出雲の神様

前回からの続きです。はじめての方はひとつ前の記事を先によんでください。

神々がみなで力をあわせてようやく、太陽の女神の天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸(アメノイワト)から出てきもらったおかげで、それまで闇だけの世界だったところに、光が戻り、昼と夜が再びわかれました。

このときに、せっかく天岩戸から出てきたアマテラスオオミカミが、再び隠れてしまわないように天岩戸に注連縄を張り巡らせたことが、注連縄が始めて使われたときといわれます。


ちなみに天照大御神(アマテラスオオミカミ)を御祀りする、神宮(伊勢神宮)では鳥居や社殿には注連縄ははられていません。


ようやく神々は安心しました。そしてアマテラスオオミカミが天岩戸に隠れてしまうほどの乱暴をした、弟の須佐之男命(スサノオノミコト)の処罰をみなで相談をしました。
その結果、全てのものを没収され、力の源である立派なヒゲや、手足の爪をすべて切り、神々の住む高天原(タカマノハラ)を追放されました。

高天原を追放されたスサノオノミコトは下界(いま人間が住んでいる世界)へ下ります。ちょっと話を省略しますが、その際に大気都比売命(オオケツヒメノミコト)という食べ物を司る神様を切り殺してしまいます。
その食べ物の神様の死体から、稲や粟、あずきや麦が生えてきました。別の神様がそれを集めて穀物の種としました。

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注連縄と神様

今日は先日、注連縄(しめなわ)と紙垂(しで)についてと、神様の姿について質問があったので、それについて少し・・・

注連縄は神社の社殿や鳥居に張られている縄のことです

simenawa.jpg


紙垂は縄についている四つに垂れた白いもの。垂れる数は必ずしも四つとは限りませんが、四垂れであることが多いので、四手(しで)とかくこともあります。

注連縄は、神聖な区域に張り巡らせて、内と外を隔てる、不浄に触れないようにする、そこが神聖な特別な場所であることを示すものです。謂結界の役目もはたします。
この注連縄の起源は、神話にある天照大御神の天岩屋戸隠れにあるといわれます。

天岩屋戸(あめのいわやと)隠れの神話

高天原(たかまのはら)の最高神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)は弟の須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴に困り果てていました。あるときあまりの乱暴をなげき天岩屋戸という石造りの洞窟のようなところに隠れ、扉を固く閉めてしまいました。

太陽の神である天照大御神が隠れてしまわれたので、世界は光を失い、昼のない闇の世界となってしまいました。世界が闇につつまれて、いろいろな災いがどんどん起こるようになりました。
神々は困りはてて、天安河原(あめのやすのかわら)というと川辺に八百万の神々が集まってどうしたらよいか会議を開きました。

その会議で思金神(オモイカネノカミ)という智恵の神が妙案を思いつき、神々がみなでそれを実行することになりました・・・・

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水の都

京都には名水とよばれるものがたくさんあります。
当社(武信稲荷神社)のある洛中にも洛中三名水(京の三名水)とよばれるものがあります。京の三名水として有名ですが。

染井(そめい)
梨木神社の境内に湧く。その昔「染殿」と呼ばれたこの場所は宮内の染所として用いられ、この井戸の水で染め物をするときれいに染まったといいます。平安時代から千年以上も涌き続けています。

醒ヶ井(さめがい)
このところの地名の由来となる佐女牛井(さめがい)は、もとは六条 源氏堀川邸にあった名水であり、足利義政や千利休も用いたと伝えられます。度重なる戦火により井戸は枯れたが、再びこの地の井戸から、同じ水脈から良質の水が豊富に湧き出ているといわれています。

縣井(あがたい)
京都御所内の西北の隅にあり、中立売御門北側の旧一条家の屋敷跡にあり、「大和物語」では
病気を治す不思議な水として紹介されています。長く枯れたままになっていましたが1997年に井戸跡のすぐ側に復活しました。
災害時の非常飲料水として使えるように、水は浄化・消毒済みですが、「井戸水ですので飲まないように」とのこと。


