ひとつ屋根の上で

いよいよ今年ものこりわずか。年越しの準備に追われる毎日です。
その中でも最も時間がかかるのは掃除です。
まぁこれは一般の家庭でもそうなのだと思いますが、大掃除では普段できないところまで掃除しますから。
当神社には過去記事にも何度も登場している御神木のエノキの大木があります。この大木は一本でも森の風格がある木です。
航空写真などで上から見るとこのエノキだけで神社を完全に覆っています。グーグル地図の航空写真http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF-8&hl=ja&tab=nlではエノキの木しか見えません。

そのエノキは秋に葉を落とします。11月頃からハラハラと散りはじめ、その葉が本格的に落ちはじめるのが12月はじめころから12月末にかけてですから、年末はすべての葉が落ちた状態です。だからそれを処理だけでもかなりのものです。
落ち葉の量は45lのゴミ袋にパンパンに詰め込んで200袋から250袋くらいになるでしょうか。

葉が全て落ちるまでは掃いてもすぐに後から落ちてくるいたいちごっこなので、ほうきの届きにくいところや、奥の奥は掃いていません。
たとえば植木の根元とか、草の生えてるところとか、しかしなにより大量は屋根の上の落ち葉です。

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屋根の上すべて落ち葉です。

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これは半分だけ落ち葉を屋根の下へ落とした状態。のこり半分はこれから落とします。


いつも見慣れた境内でも上から見るとまた違って見えるものですね。
神社の全ての建物の屋根の上の落ち葉を落としてまわります。ひとつ屋根の上、どころではなく6つ屋根の上からです


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あなたにはまだ早い

最近は、カテゴリーのその他のはなしが増えてきているような気がします。このその他のはなしとは要するに、神社も神主もあまり関係ないはなし、お笑い部門かな。
最近マジメなはなしをしていないってことでしょうかね。
いかん、いかん。そろそろ「マジメなはなしもできるよ」というふりをしておかないと・・あの神主はけしからんと怒られてしまいそうです。
というわけで今日は日本語について考えてみたいと思います。


それでは「あなたにはまだ早い。」
このセリフが使われるシチュエーションをちょっと考えてみます。

小学3年生の女の子。
ちょっとオシャレもしてみたいお年頃です。
明日は同じクラスの男の子と一緒に動物園にパンダを見に行きます。
お母さんの化粧箱から口紅を取り出して塗っています。
それを見つけたお母さんが
「あなたにはまだ早いわよ」
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神主とクリスマス、あるいは老人と海

今日は12月24日
世間ではクリスマスイヴ(←ブではなくヴ。下唇をかむように発音します)ですね。私はクリスマス、イヴ、を体験したことがあるだろうか。
宗教的な意味合いをもつクリスマスというのはないです。そりゃそうか。

それとは違う世間一般のクリスマス、
スィートなのとか
ハニーなのとか
そんなクリスマス。
いままであるかなぁ、と思い出してみると・・・あるかなぁ・・


まず神主になってからはもちろんないですねぇ。正月を迎えるにあたり忙しさのピークを迎えようとしているときですからね。
そもそも神主がクリスマスを祝うということがあるのか?という声が聞こえてきそうですが、もし正月前でなく忙しくなければお祝いすることはよいと思います(私は)。そうですよね、このブログ見てくださっている神職のみなさん(←仲間を増やす)。
神道は他の神を認めているというスタンスですから。そりゃメデタイです。
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大安丸を訪ねて三千三里

先日からの続きです。はじめての方は昨日の記事を先によむと意味がわかります。

古地図を開いてその辺りの様子を調べると目的のものはすぐに見つかった。
子孫の方の足取りもわかる。
しかし、これは・・・
まぁとにかく依頼人とコンタクトをとることにした
・・・・
・・・
・・

