夏から秋へ

今年の夏は9月だというのに35度をこえる、きびしい残暑がつづきましたが、このところようやく秋めいてきました。このペースで気候がおかしくなっていくと20年後にはどうなっているのだろうと恐ろしくなります。

9月といえば衣替えです。一斉に衣替えするのは4月1日や10月1日ですが、9月も衣替えの時期です。7月、8月は夏物である紗(しゃ)とか絽(ろ)というような「うすもの」ですがこれが単衣(ひとえ)に変わります。
紗、絽とはまぁ着物の種類のようなもので、涼しいように透け透けのシースルーのような感じで、夏物。単衣は裏地のない着物で春、秋用みたいな感じ。冬ものは裏地のついた袷(あわせ)ですね。

私も普段から着物ですから季節によって衣替えします。私の場合はいま羽織や袴が絽で、狩衣(かりぎぬ)は紗です。で、これ時期がきてるからボチボチ夏物から秋ものへかえていくわけですが、35度を越えるような暑い日が続くとなかなか変えられません。
それがようやくここ数日で秋らしくなったのでそろそろ秋物へ・・・そんなところです。

それからウチの神社にあらわれる恐ろしいものも減ってきました。
流血をよぶ小さな悪魔、究極の最終生物兵器
などと恐ろしいキャッチフレーズがある、例のヤツ・・・

・・・まぁ蚊のことなんですが
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人見知り

人にはいろいろな苦手意識、くせなんかあると思います。
赤面症の人は人前にでると顔が赤くなってしまって、赤くなっているなぁと思うと余計に赤くなる。これ私もなんとなく分かる気がします。

早口の人、緊張してしまうとさらに早口になってしまい、自分の頭の中では言えているつもりが実際には最後まで言えていないとか。「てんきよほう」と言いたいところ早口になりすぎて「てんきょぅ」になってしまうとか。

人見知り。子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすること。大人の場合は「内気」や「照れ屋」などと同じような意味で、よく知っている人とは打ち解けて話しすることはできるけれど、初対面の人とは話しをすることができない。


昨日、友人3人で話しをしていました。私と友人Aと友人B。
私と友人A、私と友人Bは友達同士ですが、友人Aと友人Bは昨日が初対面。友人Aと友人Bが話しをしたいということだったので、私が間に入って仲介したというような感じです。

二人は初対面なので、最初は私が話しをして場をつなぎ、打ち解けてきたら当人同士に話してもらう事になるんだろうなと思っていましたが、いざ始まると二人とも初対面であるとは思えないほど最初からバンバン話しておられます。私が間にはいるタイミングもないくらい途切れずに。
いつ息継ぎをしているの?と私が不思議になって口元を観察するくらい、ふたりとも途切れずにはなしています。
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思いつくとき

2007年の1月からブログをはじめて4年が経過し、まもなく5年。アップした記事の数は今回のものでなんと940にもなります。改めてみるとすごい数だなぁと我ながら驚きます。

最近はアクセス数も少し減ってきていますがそれでも1日150~250くらいの方は見てくださってますし、多かったときには1日300人以上の人が読んでくださっていました。有名ブログだと日に1万、5万というアクセスも当たり前にあるでしょうが、私のところですと日に200人読んで下さっていればたくさんの人に読んでもらっているなぁという感じです。
これだけ長く続けてこられているのも大勢の人が読んでくださって、またたまにコメントを書き込んでくださったり、とそういうのがあるからですね。

私の場合神社でのできごとや、自分の考えていることを書く、エッセーのような感じというスタイルが定着してきました。だから結構長文が多く、また書くことで今まで自分が漠然と考えていたことを整理することができます。その点をとても有益だと感じています。
Facebookやツイッターは短文投稿のコミニュケーションツールですから、それらとはちょっと形式が違うような気がするので、当面はこのままブログを書き続けようかなと思っています。
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敬う

先日の記事を書きながら思っていたことですが、本文に書いていなかったので、今日続きを書きます。
お客が店員を見下したような態度や言葉をつかう。お客はお金を払うのだからエライ、何をしてもいいような感覚を持っている人がいる。これ何がかけているかといえば相手を敬う気持ちですよね。
相手が誰であってもかわらずに敬意をはらうことが大事なわけですが、前回の記事で何を書いているときにそれを思ったかというと、こちらが目一杯丁寧に話しているにも関わらず、すごくエラそうな言い方をしてくる人。そういう人にもちろん最後まで丁寧に応対しますが、内心ちょっとムッとすることもある。自分もまだまだ心が狭いなぁと思うとそれを書いているときに考えていました。

相手が誰であっても、本当に敬意をはらうことは難しいんだろうなぁと

で、そこで思い出したのがこの方

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高見のっぽさん
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お客様は神様