他にも
御香宮神社の御香水(環境庁 の名水百選にもえらばれています)
市比賣神社の天乃真名井
藤森神社の不二水
などまだまだたくさんの名水があります。

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夏着

梅雨があけて急に夏になりました。
私のいる京都では徐々にではなく、急にでした。3日前までは夜などは肌寒いくらいでしたが、昨日からは熱帯夜。汗をブルブルかきながら寝ています。


さて、神主は白衣と袴です。
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襦袢、白衣、で袴と重ねますから・・・・暑いです。
御祭りをするときなど神前では、さらに狩衣を重ねますので・・・暑いです。
夏場には「絽」だ「紗」だと工夫ありますが・・・暑いです。


そんな今の時期一番のお気に入りは麻の作務衣です。
お掃除するときや、なにか作業をするときは着物では動きにくいため、作務衣で行います。これが一番涼しいです。そりゃ麻の薄手のものを一枚着ているだけですからね。

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あぁ~夏休み

いよいよ梅雨があけました。いや梅雨あけというのは気象庁がいっていることなので、梅雨があけたようだと発表がありました。(どっちでもいいですが)
ちょうど梅雨あけと重なるように、今週の初めからもう夏休みにはいっており、子供たちが朝から遊びまわっています。

ようやく夏らしい気温になってきましたので、夏の定番メニューの
「冷やし中華」はじめましたという張り紙がお店にはられるのと同じように

ウチでは、

「セミ」はじめました

と張り紙をしていませんが、子供たちは虫取り網と虫かごをもってやってきています。

去年の夏もいろんな子供たちがやってきてあそんでいましたが、今年はまた違う顔ぶれのような気がします。(私が顔を覚えてないだけ?)
さて、社務所の戸をあけて社務をしていますと、前を虫取りアミをもってセミを探す子供たちが数人行ったり来たりしています。
思わず、「捕まえられたか?」と聞いてしまいました。
すると、「逃げられた~、もう一匹いるけど高いとこやしとどかへん」
「お兄ちゃん 取って~」

今年の子はお兄ちゃんと呼びました。
過去記事でもかいていますが私は子供のころは虫取り名人だったので、結構やります
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-56.html
http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-10.html
↑過去記事です。先に読むと続き面白いかもしれません。


名人技を披露してやって、3、4匹とってやるともう魔女っ子メグちゃんです。
魔女っ子メグちゃんってどういう意味かわかりますか?
答えは続き↓続きのあとで

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神主in稲荷 旅情偏

昨日からの続きです。始めての方は一昨日、昨日の記事からよんでください。

御山も中ほどにさしかかりあたりには、お塚の数も増えてきました。(お塚とは昨日の記事で説明していますので参照ください)実は当神社、武信稲荷大神のお塚も稲荷山のニの峰、荒神峰、剣石、薬力等に数ヶ所お塚としてもお祀りされています。そこをお参りするのも今回の旅の目的のひとつでもあります。(って旅ではないのですが・・)

さて御山へ登りはじめてそろそろ1時間ちかく経ちました。
三つ辻を越えて、4つ辻に到着しました。ここで急に視界が広がり、あたりが見渡せる景色のよいと展望場所が現れます。
さぁここで、第一チェックポイント。武信稲荷大神の祀られているお塚のある「荒神峰」です。荒神峰は田中社の御神蹟の霊地であります。
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神蹟というのは太古、神の宿られた処であり、古くは社、祠があった処ですが、戦火などにより消失しており現在ではお塚と同じように祀られています。
さぁ順にお参りをしてゆきますが、それにしてもおびただしい数のお塚。この荒神峰だけで100近い数のお塚があるのではないでしょうか。この中から武信稲荷のお塚を見つけることができるのだろうか・・・
と、思っていると真正面にありました。メインストリート沿いだったのですぐにわかりました。う~んラッキー!
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神主in稲荷 御山歩き偏

