こっくりさん

最近、「宮司さんが書いた本を読んで、ここの神社を知りました」といって神社へお参りにこられる方もちょくちょくおられます。ちょっとくらいは読んでもらえているんだなぁと喜んでいる今日このごろ。
それから、本を読んだ感想を言いにきてくださる方も。これは多いのは地元の方、というか元々よくお参りにこられる方や、近所の方などです。

その中でおもしろかったのが、面白いというか、へぇ~そうなんだというお話しがありました。このブログでも何度か書いていますし、神主ライフの本でも書いていますが、「こっくりさん」についてです。
近所の小学生が神社へやってきて、こっくりさんをして遊んでいたというはなしなんですが、↓がそのときの記事です

http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-31.html
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-335.html

「こっくりさん」といえばほぼ全ての人が知っているものだと思って、普通に説明もなしにネタにしていましたが、「こっくりさん」を知らない方も結構おられるようです。

本を読んでいて「こっくりさん」というのが出てきたが、それがわからなかった。「こっくりさん」って何?と聞かれたこともありました。その方はお歳は70歳。でも60歳の方は知っておられました。だから流行った時期などとの兼ね合いによって、年齢によって知っている、知らないがあるんでしょうかね。
その知らないとおっしゃっていた方は、「こっくりさん」だから境内で子供たちが眠ったってことかいなぁ?「こっくり」、「こっくり」と。と独自の「こっくりさん」を披露してくださいました。
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潜入!これが神社境内だ!!3

昨日からのつづきです。先に前回前々回の記事をよむと意味がわかります。

なぜ700歳にして急に生長の速度が早くなったのだろうか。いままで700年間と現在とで何かしら状況が変わったと考えるのが妥当であろう。
と前回ここまで、潜入ルポ気分で記事を書いてきましたが、今回からもとにもどして書きます。

平たくいうと、樹齢850年の樹が生長するペースについて、樹木が急速に大きくなるのは当然ながら成長期です。このエノキの成長期がいつだったのかははっきり知りませんが、700歳になるまで、もっと若木のころに成長期を迎えていることは間違いありません。
それが樹齢700歳を超えてからの急激な成長は一体何があったのか。

このエノキは当然ながら100年前から相当の大木です。この地区のランドマーク的存在で、昔の人は遠くから帰ってくるときにはこのエノキを目指して、目印にしていたというはなしよく聞きますし、戦争中には空軍の使用する地図にポイントとしてこのエノキが記されていました。それくらいの大きな目立つ木でした。
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潜入!これが神社境内だ!!2

昨日からのつづきです。先に前回の記事をよむと意味がわかります。

事態は一変した。
それはあたかも、いも虫が蝶へと姿を変えたかのごとく。
あるいは、
新婚当時「いってらっしゃい。あなた。チュッ(はーと)」
と見送った妻が、30年という年月を経て、
「あぁ~出かけるのぉ?それならゴミ出しておいて。(ふぁ~っと)←あくび」と変わったかのごとく。
変わったのである。


変わったのは、エノキの御神木まわりの石畳の浮き上がり具合だ。5年前に石畳が浮き上がって、デコボコして危険な箇所を調査して、どれだけの範囲を補修しなければいかないのか見積もっている。
5年前はエノキの周囲半径約3メートルが補修の対象であった。しかし、現在調べるとなんと半径5メートルにまで補修対象範囲が広がっているのである!!
ババーン(効果音)

5年で2メートルのペースで補修対象範囲が広がっているということは、この先5年後には4メートルに拡大し、10年後には8メートル、100年後には80メートル、千年後には800メートルに拡大・・・・
とそんな単純なわけではないが、しかしこれほどの早いペースで補修しなければいけない範囲が広がっていくというのは完全に想定外であった。

なにしろ石畳補修範囲が1メートル広がると、かかる費用が全然違ってくる。当たり前のことだが・・・なにしろ今日の晩ご飯に大根を1本のところを2本にしようか、というのとは金額が違うから1メートルの違いは重大だ。
一昔前は結婚指輪は給料3ヶ月分とかいうような言い方もあったが、それに習うならば2メートル範囲が広がることで一体月給何か月分になるのか・・・頭のいたい問題だ
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潜入!これが神社境内だ!!

