必要なもの

うちの神社には子供の命名・名付にこられる方が大変おおいので、私もかなりの数の方赤ちゃんの名付けにかかわってきました。ご両親の希望される名前もお伺いしていますし、こんな感じにしたい、こんな子になってほしいというような希望もお聞きしています。ちょくちょくあるのが世界で通用するような人になってほしいという希望です。

グローバル化という言葉がよく使われるようになっているように、経済や文化が世界規模になっていて、国の垣根がなくなってきているのは事実ですから国際的な感覚をみにつけることは大切だと思います。それぞれの国にはそれぞれに習慣、文化がありますからそれを知ること理解することは重要ですね。

交通機関、情報技術が発達していますから国の垣根は物理的にはなくなってきています。日本から飛行機で12時間後にはアメリカに着きますし、インターネットをつかうと世界中同時に情報を共有することができるのですから。

ただ物理的な垣根ががなくなってきたとしても国そのものの垣根がなくなるのはやっぱり難しいのだろうなと思います。
ヨーロッパでは国々が国境をなくしたり、通貨を統一したりしたEU(欧州連合)がありますが、今ギリシャからはじまった危機がEU全体に広がって危険な状態ですよね。

それぞれの国には習慣、国民性、文化などいろいろ違いがあるので、単純に垣根をなくして一緒くたにというのはなかなか難しいのでしょうね。中国なんかもそうですねあの広大な国土にいろんな民族がいるわけですから同じルールや習慣で国とするのは至難のわざですね。
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ライスシャワー

先日の清め塩のことを書いた記事に「清め塩だけじゃあなくて、祓い清めで撒くのは、米・粟・豆もそうじゃないですか」というコメントをいただいていました。今日はそれに関連した話をすこし。
先日から清め、祓いのことが続き、同じような話題ばかりでなんだかすみませんが、清め祓いは神道の基本なのでご了承くださいませ。

神道は清浄をもっとも大切にしますから、お祓いお清めはどんなときでも、それはもうしつこいくらいにおこないます。それでお祓いにつかうメジャーアイテムが大麻(おおぬさと読みます。神主がお祓いのときに使う、白い紙がバサバサとついたあれ)と御塩です。
大麻は手に持って振りかざすように使う道具ですが、御塩は撒くわけですが、塩以外にも祓いに撒くことがあるのがたとえばお酒であったり、またお米や豆を撒いたりすることもあります。
節分の豆撒き、鬼は外、福は内と豆を撒きますがあんな感じをイメージしてもうと想像しやすいかと。節分の豆まきも、鬼を追いはらう、厄をはらうわけです。

お酒やお米を撒くこともよくあります。私が普段おこなうのは地鎮祭や家、土地の御祓い、お清めのときです。これ散供(さんぐ)といい御祓いであり土地の神様への供え物でもあります。
お酒だったりお米だったり豆だったりと穀類が多いのですが、穀類は高い霊性の宿るものとされているからです。とくにお米は稲穂は一本の稲には無数のお米がつきますから繁栄の象徴ともされ日本で非常に大切にされてきています。
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千度大祓

今日の夜から明日の朝にかけて近畿地方に台風4号が上陸するとか。ですから境内の提灯をすべてはずしたり、倒れそうなものを固定したりと対応をひととりすませて今もどってきました。外は雨はまだ降っていませんが、風がかなり強くなってきています。
いま屋根の葺き替え中です。屋根にはまだ瓦がのっていない状態ですし、屋根の上に作業中の瓦があったり、シートで覆われていたりしていますが、強い風で飛んでいかないかないでね・・・と心配している神主ですこんにちは。


おおよそ神社では6月には大祓(おおはらへ)神事がとりおこなわれます。たいていは6月30日です。
大祓とは1年の真ん中の六月と一年の終わりの十二月に、私たちが生活の中で知らず知らずのうちに犯してしまった罪や、心身の穢(けがれ)を祓い清めるための神事です。
六月に行なわれる水無月の祓は「夏越(なごし)の大祓」、暑さ厳しい夏を無事に乗り越えられるよう祈る儀式でもあります。十二月の大祓は「年越しの大祓」といいます。

大祓では人形(ひとがた)という紙を人の形に切り抜いたものに、名前や年齢等を書き、さらにその人形で身体を撫でて息を吹きかげます。 そうすることにより自分の罪穢を人形に移し、それを海や川などに流しわが身の代わりに清めてもらいます。 また、疫病や罪穢を祓う「茅の輪くぐり」も行われます。

たいていの神社では大祓式がおこなわれますが、なぜかうちの神社では大祓式はやっておりません。なんでやってないのかは私も知りませんが。
そんなことですので、毎年大祓のことは記事にできませんので、うちとは違うところの大祓のことをご紹介
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詩の世界

さきほど私が保育園児のころに読んでもらった詩集のような、絵本のような本がおいてありました。このまえ甥っ子が来ていたときにおばあちゃん(私の母)が読んであげていたようです。

本の裏表紙に、
なかおむねやす
と、私の名前が書いてあったのですが(数十年前に書かれたもの)そのとなりに
甥っ子の名前が追加されていたので(数日前に書かれたもの)、多分そうなんだと思います

