あきが来た

あきが来た。
と書いてみて、あぁ、いろいろなあきがあるんだなと発見してしまいました。

小さい秋がきた。
美人な亜季がきた。
いつも同じで飽きがきた。

個人的には美人な亜季を希望なわけですが、小さい秋も食欲の秋も睡眠の秋もどんとこい。バッチリうけとめます。
今年の夏は全国的に異常な暑さが続いたようで、9月になっても気温30度をこえる日が続いていましたが、明日10月になるのを目前にしてようやく秋がきたことを体感するようになりました。
秋になると各地で秋祭りもはじまり、私もいろいろと忙しくなってきます。
夏のあいだ雨もほとんど降らなかったですが、このところ雨も降り始めています。恵みの雨なので歓迎なのですが、外でのお祭のときに降られるのはちょっと困るなぁというのが本音です。
続きを読む

鳥居好き

鳥居は神社のシンボル的なものとしてみなさん認識されています。(多分)
神社とお寺って何が違うの?といわれて違いを答えられる人は意外と少ないようです。全然違うものなんですが、これは若い人だけに限ったことでなく年齢には関係なく結構そんなものです。

私も子供のころから、
「あんたお寺の子供なんやろぉ?」
といつも言われていました。どうもお寺のほうが言いやすいのか、身近なのか。基本的には皆さん、どっちも同じようなものと思っておられるようです。鳥居があるのが神社で、ないのがお寺みたいな。実際は鳥居のあるお寺もありますし、そんなことではないですが・・・
まぁ神社とお寺は一部合体したところもありますので、全く間違いというわけではないのですが・・・

サザエさんとアライグマラスカルみたいなものです。
どちらもテレビアニメの主人公という大きなくくりでは同じなんですが、片やお魚くわえてドラネコを裸足でおっかける愉快な専業主婦。
片や、なんでも洗って食べるという几帳面さと、つぶらな瞳がかわいくて、「神様ありがとう僕に友達をくれて」と多くの人にいわしめる実力を持つ魅惑の特定外来生物。

サザエさんとラスカルがどちらが神社でどちらがお寺というわけではないですが(当たり前か)、神社とお寺も日本に古くからある宗教(神社が宗教かどうかはいろいろ意見がありますが)という大きなくくりでは同じですが、まったく別のものなんですけどね。
今日はまぁそれはおいておいて、多くの人が神社のシンボルと感じる鳥居について。
続きを読む

荒野の決闘

荒野の決闘
あぁなんて危険な響きなんでしょう
荒くれ男が目に浮かびます
夕暮れ時に酒場の前でガンマンの決闘

「荒野の決闘」は1940年代の西部劇映画ですが、なんとなくですが、というか完全にわたしの頭のなかだけのイメージですが、西部劇といえばカウボーハットの保安官、ウェスタンドアの酒場、酔っ払って絡んで美女にからむ荒くれもの(笑)


(ウェスタンドア)こういうドアの酒場
100925_1078974.jpg


昨日は夕方、薄暗かったので、ウチの神社のよこにあるこういう柵があるのですが、これがウエスタンドアみたいな雰囲気にみえました。(なんとなくですが)
100925CIMG1133.jpg
続きを読む

縁の下のお金持ち

このところ神社での日常というか、神社でおこるなんてことないことをあまり書いていませんでした。私が忙しくしていたのでなかなか、何気ないことが気に止まって、それを記事に書こうというふうになりませんでしたので。

今日はとくに書くこともないし、ちょうど昨日境内でおもしろい光景を目撃したので久しぶりにそれを書いて見ます。

縁の下(えんのした)の力持ち
日本のことわざのひとつで、人の気がつかない場所や、目立たないところで人のために努力したり、一生懸命行動する人のこと。
縁の下は家の床の下だから、外からは見えないが、土台はしっかりと家を支えているということ。


縁の下の力持ちはこういうことですが、今日書くのは縁の下のお金持ちです。
昨日の夕方、小学1~2年生くらいの男の子がふたりやってきました。私は社務所にいたのですが、物陰だったので向こうからはみえていません。私には気付かずに、二人で喋りながら何やらはじめました。
「うわぁ、熱っ。蚊取り線香に火がついてるやん」
「ホンマやぁ。これ邪魔やし入れへんなぁ」
続きを読む