昨日からの続きです。始めての方は昨日の記事からよんでください。

稲荷に到着し、まずは観光の方々に混じって御本殿にて拝礼。外国人の方々、や若いカップルの人たちが回りにいましたが、平日ということもあり混雑しているというわけでもありませんでした。
その中に混じっての参拝ですが、その日は私も神主ではなく観光というか、山歩きするつもりの格好です。結構まわりの雰囲気にも溶け込んでいたと思います。

ちなみに7月22日は本宮祭(もとみやさい)、前日の21日は宵宮祭でしたので、その両日はものすごい人出だったと思います。
本宮祭とは稲荷大神の日々の御神徳を感謝する御祭りです。境内の全域に散在の石灯篭・数千に及ぶ献納提灯に灯を点ずる万灯神事が行われ、神秘的な世界となります。いやなりました。

さて本殿お参しいよいよ御山巡拝へ出発です。
まず「日本で最も有名な鳥居たち」と言っても過言ではない「千本鳥居」を抜けました。
鳥居を奉納して祈りと感謝を表す人々の心が、「千本鳥居」を形作っているとわけです。ひとりひとりの思いが形になっているわけで、観光名所でもあり、信仰の結晶でもあります。
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神主in稲荷

先日、久しぶりに休みを頂きました。
もともと神社には定休日というものはありません(あたりまえですが)。でウチでは神主が一人なので、必然的に私の休みというものもありません。

神職(神主)というものは、『奉仕』しています。『仕事』とはすこし違うと私は思っていますので、休日というものがそもそもあるのか、という話なのですが・・・
まぁしかし現代ではそれは、いろいろ問題があるので少しおいておきます。

とにかく、先日お休みがいただけました。
といっても、朝は普通通りに開門しますし、お掃除も普通通りに行いました。で午前中にいろいろと社務を行って。
さて、次は・・・となった時に、本日中にするべきことが全て終ったことに気が付きました。もちろん中長期的にしなければならないことはたくさんあるのですが、思わず
「あっ!終った」
とつぶやいていました。

その日は平日したので、その時までは、電話がなることも少なく、社務所を訪れる方もなかったので、ふいに時間が空きました。
そしてふいに時間が空くと

「そうだ、京都行こう」

と思わずJR東○本の回し者のようなセリフをつぶやいていました。
http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/special/sp_29

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同世代

先日の記事で、若い世代の新しい感覚?というようなはなしで、メールの打ち方の話題がありましたが。
今日はその続編。昨日よりすこし上の世代のおはなし。


明日は朝一番から地鎮祭があります。いま夜11時。かなり雨が降っています・・・やんでほしいな・・・
実は明日の地鎮祭、施主さんは高校時代の同級生です。以前にも少しふれていますが、学生時代や、神主になる前の私しかしらない人は、今の私(神主の)をみて2度聞き返します。
「えっ?」
「えっ?」
「同一人物ですか?」と・・・(苦笑)

今月はそういうのが多かったのです。つい先日もやはり高校時代の同級生が命名の相談にこられました。これは子供の命名ではなくて、お店の名前です。
こんど新しく洋服のお店をするので、そのお店の命名を・・・というものでした。


前者のお家を建てる彼から、地鎮祭の依頼が最初は電話で連絡がありました。地鎮祭の祝詞にはお施主さん住所やら、新しい家の場所、形態、施工業者さん、設計業者さん、などなど盛り込まれますので、それらをメールで送ってもらいました。

メールの書き出しは
「こんばんは。夕陽(←彼の名前。仮名です)です。今日は突然電話して申し訳ない。・・・・・快く引き受けてくれて助かるわ~・・・・・」
というようなもの。