先日の記事で書いたはなしですが

いつもうちの神社でお世話になっている出入りの会社社長さんが、
「いつもお世話になっているので感謝をこめて、一杯どうですか。ご招待させてください。」
とおっしゃってくださっていました。

しかし私としては、いろいろして頂いてこちらが感謝しているのに、そんなのは困りますという感じです(汗

大工さんだったら、壊れたところを修理してくださいます。自分ではとてもじゃないけど直せません。
装束屋さんだったら、神主の着る狩衣や、袍をつくってくださいます。あんな複雑なもの自分では絶対つくれません。
酒屋さんでは、神様にお供えするお酒を用意してもらいます。自分でお酒はつくれません。というか作ったら酒税法違反で捕まってしまいます(笑)


というように、大切なことをしてくださるので本当にありがたいことで、感謝で一杯になるはずです。これは世の中の人すべてそうですよね。外で食事するときも、着る服を買う、なんにしてもそれを自分のかわりにしてくれている人がいるから買えるわけですから。

ただ、とくに最近「お客様は神様」、お客なんだから何をしてもいい、お金を払っているのだからと理不尽な要求をしたり、客は絶対的にエライ、みたいなことを思っている人が多いようです。
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太夫さん

先日のこと。
いつもうちの神社でお世話になっている出入りの会社社長さんが、
「いつもお世話になっているので感謝をこめて、一杯どうですか。ご招待させてください。」
とおっしゃってくださっていました。

いや、何かあるたびにいろいろやってもらって、ありがたくとても助かっています。こっちが逆に感謝の意をこめて接待しないといけないくらいなのに。申し訳ないなぁ・・・
と少し考えていたのですが、押しの強い社長さんで、
「宮司さんもたまにはええでしょう?」
「その日は何か予定はいっていますか?」
「その予定はどうしてもはずせませんか?」
「それならその予定が終わってからでどうですか?」

あれよあれよという間に、おさそい頂いたとおり飲みにいかせてもらうことに決まりました(笑)

で、それに昨日ご一緒させてもらいました。
この社長さんとそこそこ付き合いがあって、気心しれいているという部分があるからですが。
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何のために存在する(ある)のか2

前回からの続きです。さきに前回の記事を読んでもらうことをおすすめします。(意味がわかりやすい)

修理をしてくださった左官屋さんは前回、拝殿の地盤が沈んだときに建物が傾いたのを直してくださった左官屋さんです。
で、その左官屋さんが面白いことをおっしゃっていました。

「神社にしても、お寺にしても、直すためにあるようなもんだ」


よそのお寺の住職さんと話していて、そんなこと言っておられたそうです。
あぁ、面白いことおっしゃるなぁ。と思って聞いていました。

でもたしかに、そうです。うちの神社でもそうですが、あっちを直したら、次ぎはこっち、常にどこかを直す工事をしています。
それで、神社もお寺もそうですが、直すためには普通の家と違って費用も桁違いですから、修理をするときのために普段から切り詰めて貯えておかなえればならず、
いざ修理をするとそれらが全て使い切ってしまう。というかそれでも足りない。
で、それが終わるとまた次ぎの修理のために切り詰めて費用を貯めておかなければいけない・・・

あぁ、本当に直すためにあるようなもんですね(笑)
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何のために存在する(ある)のか

先月、神社入り口にある大きな提灯台にトラックがぶつかってしまって、壊れてしまいました。記事にも書いています。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-926.html
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で、今日から土台部分の補修工事がはじまりました。
他の部分は宮大工さんの工房で彫りをいれたり、組み立てたりをしてくださっています。
土台部分は直接的に壊れたわけではありませんが、やっぱり100年経過していると少しずつ傾いてきていました。土台が傾いているとその上に乗るものにも負担がかかり、結果壊れてしまう。
ということらしいので、まず土台をまっすぐになおすことになりました。


左官屋さんが石畳をめくって、まっすぐになおしてくださってます。

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雨でカビがはえた

台風がやってきています。非常にゆっくりと進んでいるので雨風の影響を受ける時間がながく、各地で被害がでているとか。
うちの神社でも台風にそなえて提灯など飛んでいきそうなものをしまったり、燈篭など倒れてしまいそうなものを補強したり、といろいろ準備をしています。
風が強く境内中が葉っぱや木の枝が散乱していますが、今のところは大きな被害もありません。


それにしても、このところ非常に忙しくてなかなかブログ更新に時間がつかえません。書きたいなということはいくつかあるのですが、多分長くなるだろうなという気がするので、その時間がとれず書き出せずにいます。

今日はとりあえずさくっと私の近況報告でも。

先月にブログでも書いていますが、わたくし「THE BOWS」というバンドを結成しました。
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-916.html

そのときの記念写真がこちら
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