私「当時の地図を見てみました。その古文書にのっているものはありました。子孫の方の足取りもわかります。」

横「ありましたか」

私「ええ。それでもう少し後の時代の地図を見るとその後数百メートルほど離れた場所へ移っておられます。昭和40年代までは商売をなさっておられましたが、今は商売をやめて他府県へ引越されたようです。」

横「そうでしたか。他府県へ移っておられたのでしたか。それではいくら探してもわかららないはずですな」

私「ところで調べていて疑問に思ったのは、その古文書に載っている名前の方が営んでおられたのは薬屋さんです。薬屋さんでなぜ船を使うのか?ということです」

私「普通は薬屋が自前で船を持ち、輸送するというのは考えにくい。ではなぜか。」
私「ここからは私の推測なのですが、薬屋というのは世間の目をあざむくための表の顔。その実は幕府の裏の金を扱う隠密・・・」
私「そしてあなたの先祖は、その隠密へ情報を伝える役目をになっていた・・・」

私「どうです?違いますか?横浜さん。謎は全て解きますよ。じっちゃんの名にかけて」
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大安丸を訪ねて三千二里

先日からの続きです。はじめての方は昨日の記事を先によむと意味がわかります。

横浜からふいに持ち込まれた古文書から「インディージョーンズ~徳川埋蔵金の謎~」として幕を開けた今回のミッションはその後「匿名リサーチ2007~大安丸を追え~」へと発展してゆきました。

横浜からこのミッションを持ち込まれた初老の紳士(御夫婦でおいででした)、頂いた名刺では医療品、医薬品関連の製造会社の社長さんとのこと。
私も以前はその筋の世界で名をはせた、知る人ぞ知るミステリーハンターです。ちなみにミステリーハンター時代のコードネームは「神主008」

横浜様は先代へ昔のことを聞きにこられたのでしたが、あいにく先代はもう亡くなっておりました。しかし、
この「ミステリーハンター 神主008」の私のもとへこの依頼が舞い込んできたのは宿命的な何かを感じます。


「いざ、ミッション開始」



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大安丸を訪ねて三千一里

昨日からの続きです。はじめての方は昨日の記事を先によむと意味がわかります。

さぁ横浜からふいに来社された方がもってこられた古文書から徳川埋蔵金のニオイがプンプンとしています。私はいやおうなしに冒険心をくすぐられました。
世界各地では実際にいろいろ財宝が発見されているんですよね。今の価値になおすと数兆円?いや、もっとか。とにかく想像もできないくらいの財宝が。

予想もしなかった展開に興奮を抑えきれない私とは対象的にその方はおだやかに話はじめました。

横(←横浜からの来客の略)「実はこれを探しています。」
ともう一度古文書を示されました
そこには、「「徳川」、「京都猪熊四条」、「大安丸」そして一部破れているが「金○埋○○」

私「はい。(うんうん。それはさっき聞いた。徳川埋蔵金ですね)」
※カッコ内は頭の中のつぶやき

横「実は私の家の蔵からこれ(古文書)が出てきまして。いろいろと調べておりました。」

私「はい。(既にある程度調査はしているのですね。徳川埋蔵金ですね)」

横「今回はこの大安丸のことでやってきました」

私「はい。(大安丸?船?テレビのプロジェクトは赤城山メインだったが・・船に積んでお宝を運んだのか?新発見?)」
※赤城山とは徳川埋蔵金が埋められた最有力候補地として、TBSのテレビ番組としても長期間にわたり大型の機械を多く使用した世界最大規模の発掘が行われている。
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大安丸を訪ねて三千里

本日「横浜からきました」という方がお見えになりました。
とても上品な雰囲気をまとったご夫婦で、はなし方もいわゆる横浜弁?(~じゃん、~べ)ではなく、なんとなく京都っぽい感じでした。
なにが京都っぽいのかわかりませんが・・・
話すてんぽがわりとスローだったからかなぁ・・

前日に電話があり、「古い話を聞きたい」とおっしゃっていたそうでが私は外出しており内容は聞けませんでした。
帰ってから伝言を聞き、「古い話?」ってなんだろうと思って考えました