今日はちょっといつもとは違う書き方でやってみます。記事を書くにあたり神社の様子を写真にとっていたらなんとなく、「潜入!これが神社の境内だ!」みたいなタイトルが浮かんだので、「潜入!これが芸能界の裏側だ」みたいな(実際には全然ちがいますが)それ風に書いてみます(笑)。では・・・


今年は当神社境内の修繕事業の年にあたる。詳しくは神社HPを参照していただきたい。5年前に計画し、準備をすすめてきたのであるが、今年平成23年が5年目にあたり実施の年である。修繕事業と聞くとなにやら事業、商売のようで景気がよさそうに聞こえるが、要は神社の建物、設備が傷んでいるので、それらを修理するということである。

何を修理するのか、具体的にはまず、神社の施設のひとつである参集殿(さんしゅうでん)の建替え。参集殿とはその名前のとおり、祭りのときなどはそこで、大勢の人が集まって準備や、祭りのあとに宴会などをする建物である。
次に、境内の石畳参道の補修。石畳の参道が年月を経て段差ができている。また当神社は木が多いので場所によっては10センチほどの段差があり、年配の方も多くこられる当神社でこの状態は非常に危険なためしっかりと補修しなければならない。

他にも蔵の土壁がはがれ落ちているのでその塗り替え、雨漏りがする屋根があるのでその補修などたくさんあるが大きくは先に書いた2つが主となる。
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神主ライフメイキング

先日出版していただいた本、神主ライフ!神様に好かれる秘訣教えます
この本、表紙等に写真をつかっています。

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撮影をしてもらって結構おもしろい写真が撮れているんですが、本の表紙でつかうのは一部なので、撮ったけど使っていないのがたくさんあるので、面白いもの紹介します。

えぇ。いつもは文字ばかりですが、今日は写真ブログです。
決して手抜きの更新ではありません!今日は写真ブログです。


ではいってみましょう!


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き 最終話

昨日からの続きです。昨日の記事を先に読んでくださると意味がわかります。
昨日の記事の最後で「死」が「ケガレ」だということを書きました。しかしこれは現代人にとってはなかなかピンとこないのではないかと思います。
生きている間、大切だった人、それが死んだらケガレた存在になるのか。死んだ人をケガレたものとして嫌うか?死んでしまっても大切な人にはかわりない。大切な人が死んだから、それによって自分がケガレるというのか?と
なのでケガレについて最後に書いてこのシリーズを終わります


ケガレとは罪や穢れというように、不潔、不浄というような意味です。ニュアンス的に。漢字でかくと同じになりますが汚れ(よごれ)と汚れ(けがれ)の違いは、ケガレは物理的によごれているとくことでなく、内面、精神面などの不潔、不浄をいうものです。

神道、神社は清浄をもっとも大切にしますから不潔、不浄は徹底的に祓い清めます。神社では何かするときには必ずお祓いをしますが、神様にお供えする物や、神様の前に行く人に、不浄なもの、あるいはケガレのない状態でなければいけないからです。
たとえば神主にも祭典が近づいてくると禊(みそぎ)潔斎(けっさい)があります。神社に篭もり外界との接触を絶ち、食べるものを制限したり、水や塩で身を清めたり、いろいろあります。
神社へお参りするとき、手水舎で参拝前に手や口をすすぐのは禊祓い(みそぎ)の簡易版ってことです。
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き2

昨日からの続きです。昨日の記事を先に読んでくださると意味がわかります。

身内がなくなったらしばらく鳥居をくぐってはいけない、これはよく聞かれると思います。でもこれは大きな誤解です。
鳥居をくぐらないように神社にいきましょう。ということではありません。身内に不幸があったときはしばらく神事や神社への参拝は遠慮しておきましょう。というそういう意味です。

たとえば、小説家の方が執筆をやめることを「筆を折る」と表現するようなもの、なつかしい話で盛り上がることを「昔話に花が咲く」というようなものです。
あるいは山口百恵さんが引退するときの「マイクをおきます」と同じようなものですね。ちょっと違うか(笑)
そんなように鳥居をくぐってはいけないというのは、神社へ参りに行かないことの比喩表現なんですね。

身内に不幸があったときにはしばらくの間、神事や神社へお参りすることは遠慮しておきましょうということなんですが、しばらくというのはどれくらいかというと50日間です。
細かいことをいうと、亡くなった方が自分の親なのか、祖父母なのか、配偶者なのか、親戚の誰かなのか、によって10日間のこともあれば、20日、30日といろいろですが、最長が50日間ですら、50日と思っておけば間違いはありません。
50日は神道でいう五十日祭、仏教でいう四十九日がすみ忌明けになるまででという期間です。
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ここのところ当ブログあまり大した話しをかいていませんでした。
というか普段から大した内容ではありませんが・・・( ̄_ ̄|||)
なにせ基本的に私のひとりごとなんで
しかし、一応「神主のひとりごと」と名乗っている以上はたまにはマジメな話しもしておかないといけないかなぁなんて思う今日このごろ。
とくに先月末からブログへのアクセス数も増加しており、1日300人くらいの方が見てくださっています。(しかし訪問者が増えているのにあまりランキングがあがっていかないのが不思議ですが(笑))まぁそんなことなのでたまには神主らしいことも書かないとなぁ・・・
というわけで今日はちょっと神主らしいことを書いてみます