神札3

昨日からのつづきです。昨日の記事を先によむと意味がわかりますので、おすすめします。

パワースポットの写真も同じで、写真を撮っただけではただの写真、そこにパワーが宿るにはそれにプラスアルファの何かが必要なんだと思います。

ついでにもうひとつ質問があったのでそれもついでに書いてみます。
神前での写真の撮影はたいていの神社では基本的に控えていただきます。これに絡めた質問で、
神社の神前で写真撮影を禁止するのは、作法や美的センスからなのか。あるいは撮影することで写真に写るかもしれない「何か」に影響があるからなのでしょうか?
というものでした。
この質問者様は後者、写真に写るかもしれない「何か」の影響だとお考えでした。


しかしこれは、答えはどちらかというと作法に近いと思います。畏敬の念、敬意があれば自然とそうなりますし、神前でカシャカシャと写真をとることはしないでしょう。以前はそんなことは言うまでもないことでしたが、最近ではそれを注意として言わないといけないので控えていただくと言っているだけです。
神社の境内ではないですよ、神前です。本殿や拝殿、神様の鎮まる(とされる)場所のすぐ側でのことです。
続きを読む

神札2

昨日からのつづきです。昨日の記事を先によむと意味がわかりますので、おすすめします。

というように先ず、写真に写ることと、宿ることはちょっと違うものであるということをわかっておいたうえで。質問にあった、写真に神気が宿ることはあるのか。というこれは、宿ることはあると回答します。
このときに、神札と分霊(ぶんれい・わけみたま)のことも質問されました。

まず神札と分霊について簡単に説明しておきますと、
神札とは御神札(おふだ)や守札(おまもり)等のことです。これらを本当にひとことでいうと「神様の力のこもったもの」です。神様の力のこもったものを自分の身近におくことで力をわけてもらう、守護を願うというようなものです。たいては紙や木の札に神様のお名前が記されていたりします。
100920om_kamifuda.jpg

神札は神様そのものではありません。神様の力の込められたものですから、それ自体が力を発生させるわけではないのです。どういうことかというと燃えている火と、火で焼いた石の関係と同じです。火で焼いた石は真っ赤になって、それを水にいれればお湯が沸かせるくらいの熱を持っていますが、自分自身で熱を発生させるわけではありません。火で焼いたときの熱をたくわえているだけですから、いずれ時間がたてば熱は冷めてきます。
神様の力を燃えている火、熱にたとえると、神札は焼いた石と同じで、神様の力(熱)がたくわえられていますが、時間がたつと冷たくなってくるということです。

続きを読む

神札

1ヶ月ほど前のブログ記事でパワースポットについて書いたものがあります。そのとき、ちまたではパワースポットで対象物を写真に撮って携帯電話の待ち受け画面しておくと運気が向上するというのがあるそうですが、
写真にとって待ち受け画面にするだけで(それだけで)特別な効果などない。では写真を撮って待ち受け画面にしていることは全く無意味かというとそうではないとは思っています。
トイレに置くニオイ取り、さわやかサワデー(別にサワデーでなく、トイレ消臭力でなんでもいいですが)はお店で買ってきて、そのままでは何の効果もありません。袋からだしたり、キャップをはずしたりしてはじめて効果が表れますから、それと同じようなものです。
というか、トイレのニオイ取りを例にだして説明するなんてけしからんですが、そこはニオイ取りだけに、鼻をふさぐではなく、目をつむっていただくとして。

とにかく、パワースポットのパワーの源となるものを写真に撮って、携帯の待ち受けにするというのも正しいやり方ならば有効だとは思います。そんな事を書きました。


そのとき質問のようなものがありましたので、ちょっとそれについて書いてみます。
まずどのような質問だったか整理してみますと、
パワースポットのパワー源である写真を撮って、持っているだけでは意味はないが、正しくできれば効果はあるということは、
1.写真には神気が宿るのかどうか。
2.信仰心や心がけ、態度によって効果が変わるのかどうか。
3.信じる心、受け入れる心がなくても効果があるのか。
このようなものでした。
続きを読む

キメラ

数週間前の新聞でみた内容。そのとき思ったことですが、ずいぶん日が経ってからの記事になりました。今日は神主のひとりごとではなく、一個人のひとりごと。

東京大学の研究チームが、ips細胞(いろいろなものに変身することができる万能細胞)をつかった研究ですごいことができたと発表したらしい。
マウスの体内でラットのすい臓を作ることに成功したというもの。マウスとラットはどちらもネズミの一種でしょうが別の動物です。ゴリラとオラーウタンみたいなものでしょうか。これなにがすごいかというと、別の動物の体内で、異種の動物の細胞が変身して臓器になったこと。(らしい。私は専門家ないのでくわしいことは・・)
これを進めていって、将来的にはブタの体内でサルの臓器をつくりたい。そして人間にも応用できるようにしたいとのことでした。