たまにあるのは地域の歴史について
当神社のある三条大宮、この付近は平安時代は京の政治経済の中心地でした。近くに大内裏(だいだいり)がありこの地域は今でいう東京永田町のようなものでした。
平安京のメインストリート「朱雀大路」(すざくおおじ)が南北に伸びていました。道幅はなんと85メートルもある直線の大通りでした。
ちなみに現在では大阪環状線が122メートルで日本最大だそうです。

この朱雀大路は長く南北に伸びていて、その最終地点には芥川隆之助の小説でも有名な羅城門(らじょうもん)がありました。この羅城門で当時の都の内と外が区切られていました。
確かに古いはなしだ・・・


でもそんなことではない気がするなぁ・・
まぁ考えてもわからないので、翌日に伺いますとのことだったのでお会いして聞くことにしました。
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神々の杜

・・・森を背景に成り立つ日本文化の違いに気付いたのである。

北陸や東北地方のブナ・ナラが優占する落葉広葉樹林を歩くと、森と共生する里の暮らしぶりに縄文の記憶が潜む素朴な生活風俗が溶け込んでいるのを感じる。

西南日本の照葉樹林域では稲作の繁栄が早かったことで、作物を生産するに欠かせない計画性を重んじる様式が継承されていたのである。

また琉球列島の島々には祈りの場としての御嶽(うたき)があって、海洋民族が抱く理想郷ニライカナイへの郷愁がうかがい知れるのであった。


風土記や記紀神話に記された神の地を巡ってゆくと,陽光の輝きや清涼な水の流れや木霊する木や苔むす岩など、原生の自然の中に存在する万物に、私たちの祖先は神の依代(よりしろ)を見出してきたことを知る。それを核として神殿が築かれ、神域が整えられていったと思えてくるのであった。

2000年以上も昔、九州北部に稲を生活の基本におく農耕集団が渡来する。それが弥生文化の礎となる。やがて弥生の組織は、日本列島全域に広がっていた縄文の暮らしを融合させて大和朝廷誕生へと導き、日本の原風景が形づくられてゆく。神社には、神話から続く歴史と伝統に基づいた風景が脈々と受け継がれている。その風を肌に受けつつ神々の杜を訪ねると、神が鎮座する無限空間から日本文化の香りがほんのり匂い立ってくるのである。

写真家、石橋睦美氏の作品展より
http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/gallery/shinto-shrine/index.html


この写真家の石橋睦美氏は、森林の写真におさめているうちに、森と日本の文化のかかわりに興味をいだくようになり、そして豊かな自然の中で神を感じるようになった。
とおっしゃっているようです。
なんとも、素晴らしいお話です。日本において神社ができるそのままのみちのりですね。



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今年の動き

自分で写真を撮ることがないので、私は人からいただく写真しかないのですごく少ないのですが、今日いくつか頂いたので以前のものとあわせて写真でみる今年の動きをお送りしたいと思います。

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2月風邪をひいたようです


5月のお祭り

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髪は髻を結うためにのばしていたのですが、このときはまだ少したりなかったはず。
髪はもちろん冠の中です

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知識の泉2

昨日からの続きです。はじめての方は昨日の記事を先によむと意味がわかります。

知識とはどういうことか。
木の葉がなぜ紅や黄色に色づくのか、これは昨日の記事のとおり説明ができます。
でも人が紅葉をみてなぜ美しいと思うのか。
これを説明するのはなかなか難しいようです。


人間は学ぶことにより高度に発達します。知識を得るということは学ぶということでしょう。そしてその知識に基づいて行動することになるのでしょう。
しかし現代は情報があふれ、知識が洪水をおこしている社会と感じます。

理由を科学的に説明することは難しいですが、

人は紅葉を見て美しいと思う。

ということは事実だ。ということです。

言葉をかえます。
目にみえるものが全てではない。ということです。

もう一度言葉をかえます。
自分の知っている知識は正しい。しかし別の正しい答えもあるかもしれない。ということです。
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知識の泉