でその後、時間や持ち物、人数などメールでやりとりをすることがありましたが、
2度目のメールの書き出しは、
「夕陽でーす。・・・メールCCでも送っていますが工務店の人に行ってもらいます・・・」
というようなものでした。
書き出しに、名前をのばして書いているのは、昨日と同じです。
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若い世代

武信稲荷神社では赤ちゃんの名付け、命名に関する問合せがたくさんあります。
これは当神社が名付けに所縁が深いためですが。

来社される方、電話での問合せ、メールでの問合せといろいろです。
どういった方々が多いかというと、もちろん新生児の父母です。
そしてこれも多いのが新生児の祖父母。
ごくたまにあるのは兄弟。(もちろん新生児の兄弟ではないです。父母の兄弟)。
仲の良い友達。(もちろん新生児の友達ではないです。父母の友達)

といった具合でしょうか。
一番多いのはやはり赤ちゃんの父母です。年代にすると20代、30代が多いわけです。


少し話がそれますが、4年生大学を卒業するのがストレートで22歳です。
平成生れより少し早い、22歳、23歳くらいから世代が違うというようなことを聞いたことがあります。考え方や、発想、行動、などがそれくらいで線引きできるそうです。本当かどうかわ私はわかりません。

また、最近よく聞くのが学生の学力低下のニュースです。小学校から大学まですべてがあてはまるそうです。大学などは入学試験に合格する学力はあるはずなのですが、小学校で習うような漢字がよめなかったりと、ひどい場合もあるようです。
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三大祭

三大祭りのひとつ 祇園祭

本日7月17日に山鉾巡行し、みやこ大路が祓い清められ
同日夕刻から神幸祭 神輿渡御となります

神輿は、三基。中御座(スサノヲノミコト 主祭神)、東御座(クシイナダヒメノミコト)、西御座(ヤハシラノミコガミ)。

本日夕刻から八坂神社を出発し、氏子地域を巡行し、夜に御旅所へ入り24日まで留まられます。
八坂神社から神様がでられるので、これからが祭りの本番ですね。


と祇園祭について書こうかとも思いましたが、神社の関連としては本家本元の祇園さんでされるでしょうし、京都関連のブログでも祇園祭りの記事は非常に多いでしょうから、当ブログではやめておきます。


祇園祭りはもともと疫病などを鎮めることが願われています。
ちょうど当時のこの時期は梅雨のあいだに衛生的な問題や、夏の暑さによるもの、病気が流行する時期であり、人が多く死んでしまう時期であったんだと思います。

現代では・・・
今年の7月17日は、まだ梅雨は明けておらず、暑さもさほど感じません。
先日も九州でありましたが、記録的な豪雨が降っています。毎年記録を更新しているのではないでしょうか。
ここ十数年のあいだで急速に気候が変わっていると思います。

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看板娘

先日、神社関係の集まりに行ってきました。
1週間ほど前にも同じような記事をUPしましたが(過去記事 神主集会、神主集会2 参照)ちょうどその頃に集まりが重なっていました。しばらく他の記事を書いていたので、UPするのが遅くなっていたようです。

以前にもすこし名前は出てきましたが、京都府神道青年会という組織の集まりでして、この京都府神道青年会というものは、京都の若手神職でつくられる会です。神道青年会というものは、全国の都道府県にありますが、京都には神社が非常にたくさんありますので、他府県に比べると神職も多く、規模も大きな組織です。

青年の間はこの神道青年会に参加させていただけるのですが、いつまでが青年なのか。これは難しい問題です。
90歳を越える方でも老いずに若々しい青年のようなかたもおられれば、20歳そこそこでもう元気、気力のない方もおられますから。

「人は年齢を重ねて老いるのではない。情熱を失ったときに老いるのだ」
有名な言葉ですね。(情熱と表現されていたか、別の言葉だったかは忘れましたが)

私はいつまでたっても心は少年なので、参加資格があります。(あっ!少年ではダメか。青年でないと)