で何かというと「き」のはなしです。
「き」の話しとはなんぞやということですが、「木のはなし」や「気のはなし」、あるいは「喜のはなし」といろんな「き」がありますが今日の「き」の話しは
「忌の話しです」
忌服(きぶく)や忌明(きあけ)などいいますがその「忌」

家族や親族など、人が亡くなったときのことですが、これ誰でも必ず経験することでありながら意外とどういうことなのか知られていないんですよね。年配の方、若い方問わずです。
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俺は今、猛烈に感動している

俺は今、猛烈に感動している

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いきなり説明なしでは皆さん何のことかわかないですよね。
でもいきなりそう叫びたい程、今猛烈に感動しています。
なんのことかって、
先週から「神主ライフ」のプレゼントキャンペーンをFC2ブログさんが行ってくださっていたのですが、それが本日2月7日の午後12時で応募が締め切られました。

それをFC2ブログのスタッフの方がメールで連絡くださいました。(FC2ブログがキャンペーン等おこなってくださっているので、私は詳しいことはわからない)
キャンペーンにはものすごく多数の応募があり、本日12時で応募を締め切り、早速に抽選をして、当選者10名が決まり、無事に終了したということでした。

でそのメールにはキャンペーンに応募してくださった方が、応募時にコメントを添えてくださっていて、そのコメントをぜひ見てくださいと一緒にメールで送ってくださったのでした。

そのコメントを見ていて、
俺は今、猛烈に感動している

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となったわけです。
ものすごくうれしいものですね。全部は送りきれないとのことでしたがそれでも40~50通くらいは送ってくださいました。本当はそれすべて載せて、それらすべてに返事を書きたいのですが、ちょっとそれをすると長くなりすぎるので、少しだけ掲載させてもらいたいとおもいます。嬉しさのあまりということで。
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ぶん太ふたたび

私、昨年夏頃に、ぶん太と夏の思い出を一緒につくりました。サマーメモリーです。ひと夏の思い出です。
その感動の物語はブログでも3部作として書いています。

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この3つの記事を先に読んでもらうと今日の記事も多少は意味がつながると思います。

http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-783.html
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-784.html
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-787.html


と、このように親子の絆と家族愛、そしてひと夏のアバンチュールを見事に表現した作品だったわけですが、今日はその続編です。

タイトルは
「ぶん太ふたたび」
あるいは
「帰ってきたぶん太」
もしくは
「ぶん太リターンズ」

まぁタイトルはどれでもいいので、お好きなものを適当に選んでください。
で、本題ですがタイトルの通り、ぶん太が帰ってきました。
ひとまわりも、ふたまわりも、大きくたくましくなって、帰ってきました。
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ご案内

昨日の記事はお知らせ記事でした。
今日の記事はご案内記事です。
「1名様ごあんな~い」です

お知らせ記事、ご案内記事と続いているので読者様の中には退屈される方もおられるかもしれません。が、お知らせやご案内があるのだからこれはいたしかたありません。
というわけで1名様ご案内いってみましょう。


2月の当神社のお祭りのご案内
2月1日 月次祭 7時30分
2月3日 節分祭 19時 祭典の後に古札焼納式
2月8日 初午祭 10時
(2月3日、8日、両日とも甘酒接待あります。無料ですのでお参りの際はおよりください。)
2月15日 月次祭 7時30分 


あとは神社の催し物ではないのですが、うちの神社のすぐそばで「節分おばけ」が開催されますのでそれもご案内。
2月3日 13時~18時
京都精華大学の学生プロデュースによる節分限定カフェ。おばけたちがおもてなし
場所:京都市中京区今新在家西町の商店街事務所(神社と同じ町内)

2月4日 14時~17時
おばけパレード
京都三条会商店街 堀川通り~千本通りをパレード

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↓精華大学のおばけプロジェクトのページ
http://info.kyoto-seika.ac.jp/event/special/2010/post-71.php
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