今年はいつまでも夏でなかなか秋にならず紅葉も時期がずいぶんと遅かったのですが、やはり季節はうごいています。しっかりと葉は色づきました。
赤、青、黄色
京都は紅葉のころは観光の人でにぎわいますし、紅葉の見ごろ情報なども新聞にのります。

それとは別に新聞の記事に「紅葉はなぜ美しいのか」というものがありました。
人はなぜ紅葉を美しいと思うのだろうかと。
なるほどなぜだろう・・・

先日の記事「学問のすゝめ」のはなしのそのままですが、なぜだろう?と考えることは重要だと思います。

それと同じような問いに「人はなぜ花を愛でるのか」ということにもふれられていました。これもとらえどころのない問いだがなんとなく答えはわからなくはない。と述べられています。

植物はハチや蝶などの昆虫に花粉を運んでもらう役割をしてもらっている。虫たちとしては花の甘い蜜を吸いにやってくるわけです。だから虫たちがよく集まるように花は目立つ色や形になっている。
そういった目だった色や形は、人間の目にも目立って見えます。人目を引くという言葉のとおり、目だった色や形それを美しいと思うのだろう。と。

2006年の5月に「人はなぜ花を愛でるのか?」というシンポジウムが開かれたそうです。その議論によると答えはそう単純なことではないということがわかったそうですが、まぁ一定の理由が説明されています。
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針供養祭

明日、平成19年12月7日(金)針供養祭が執り行われます。
針供養祭とは裁縫を学ぶ人たち、縫製を生業とする人たちが縫い針に感謝し、普段使っていて折れた縫い針を供養し、技術の上達を願う祭りです。

明日の針供養祭では
西陣織工業組合 http://www.nishijin.or.jp/
西陣織高等職業訓練校
西陣和裁ファッションスクール
西陣和装学院
のみなさまが総勢70~80名で華やかな着物姿で参列されます。

一般的に針供養は12月8日に行われますが(関西では)、地域によっては2月8日に行うところもあります。
毎年12月8日に行っていたのですが、今年は12月8日は土曜日ですので、学校がお休みですので一日はやめて、明日12月7日におこなうことになりました。


針供養祭では普段使っていて折れた針を納めます。そして神前で針をコンニャクに刺します。
針は普段がんばってくれていますので、この日はやわらかいものを刺して休ませてあげようというものです。

長い年月を経たものには魂がやどるというように、先人たちは物を大切にして感謝してきました。この針供養というものも普段から使う針に感謝し、針を労わるという優しい気持ちが表れています。
これは現代人が忘れていることですね。


武信稲荷神社に御祀りされている大宮能売大神(オオミヤノメノオオカミ)という女神様は技術、技能、芸能をつかさどる女神であります。明日の針供養祭ではこの女神様に技術、技能のさらなる上達を祈願します


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続 学問のすゝめ

先日からの続きです。初めてのかたは先日の記事を先に読むと意味がわかります。


動物は生まれてから自分で一から経験してゆきます。本能で生まれながらにしてできることがありますが。
人間も生まれてから自分で一から経験をつんでゆきます。それにより知識や技術を習得してゆきます。経験をつみ練習をして笛をふくことができるようになった。とか。

人間は言葉と文字をもつようになり、自分が経験して発見したこと、考えついたこと、それを次の世代に残すことができるようになったのです。
自分が一からスターとして経験をつみ、知識が増えてゆき100の知識となった。それを言葉と文字で次の世代に子供に伝えると、子供は100の知識からスタートすることができるわけです。
そして子供は自分も経験をつみ知識が増えその次の世代の孫には200の知識を残してゆける。その次の世代は200からスタートして300の知識を残す・・・
そうやってずっと知識の鎖がつながってます。

