新しい年を迎える

前回からの続きを書こうと思いつつ、今日は別の記事をアップです。

新年まであと1週間となり、あわただしくなってきて準備も大詰めを迎えております。
今日はしめ縄を取り替えてあたらしくしました。
取り替えですから、古いものをはずして。そして新しいものをつける。
当たり前ですね。なので古いしめ縄をはずして、新しいものをつけるまでの数時間の間はしめ縄なしの状態です。一年のうちこの数時間だけです
しめ縄は神社と外を区切る、または神聖と俗をわける境界のような意味がり、結界のようなものです。だから当然ながらしめ縄のない状態は短いほうがよいにきまってます。

しかし今日は取り替え作業の時間の都合で古いしめ縄をはずし終えたのがちょうどお昼でしたので区切りがよかったので昼食をとりました。
私はずっと神社にいて境内の様子を1年中みているわけですので、しめ縄がある光景が普通です。だからしめ縄をのない状態の境内はなんだか違和感があるというか、物足りない感じです。しかし作業をいったん止めたとこともありその間に写真をパチリ。
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発展

今年の大晦日、来年の正月3ヶ日に振る舞い酒とおでんの無料御接待をおこうことになりました。とくにおでんは料理屋の大将がつくってくれる本格おでんでものすごく美味しいですからおすすめです。ぜひお参りいただいた後に食べてあたたまっていってください。

今までは年末年始にとくに何もしていなかったのですが今年からお酒とおでんの振舞いをすることになりました。それをまわりの人に話していると、今回のこともそうだけれど、代替わりしてから(宮司が私にかわってから)いろんなことやってちょっとづつ賑やかになってるし、テレビとか新聞とかにもよく出てるし、神社も発展してきていますね。
とよく言われます。

実際、これは私の性格というか性分のようなもので新しいことはいろいろやっていますし、たまたまタイミングがよければテレビや新聞雑誌等でもよく取り上げていただけます。
ただ、それは神社の発展とイコールではないと私は思っていましていつも自分で気を付けるようにしています。


神様と人は車の両輪のようなもので、どちらか一つだけではいけないんですね。車のタイヤは両方そろっていないとちゃんと進めないのと同じで、神様だけでも人だけでも片方だけでは成り立たなくて、両方がそろって初めて「よし」となります。
祀るべき神がいなければ祭祀はできないし、逆に人がいなくて神だけでもそれなりたちません。
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振る舞い

12月もはや半分すぎて今日は18日、あと2週間を残すだけとなりました。
一年たつのがあっという間で、もう一年たったと思う反面、昨年の12月、つまり1年前に一体なにがあったかなぁ、今年の4月とか5月にあったことを思い出してみるともうずいぶん昔の出来事のような気もします。

さて今年の大晦日から初詣の参拝者の方々に無料の御接待をすることになりました。

まず振舞い酒
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こういうやつです
ご自由に飲んで頂けますので、あたたまってください。飲み過ぎて寝てしまうと凍死しますからほどほどに・・・ですが(^.^)


それからもうひとつ、おでんも振舞いいたします。
しかもただのおでんではなくて、これプロのおでんです。
うちの神社の近くに「じげん」という居酒屋風、料理屋さんがあるのですが、そこの大将がご奉仕でおでんを作って振る舞ってくださいます。感謝!!
http://r.gnavi.co.jp/c829800/
↑じげんさん

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新しいなにか

前回の記事のつづきです
もてなす心というのは神様に接する作法ともよくにています。
神前での神主の所作や神様への供え物などにいろいろ決まりがあります。神様に失礼のないように、愉しんでいただけるように、それは最上のもてなしの心と言えます。

たとえば神饌(しんせん)にもいろいろと決まりがあります。神饌とは神様へのお供えもののことですが、お米、お酒、餅、魚、野菜、果物、菓子、などいろいろあります。いろいろ決まりがあったりします。
魚をお供えするときほぼ必ず登場するのは鯛です。鯛は魚の王様なんていわれるくらいで高級なものですし、また「めでたい」ということで縁起がよいのでお祝い、おめでたいときにつきものです。だから最上級のおめでたい神前での祭典では鯛はレギュラー選手です。
鯛のほかにも魚をお供えしますが、よくあるのは鯉です。
この場合ですとお供えする順番は鯛が先、鯉が後となります。もうひとつ前から順番にならべると、お米、お酒、お餅、鯛、鯉・・・と続いていきます。
コース料理でも出てくる順番って決まっていますが、適当に決まっているわけではなく美味しく食べられるように考えて順番が決められていますがそれと同じです。