・・・もちろん本当は年齢で区切られていますが。○歳までの京都の神職。という条件です。

さて、その京都府神道青年会の年次総会が過日、京都タワーホテルに於いて行われました。

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よくにたもの

6月を過ぎたこの時期になると毎年送られてくるものがある。

お世話になったあの人に・・・というキャッチフレーズで御中元を贈る習慣があるが、それではない。


郵便局の振り込み依頼書である。
振込み依頼書の裏にはNTTの電話帳 タウンページの切り抜きが貼り付けてある。
20日までにお近くの郵便局へ。期日内は振り込み手数料は無料です
・・・と

送り主は 「日本電電広告株式○社」

ちなみに、タウンページを発行している通称NTTは、「日本電信電話株式会社」

非常によく似た名前で、振込み用紙の裏にはNTTの電話帳の切り抜きが貼り付けてある。
これでは、間違えろといっているようなものである。・・・と私は思うのだが。
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わかっちゃいるけど2

先日からの続きです(内容はあまり続いていませんが)

わかっちゃいるけどできないこと・・
いろいろありませんか?


食べる前には「いただきます」

食べたあとには「ごちそうさま」

朝には笑顔で挨拶をする

ハッキリと返事をする

履物をそろえる

好意に「ありがとう」と感謝する

間違ったと思ったら素直に「ごめんなさい」とあやまる

自分が不愉快に思うことは人にしない

お年寄りや体の不自由な人に座席をゆずる

道でポイ捨てをしない

ものを粗末にしない


当たり前のことばかりなんですが、はたして・・・・

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理不尽2

先日からの続きです。はじめての方は昨日の記事を先によんでください。

場面は少し変り、ここはとある小学校。
生徒たちがたくさんいるとやはり、衝突がおこります。
太一くんと、一郎君は普段は仲良しですが、昨日ケンカをしてしまいました。太一くんが一郎君くんに叩かれて、泣いてしまいました。
先生は太一くんと、一郎君の両方を呼び、二人ともに注意をしました。

次の日、ふたり共まだ仲直りはしていません。いまは2時間目の授業中。
いきなり教室のドアが開いて、だれかが入ってきました。
?:「ゴルァ~。一郎いうんは誰じゃぁ~」
先生:「あなたは、どちら様ですか?授業中にいきなり入ってきて」
?:「太一の父親の太やんじゃ。ウチの子が昨日殴られたそうやな」
先生:「ただの子供のケンカでした。ふたりともに注意をしています。いまは授業中ですよ」
太やん:「このどすかたんがっ!ウチの子は叩かれて泣いとるやないか。ワシに一郎を殴らせんかい」

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理不尽

先日7月7日は七夕。なんと非タイムリーな七夕の話題なんでしょ。
どうせなら今日は7月10日なので、祇園祭の神輿洗や、鉾立のようなタイムリーな話題にすればいいものを・・・

しかし、そのまま続行するのです。
七夕は5節句のひとつで、「しちせき」、「たなばた」の節句といいます。「たなばた」と発音するのは、古事記にもある『棚機津女(たなばたつめ)』の伝説がもとになってるといわれます。
昔は棚機(たなばた)とかき、現在でもこう発音するのはこの名残だそうです。
棚機(たなばた)とは機織(はたおり)の機械のことで、棚機津女(たなばたつめ)は機を織る女性。これが織姫とかさなったということでしょう。


さて7月7日七夕の日には、近所の商店街の、365日晴の街(←商店街のキャッチコピー)、マラソン五輪代表の野口みずき選手が練習に早朝走る、京都一長いアーケード商店街、
その名も、三条会商店街(大げさですか?) で商店街をあげて夜店が行われました。

私も商店街の皆様に激励をと思い出かけましたが、終了間際だったようで、というより終了していましたが・・・出るの遅すぎました
しかし7日は土曜日でもあったのでものすごい人。人。人。
親子ずれの人、浴衣きたカップル、ほろ酔いのおじさん、警備のおまわりさん・・・などなど
ごったがえした人ごみの中では悲しいかなモメごとも起こるもので、その日も悲劇がおこっていました。
これはある方(Pさん)の証言をもとに再構成してあります・・・