すごいですよね。知識の鎖は。
テレビの作り方を書いた設計図を見ながら、その通りにするとなんとテレビができあがります。
これがもし知識の鎖がつながっていなければ、ある人が
「動く絵がみえて、音が聞こえる箱を作ることができた」
とテレビを発明したとしても、その人が死んでしまえばもうテレビを作ることができなくなります。
それでまた別の人が「動く絵が見えて、音が聞こえる箱を作りたいな」と思うと最初から考えてまた一から発明しなければいけませんもの。

だから「本」というのは先人たちの知恵の結晶であり、人間の発展の源といえるとおもます。
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学問のすゝめ

「学問のすゝめ」とはいわずと知れた福沢諭吉先生(一万円札)の著書である。
はじまりの“天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず”の一文はあまりにも有名です。この学問のすすめ(すゝめはパソコンでは打ちにくいので、すすめと書きます)は知らなくても、“天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず”は知っている。とか
福沢諭吉先生は知らなくても、1万円札の人は知っている。とか
なにかと入り口は広いようです(笑)
当ブログの名前「神社のススメ」もここから拝借しています。


学問のすすめとは現代語(18歳男子)では、
“天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず”ようするに、人として生まれたことはみな平等なんだってさ。
でも聡明な人、愚かな人、貧しい人、豊かな人、貴人、下人、違いがある。生まれたときはみんな等しく同じなんだけど学ぶか学ばないかで違いが出てくるんだ。
だからみんな学問を・・・みんな学ぼうぜ。

ということでしょうか。

学ぶこと。平等だ。これから連想するのはまず二宮尊徳翁でしょうか。少年の頃マキを担いで本を読み、仕事をしながら勉強をする。人生に真剣で時間を無駄にせず、世界的な偉人といわれたその姿を連想します。
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私も学問は激しくおススメします。(自分に対して言っている・・・)
これは人間だけがもつ能力です。動物たちも経験から学習することはあるでしょう。それを、「なぜ?」や「もしかして?」や「ということは」原因、仮説、検証、これは人間にしかないもので、特権なんだと思います。

それから「本」これが素晴らしい。あまくみてはいけません。
人間がこれほどまでに発達発展したのが「文字」を得たからです。自分たちが経験して発見したこと、これらを文字で子孫に残すことができるようになった。
「こうすればお米が作れるよ」
「木をこすり合わせて火をおこしたら寒さをしのげるし、料理ができるよ」
「具合が悪くなったときは、この草とこの木の実を食べると良くなるよ」
一代だけでは経験しきれないことが文字で伝わることでそれまでの動物と違い驚異的な発展をとげたのです。


眠くなってきました。明日へつづく

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ピュアピュア後

前回からの続きです。前回が中途半端に短く終わっているので今回長編です。

その方は毎月はじめに御祈祷をうけると神様にまもってもらえるんです。とそれから毎月はじめに御祈祷をうけられるようになり、毎日朝昼夕とおまいりされているので、まぁいろいろとお話するようになりました。
で ひょんなことからいろいろな相談などをされるようになりました。
内容は様々です。
宗教観についてとか
神様ってなに?とか
神社へお参りする順番はありますか?とか
そんなことからはじまって、次第にエスカレートしてゆきました

電話がかかってきて、なにかと思うと
「もしもし、僕は中日ドラゴンズのファンです。優勝できるように応援したいと思います」
「それでは失礼します」
ガチャン

とか
「僕の家の近くにお米屋さんが2軒あります。どちらで買えばいいですか」
「どっちでもいいですか?」
とか

ひどいときには1日10回以上電話がかかってきたこともあったと思います。まるでテレビドラマなどでみる借金の取立ての光景のようです。
まぁひとり暮らしなので話をしたのだろうと思い、時間のあるときはなるべく聞いてあげるようにしていましたが、さすがに一日中それが続くと電話の度に仕事が中断するので電話禁止令を出したのです。
電話は1日1回だけ。近くなのだから不精せずに自分の足でここまでやってきなさい。それで私の手が空いてそうなら話してください。と

それでもしばらく経つと1日に数回のときもありましたが。
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