お魚をお供えする向きも決まっていたりします。
海腹川背(うなばらかわせ)、海の魚は腹を神様に向けて供える、川の魚は背を神様にむけます。板前用語に同じ海腹川背がありますが意味は同じだと思います。海の魚は腹に脂がのって美味しい、川の魚は背が美味しい、だからそれを神様(板前さんの場合はお客様)に向けてお出しすると。
それで魚の頭の向きが神様の方向(中央)に向くようにします。
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お・も・て・な・し(ハート)

今年の流行語大賞、4つ同時に選ばれたようですがそのうちのひとつが
お・も・て・な・し(ハート)
というやつみたいです。オリンピック誘致のスピーチ内の言葉のようですが、私それ見てないので実物は知らないのですが、すごい盛り上がりだったので素晴らしいスピーチだったのでしょう。

その「おもてなし」ですが最近わたしも「おもてなし」についてなるほどねぇと思うことがありました。
私のところに来客があったとき、もちろんお迎えして応対しますが、こられた方との間柄によっても程度は違うと思います。
学生時代の友人が訪ねてきた場合と、仕事のうえで取引がある方、普段からお世話になっている方が尋ねてきたとき、近所の顔見知りの方がこられたとき、それぞれで応対の仕方は違います。日頃お世話になっている方なのに学生時代の友達のノリで応対することはありないですし、気心しれた友人に対して目上の方にするような応対するのも水臭い感じがします。だからお相手によって応対が違うのは当然のことですが・・・

わたし、一年間365日、8760時間のうち9割は神社にいると思います。日数でいうと約328日、時間でいうと7884時間くらいです。ですから人と接する機会でもっとも多いのは神社に御用があってこられる方に応対する場面です。神社に御用があっておこしになる方をお出迎えするのはやっぱりそれなりに少しかしこまった感じでしょうか。
それを普段からずっと(年間約328日、7884時間)やっていますと、知らないあいだにそのスタイルが当たり前になっていることがあります。

で、以前からちょくちょく指摘されることがあったのですが、友人(かしこまって話す間柄ではない人)が神社に来られたとき、そのときの私の応対がすごく冷たい印象をうけるとか、店主とお客さんぽいとか、壁を感じるとか言われます。
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実の初体験

前回の記事で、えのきの実が食べられるんだよ、と農家の方に教えてもらったはなしをかきました。うちの神社のえのきの大木からはびっちり実が落ちてきますから、毎年ものすごい数あるんですが、私いままで食べてみたことはありませんでした。
だから、食べてもホントに大丈夫なんだろうか。教えてくださった方の言っている「もの」と私が思っている「もの」が違うものだったらいやだなぁとか、巨大化したり小さくなったり、1upしたりしないかなぁと不安もあったのですが、とりあえず食してみました。

これは食べられるよと教えてもらったものですが、それでも地面に無造作に落ちている(地面一面にびっしり)実を食べるのにちょっと不安がありました。それを思うと一番最初に食べた人は偉大ですよね。
納豆を一番最初に食べた人。勇気がいったことでしょう。ふぐを食べた人、毒があるのに食べちゃうなんてすごい。チーズもそうですね、1週間洗わずにはき続けたくつ下の臭いがするのもありますよね。すごい勇気・・・


えと、えのきの実の話しですが、食べてみてから今のところまだ私、巨大化もしてないし、笑いが止まらないこともないし、うちのえのきの実は普通の実だったようです。
味はあまい感じ。どこかで食べたことがあるなあと考えながら食べてたのですが、和菓子の中にはいっているあんこ、中にあずきの粒が残っているやつありますよね。粒あんというやつ。あのあずきの味に似ている、と私は思いました。
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落ち実

前回、落ち葉の話を書くつもりがそれましたので、そのつづきです。
今年も11月になっても暖かくて、紅葉がおそく11月の終わりちかくなってようやく色付きはじめたと思ったら一気に散りはじめたので、紅葉を「あぁきれいだなあ」とたのしみ間もない。というようなことを前回書いていましたが、葉が散り始めたのは紅葉している木だけではなく、うちの神社で落ち葉の大本命のエノキの大木も葉を散らしはじめました。これも時期はおそく11月下旬になって一気に散り始めた感じです。

エノキというと食卓にのぼる「えのき茸」を想像してしまう方が多いようです。


こんな感じでイメージされるので、ひょろいイメージを持つ方がおられますが、うちのエノキ1本で森の風格がある大木です。高さ20メートル以上、樹幅40メートル以上、筋肉隆々の超マッチョなたくましい木です。だから降り注ぐ落ち葉の量もハンパない感じです。

この大量に降り注ぐ落ち葉ですが、一緒に「実」もくっついているんですね。
エノキの実。
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