御祭のときもよその神社から応援に来てもらいますし、私もよその神社へお手伝いに行きます。おたがい助け合いですね。

それで昨日が春祭りの第一弾でした。
私が宮司を務めております越後神社の春祭です。
越後神社は役員の方々が以前、由緒等を整理してくださったのでわかりやすくまとまっています。それは記事最後に掲載します。
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祖霊祭

本日わたしの父親の十年祭をとりおこないました。
十年祭とは神社の祭典ではなく、個人のお祭りです。仏式でいう七回忌とか十三回忌とかの法事のようなものですが、神道の場合は亡くなって丸1年で一年祭、三年祭、五年祭、十年祭・・・とおこないます。命日は4月8日なのですが、親戚の集まりやすい土日におこないました。
いわゆる葬儀にあたる神葬祭、そのあとに忌明けが五十日祭、1年目におこなう一年祭、このあたりまでは亡くなった方を弔うといようなイメージのものですが、年月が経過して10年くらいになるとちょっと変わってきます。
神道は人と神は別のものではなく、人の延長上に神があると考えています。人が死んだ後は神になるということです。代々のご先祖様も祖先神様として御祀をしますから、亡くなった方もその祖先神と融合して神になります。

今回おこなったような御祭は祖霊祭(それいさい)といいますが、亡くなった方個人のお祭りでも年月が経過してからの祖霊祭は、「弔い」「悲しい」というものでなく、「祝い」というと語弊があるかもしれませんが神様をお迎えしての御祭と同様のはれやかなものになってきます。
葬儀の祭のときは拍手も音を立てずに打ちますが、祖霊祭は通常の神様参りと同様にパァーンと音をたてて打ちます。お供えする水引等も紅白を使うのがよいと私は思います。(ただしよその家庭にお供えする場合は相手があることですので、黒白を使うことが一般的には多いのですが)
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