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未来の大人

ここしばらく、のほほ~ん とした記事が多かったので今日はちょっとマジメなふりをしておきます・・・

私は、基本的に学歴はない、知識もない、だからしょうがない。と3ナイ運動を展開していますので知らないことは割と人に聞きます。
神主なのに・・・と思われても、今は知識がないのでだからしょうがない。と学生時代にちゃんと勉強をしなかったことを悔やみつつ、今勉強をするわけですが・・


ここ数日で何度か記事に登場している(過去記事、発表会発表会2参照)小学校のことですが、先日もういちど訪問がありました。この間、探検にやってきた3年生の子供たちです。
手に画用紙で作ったフリップを持って、
「せ~のっ!」←(笑)絶対はずせませんね
「ここは、武信神社です」

って、なにかのリハーサルをやっています。

「何をやってるんやぁ~」と聞いてみると、よその小学校からビデオレターが送られてきたので、そのお返事のビデオレターをつくるそうです。それでこの間調べた地域のことをビデオにとって相手の小学校へ送るそうです。

子供たちが何度かリハーサルをやっている間に担任の先生が、ビデオカメラをもってやって来られました。
「どこと、どこで撮影するのか、先生にちゃんと教えてね」と、子供たちと打ち合わせをされてましたので、子供らが自分たちで決めてるみたいですね。


先日からこういう子供達の姿をみていて、教育について考えることも・・・
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夏からの使者

今日の朝ばったりと会いました。


神主の朝は(私は、です。)6時からスタートです。6時に御本殿を開門し、そのあと境内の清掃をします。今日は久しぶりに朝から晴れており、地面もしっかり乾いていましたので、きちんと掃き掃除ができました。
昨日までは朝から雨だったり、雨上がりで地面が水浸しだったりで、掃き掃除は3、4日ほどできていませんでした。

ウチの神社の場合、今は一年間を通じて唯一落ち葉の少ない時期ですので、3日程度では落ち葉で道が埋もれることはありません。
とはいっても、量は少なめであっても落ち葉はあるし、ほこりはかぶるので、よごれたふうに見えます。特に雨の後は汚れが目立ちます。

雨が降って、ほこりを流してくれるのでキレイになりそうなものですが、そうは都合よくいきません。神社のほぼ全域をカバーする形で木々が茂り、覆いかぶさっています。雨が降ると、木から細かい枝や、木の幹からぽろぽろと剥れたような破片?がたくさん落ちてきますので。もちろん落ち葉も多くなりますし。


少し話しがそれますが、去年の春頃に車を替えました。以前乗っていた車はわりと長く、8年ちかくのっていましたが去年ついに大きな故障をしました。
それと神主として車にのるときは結構荷物を積むことが多いということに気が付きました。例えば祭壇なんかを運ぼうとすると結構、かさ張りますし。
前の車は、荷物は全く積めない車でした。手荷物のみ(笑)。
そんなこともあり、去年の春に荷物がたくさん積める、燃費のよい、車に乗り換えたのでした。

一年が経過しましたが、一回も洗車をしていないことに気が付きました。
これは、雨がふればキレイになるだろう・・・とか考えて・・・

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発表会2

前日からの続きです。はじめての方は前日の記事を先によんでください。

そんな具合に発表会は進行し無事に終了しました。

1クラス30人くらいが複数のグループに分かれて、学区の5箇所くらいで同じように調べているようでした。
発表会は11時からと伺っていたのですが、その時間に用事があったので少し遅れての参加となったのですが、担任の先生が発表の順番を変更してくださって、私が行くまで武信神社グループの発表を待っていてくださりました。

