ノーギョー

前回からの続きです。先に前回の記事を読むことをおすすめします。

農業というものは神社にとっても非常に重要なもので、神社と農業とは切っても切れない関係です。だからいま農業の後継者が不足して、廃業する農家が続出している、日本の食糧自給率が40%を下回っているというのは、神主としては放っておけないことですし、ものすごく気がかりなことです。

ではそもそもなぜ神社と農業が切っても切れない間柄なのか、
まるでドラえもんとのび太、セーラー服と機関銃、あるいはマイケルにジャクソンのように切っても切れない間柄なのかというと・・・

昔は(もちろん今でもそうですが)農業とは生きていくために絶対に必要な食料を育てる、最も重要なことでした。いくら金銀財宝がたくさんあっても食べるものがなければ生きられませんからね。
農耕はお日様の光の具合や、雨の降り方など天候や、水がちゃんと確保できるのか、など自分たちの力だけではどうしようもないことに左右されました。ですから自分たちの力だけではどうしようもないことだから神様に頼るしかなく、神社の祭りや儀式などは農耕がうまくいくように神に願うものが基本となっています。日本全国にさまざまな祭りがありますが、豊作を願ったり、収穫を感謝したりというものが大半です。
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トーキョー・プリティ・パパ

前回の記事の中で書きたいことがあったのですが、長くなりすぎたのであらためて今日書いています。

タイトルは
「トーキョー・プリティ・パパ」
今ものすごく話題になっているし、テレビでも毎日のように放映されていますし、みなさんご存知だとは思います。どじょうの演説はつい最近のはなしですね。
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トーキョー・プリティ・パパ
Tokyo・Pretty・Papa

これを世間では頭文字をとって「TPP」とよびます。


・・・と、ベタなでだしですみません。
前回の記事で農業がすこし話題に上ったので、農業にとってものすごく重要なTPPとからめてみました。
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幸せのかたち2

前回からの続きです。前回の記事を先に読むと意味がわかります。
世界では1日に4万人の人が餓死しているけれど、日本で廃棄される賞味期限切れの食品は1日に2万トン以上。全世界中の5人に1人は一日の収入が100円以下であったりする。

いま日本では餓死する人はほとんどいないし、たいていのものが手にはいる。失業率は高くて仕事になかなかつけない、仕事をしているのに生活していけない、いわゆるワーキングプアというものもあったりしますが、でもそれとは根本的になにかが違うような気がします。

私がふと疑問に思うこと。仕事につけない人がものすごく多い反面、仕事の担い手が不足しているところも本当にたくさんあるということ。
食料の自給率が40%を下回っているいま、自分の国で自分たちが食べるものを作ることはとんでもなく大切なことですが、農業にたずさわる人がいない。農家の後継者が不足して廃業する農家が続出している。
よく聞くはなしですが介護の分野でも人手が足りないので外国から労働者を募集しなければいけないらしい。
職人の世界でも後を継ぐ人がなく、廃業するところ、技術がどんどん失われているようです。
仕事をしてくれる人がいなくて困っているというところと、仕事がないと言う人、これがなぜ同時に発生しているのかが素朴な疑問です。

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幸せのかたち

いまブータンのワンチュク国王が来日されており、被災地を訪問して見舞ったり、京都では国王が黒紋付に袴、王妃が花柄の振袖という和服姿での登場と、日本のことを考え、文化にも理解をしめしたりと、うれしいニュースとして毎日報道されています。
ワンチュク国王夫妻の姿がニュースで放映されていましたが、立ち居振る舞いはやはり品格のある、すばらしいものにみえました。お会いした方々のコメントも紹介されていましたが、みなさん素晴らしいとおっしゃっておられますね。
コメントで印象的だったのが国王と握手をした小学生の男の子が「すごい、感激です。握手した手を洗いたくない」とすごく興奮気味に、ニコニコしながら話していたことでした。小学生の男の子にこのように感じさせるのは、やっぱりすばらしい人格の方なのでしょう。
それもそのはず、ブータン王国といえば国民総幸福量(GNH)を使用する国です。その国の国王ですからまわりの人がニコニコとなるのもうなずけるはなしです。