さきほどその詩集?絵本?を読んだのですが、なんだろうこの何かが心に残るこの感覚。別に特別なことを言っているわけではなくて、ごく普通のこと、日常のできごとを詩にすることで、なんだかすっと心に響くなにかになる。詩っていいな。と思ったのでした。
と、すぐ影響される私・・・(=^_^;=)ゞ 


昨日のこと。
発見しました。夏の申し子。

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セミの幼虫を今年はじめて発見しました。
この時期にでてきたらさすがに早すぎるので成虫にはなれないでしょうが、あぁ夏だなと感じるできごとでした。なんでもない日常のことなんですが、ちょっとうれしくなりました。
で、詩っていいなと思った矢先でしたので、もちろん詩をつくってみました。
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清め塩

前回の記事ではお葬式のはなしでした。
先日おまいりさせていただいた式でもそうだったのですが、最近はお葬式の後に清め塩が配られることが少なくなってきているように感じます。以前は必ずお塩を渡してもらえましたが、今は御塩がないこともよくあります。

これ、「清め塩を廃止しよう!」という主張する方々があるからだと思います。それが着実に増えてきて浸透してきているのでしょうね。

清め塩は、お葬式のあと自宅に帰ったときに体に塩をふる、または塩を踏むことで穢れを落とすとされる民間の風習ですが、これが仏教の一部宗派や、一部団体によって清め塩はけしからん、廃止すべきという行動になっていました。

ここ京都でも、2006年(平成18年)4月に宮津市清め塩啓発問題(みやづしきよめしおけいはつもんだい)という問題がおきています。宮津市が清め塩の慣習を否定する主張を展開し、廃止を訴えたチラシを市内全戸に配付したり、火葬申告に市役所を訪れた人に清め塩をやめるよう指導したという事件。
これらは全国から批判が殺到し5月2日に見直しが発表されました。

清め塩廃止の主張のおおまかなところは、生と死はひとつのものであるから死は穢れではない。生きている間大好きだった人が死んだからといって穢れるわけではない。穢れを祓うとして清め塩を使うのは死者を冒涜している、とそんな感じです。
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感極まる

少し前のことになりますが、他所の神社の宮司様が亡くなられたのでお葬式に参列してきました。何度か紹介していますが神道ではお葬式などもすべてお祭りです。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-781.html

通夜祭、本葬祭、火葬祭、などいろいろなお祭りを斎行します。
祭りというと屋台がでたり、笛や太鼓でにぎやかに楽しそうにワイワイとする印象が強くおめでたいものばかりのように思われがちですが、悲しみのなかしめやかに行われる祭りももちろんあるわけです。
というかワイワイにぎやかなのは祭りの付属部分で祭り本体部分はどんな祭りもすべて厳かでしめやかですけどね。


先日お亡くなりになったのは私の父親と同世代の方で、父とは交流があった方でした。私は直接面識はありませんでしたが、父やうちの神社がなにかとお世話になっておりますのでお礼とご挨拶をさせてもらうために参列させていただきました。

葬儀をとりおこなう人は喪主ですが、祭典をとりおこなう方を斎主(さいしゅ)といいます。祭主ですね、祭りをおこなう責任者です。
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つぎは屋根やねん

昨年末に境内の改修事業ができあがりまして、無事に改修、補修ができましたと神様に奉告をしたのが今年の3月です。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-990.html

そのときからもうわかっていましたが、頭がいたくなるのであまり触れてこなかったのですが、いよいよはじめました。
社務所、南側末社殿の屋根の葺き替えです。

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社務所は雨漏りがはじまってきていて、雨が降るたびにたらい(洗面器)を動員しなければいけない状態でした。
また、南側末社社殿では鬼瓦がはずれて落ちてしまいました。幸いなことに木の枝にひっかかってとまっていてくれたので、割れずにすみました。よかった~。

雨漏りしているということは、天井部分の木がぬれているということで、それが続くと当然木が腐ってきます。以前の参集所は雨漏りを放置した結果(私が放置したんじゃないですよ)屋根全体がやられて屋根が落ちました。で修理ができなくなってしまったので解体して新築となりました。

今回はそうなってしまわないように、腐る前に(というか、すでに腐りはじめていますが)屋根をなおそうということです。
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8ノコ

いまの世の中どこも危険がいっぱいです。
道をあるいていても、たとえ自分が注意していても車がつっこんでくることがあります。危険きわまりないことです。

自宅でじっとしていても、電話がかかってきて「あ、オレ、オレ。お金が必要になったから振り込んでよ」と詐欺の電話がかかってくることもあります。なんて危険な・・・

会議のため他の神社に行くところなのに、それなのに街を歩いているとキレイなおねいさんが一杯どうですか?安くしておきますよと声をかけてくることもあります。うれしいくらい危険だ・・・

インターネット上で普通に調べ物をしようとしていてもなぜかエッチなページにたどり着いてしまうこともあります。
そういうページにうっかり入ってしまうと、えへへへっと時間を浪費してしまいます。けしからんほど危険だ( ̄_ ̄|||)


と世の中にはさまざまな危険がいっぱいなのですが、神社でもやっぱり危険はあります。
つい先日のこと
ごく普通の神社の風景のようにみえますが、ここに危険が・・・・

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