なんだかすごい話しです。いろんな意味で。
ブタの体内でサルの臓器をつくるといことは、これブタとサルの細胞が混じり合った動物が出来ているということです。このように同一の個体に異なる遺伝子をもつ細胞をもつものを「キメラ」というらしい。

オバケというか、伝説上の動物にキメラは登場します。キメラという名前の由来ももともとはギリシャ神話に登場する「キマイラ」からきているそうです。キマイラはライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾を持つ

100913Chimera_di_Arezzo.jpg
続きを読む

横文字

昨日、神社の用事を手伝ってくださる方と話しているときのこと。神社でおこなうお祭りのときに手伝いをしてくださるのですが、その方と神社の仕事の打ち合わせをしているとき、その方が
「では神社でのイベントがあるときには必ずその仕事が発生するのですか」と発言

それに対して私が
「いや、必ずその仕事は発生しますが、神社での祭事はイベントではないんですよ」

それに対してその方
「あ、そうですね。イベントって横文字を使ってはいけないですね」

私(・・・・とくにツッコミはなし)

さらにその方が
「それで、その仕事に関して、グラウンドルールがあるわけですか?」
「あ、また横文字を使ってしまいました。すみません。グラウンドルールとは、その場所での特殊な決まりごとのことです」


「いやいや、横文字を使うのがいけないんじゃないんですよ。神社のお祭りはイベントではなくって神事だということをさっきは言いたかっただけで」
続きを読む

正しいことは

たしか1ヶ月ほど前の新聞に載っていた記事をよんでいてふと思ったこと。
そのときの記事の内容は忘れましたが、部分的に覚えています。

「1人殺せば5人が助かる状況だったら、君ならその1人を殺すか」
「君の行いは正しいのか、正しくないのか」


詳しくは書かれていませんでしたが、NHKの番組でやっていた時期と重なるので多分これ政治哲学者のマイケル・サンデル教授の設問で、

君は路面電車の運転手で、時速100kmの猛スピードで走っている。
君は行く手に5人の労働者がいることに気付いて、電車を止めようとするが、ブレーキが効かない。
君は絶望する。このまま進んで5人の労働者に突っ込めば、5人とも死んでしまうからだ。
ここでは、それは確実なことだと仮定しよう。君は、何もできないと諦めかける。
が、その時、脇にそれる線路、『待避線』があることに気づく。しかしそこにも、働いている人が一人いる。 ブレーキは効かないがハンドルは効くので、ハンドルを切ってわきの線路に入れば、1人は殺してしまうけれども、5人は助けることができる。
ここで最初の質問だ。 正しい行いはどちらか?

これのことなんだと思います。
続きを読む

夏のできごと2

前回の記事でこの夏のことを思い出して書いたのですが、まだ続きもあるので「ぼくの夏休み2」によくにた「ぼくの夏のこと2」をお送りします。
といってもまだまだ夏はおわりそうにありません。今日も34度の猛暑日です。


暑いのはもちろん暑いのですが、今年もエアコン未使用でした。一昨年前までは来客時はエアコンを使用していたのですが、昨年に電気屋さんに工事をしてもらうことがあったので、来客対応している部屋のエアコンを撤去してもらいました。かなり古いものでしたのでものすごく電気を使用する、それから社務所のもともとエアコンを設置できるようなつくりになっていないところに無理矢理つけてあったので、機械の重さで柱が下がってきていたように思ったので、とっぱらいました。
だから今年は来客の方もエアコンなしにつきあわせてしまいました。すみません。

でもいつも言うのですが、ウチの神社には大きな木があって上を枝で覆っているので神社全体が木陰ですので、神社の外とくらべるとかなり涼しいです。
さらに地面がアスファルトでないので照り返しがない。
そして木造の建物なのでコンクリートとちがって熱のこもり方がマシ。
以上の理由から、エアコンを使わなくても熱中症にはならないと判断しました。と、なにかの報告書のように書きましたが、実際かなり涼しいです。ただし、しばらくするとすぐに慣れるので暑いことにはかわりありませんが・・・
木や土は大切ですよやっぱり。
続きを読む