よく国の豊かさなどを表す基準として使われるのが、国民総生産(GNP)や国内総生産(GDP)があります。一定の期間のあいだに、その国でどれくらいの商品やサービスが生産されたかを金額で表示します。

ブータンで使用されいてるのはそれらの経済的な指標でなく、国民総幸福量。国民の幸せを測るための指標です。う~ん、すばらしい。
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火焚祭レポート

平成23年度お火焚祭、無事にとりさめることができました。みなさま誠にありがとうございました。
当日の様子を写真でお伝えいたします。今回の写真はお祭りのお手伝いをしてくださった方の撮ったものをおかりしています。
じつはそのお手伝いをしてくださった方というのがプロカメラマンだったりします。だからきれいな写真ばかりなんですが、ただお祭りの裏方のお手伝いをしていただいているので、仕事で撮る写真ではないんです。今回の写真も神社の裏方のお仕事の手の空いたときに、携帯のカメラでパシャっと撮っておられた写真です。
では

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平成23年11月13日、とてもよいお天気です。しかし11月の中旬であるにもかかわらず汗ばむくらいの陽気です。お手伝いにきてくださった他の神社の神主さんが、私に「晴れ男なのはわかったから、もう少し加減して晴れてくれないと、これから火を焚くんだから、汗だくになるよ」とクレームがはいりました。


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火を焚上げる斎場には忌竹をたてしめ縄をはりめぐらせます。
あ~、とってもよい天気です。


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お火焚串を積み上げます。積み方は神社によっていろいろありますが、ウチの神社では四角形に組んだ外を八角形で囲む二重です。
その外に丸太を組みます。


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組みあがったあとに、先日いただいてきたヒバをかざり、できあがりはこんな感じです。中に入っているのは今年の初穂(神様にお供えした稲)の稲藁です。


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拝殿でも別座の火床が設けられ、火焚祭の授与品のお清めをいたします。
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平成23年お火焚祭

平成23年11月13日 午後3時より

お火焚祭です

みなさまぜひお参りくださいませ

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当日まで記事のトップにおいておきます。
最新記事はこの下にあります

お火焚の準備

11月13日のお火焚祭まであと3日となり、準備もいろいろと進めております。
今日は他の神社の宮司様と一緒に火床のヒバ(檜葉)をいただきに北山へ行ってきました。

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このヒバがこんな感じになります

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ウチの神社の境内にもヒノキの木はあるのですが、その葉だけでは一年でなくなってしまいますので、どこかからもらってこないといません。
そんなときに、いつも私がお世話になっている神社さんにお世話していただけることになりました。お世話してくださるのは材木屋さんで、山の手入れをするためにヒノキの枝を枝打ちされます。そのため大量に枝が出るので、神社で使ってもらえるならば非常にうれしいとおっしゃってくださっています。
こちらも非常にありがたく助かります。
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着物男子

いやぁ、忙しくて更新する時間がとれませんでした。まもなくお火焚祭ですしそろそろ準備も本格的になってきますのでさらに忙しくなってまいります。ブログでも書こうと思っていることはあるんですが、なかなか筆をとる時間がなくって・・・
とにかくできるあいだに更新を。しかしそのわりには今日はくだらないネタで恐縮です。

ちまたでは○○男子がはやっております。
草食系男子、肉食系男子を皮切りに料理男子だとか、スゥイーツ男子、乙女系男子など様々な男子があります。
いろいろあるわけですが、私もまぁその中のいくつかの○○系男子に該当するのだと思います。
なかでもこれは間違いないなというのは「着物男子」。ちなみに携帯の予測変換で「きものだん」まできたところで着物男爵が変換候補の1番目にありました。もちろん私のことではありません。私は「着物男子」です。

今は着物というと和服のことをいいますが、もともとは着る物すべて、衣服のことをすべて着物と呼んでいたわけです。それでいうと一日中を裸ですごす裸族の男性以外ならすべて着物男子になりますが、まぁそれは今は関係ないのでおいておきます。

とにかく私は裸族でもないし毎日着物(和服)を着てますから、着物男子でほぼ間違いないでしょう。
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