発表後にお礼のお手紙をもらいました。私も教壇前に呼び出され、そこで授与式です。
「せ~のっ」(←コレはゆずれません(笑))
「いろいろインタビューに答えてくれてありがとうございます」
「僕たちからのお礼の気持ちです」
といってお手紙をもらいました。


その中にこんなのがありました。

「この前はインタビューをさせてくれてありがとうございます。
一番覚えているのは、どんなものにでも神様がいるということです。教えてもらったヤツは覚えておきます。いいことをしりました。」

「インタビューで教えてくれてありがとうございました。
いろいろ探検したり写真をとったり楽しかったです。なんでも神様がいるということが覚えています。紙にかいたりして覚えておきます。友達にも教えてあげたりします。」
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発表会

以前の記事http://jinjakannushi.blog89.fc2.com/blog-entry-103.htmlで紹介しましたが、ウチの地域の小学校は洛中小学校といいます。
そこの3年生が2週間ほど前に、地域のことを調べる校外学習に当神社(武信稲荷神社)へやってきました。
その調べた結果の発表会を行うということで4時間目でしたかね。11時10分から12時までということでしたので。担任の先生から、「子供達が調べたことを発表するので見に来てやってください」と連絡を頂きましたので、ちょっと行ってまいりました。

でちょうどこの時、小学校に入っていくところを、たまねぎ屋のぽんさんに目撃されていたようでした。
そのときのコメントでもおっしゃっておられましたが、
>浅葱の袴にシースルーの羽織姿で小学校へはいって行かれるとこを見ましたよ

というように、完全な神主スタイルで行きました。当日は行く直前に用事があり少し遅れて行ったので、もう授業中で発表は始まっている最中でしたが、教室に着くと子供達がみんな、ザワザワしだしました。聞き取れた声が、
「うわぁ~」
「すげぇ~」
「大きい~」←?
「お侍さんだぁ~」←??

すごく珍しいものを見た騒ぎようでした(笑)。
着物を着た神主を、初めて見たという子もいたのではないでしょうか?
ちなみに「大きい~」は私は身長が178cm.なので、自分たちより大きい(当たり前だけど)
「お侍さんだぁ~」は多分、着物を着ていて、髪を後ろでくくっているからでしょう。刀は差していません。

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髪をくくった写真がないので雰囲気だけ・・

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神主について

今日の記事が割と短めだったので
昨日の記事のコメントくださったなかに、神主についていくつか質問があったので記事にします。

>女性の神主さんはいないのですか?
A.います。結構たくさんおられます。総神主のうち1割~2割は女性だと聞いたことがあります。

>又 女性は神主になれない?
A.なれます。戦前は神主は男性にしかなれませんでしたが、戦後は女性もなれるようになりました。性別、年齢は問いません。
ちなみに、もっと昔、邪馬台国の卑弥呼(ヒミコ)とかそれくらいまでさかのぼると、女性の神主(今の神主と若干意味合いが違いますが)もあったといえると思いますが。

>神主さんと宮司の違いは?
A.神主=神職、神社で神に奉仕するもののことを神主(神職)とよびます。
その神社の中での最高責任者である神主が宮司です。
宮司とは役職の名前です。役職名はほかにも、祢宜、権祢宜、などがあります。
一般の企業で例えると、
宮司=社長
祢宜=専務
権祢宜=係長


>服装は着物に袴?
A.そうです。

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↑女性神主

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↑巫女 女性神主と巫女は別です

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↑男性神主


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神主集会2

昨日からの続きです。今日はじめての方は昨日の「神主集会」を先によんでください

「言わないでください。」
といわれてましたが、UPしてしまいました。

でも日時もわからないし、ホテルの名前も伏せているし、同窓会の名前も「虎の穴」としているし、テーブルの名前だけは『東山』とオープンにしていますが、これだけでは誰のことかわからないでしょ?


でもこの方々、立ち振る舞いがすごく美しいです。
食事の時につかっていたナプキンをイスに無造作に置いて、席を立ったのですが戻ってくるときれいにたたんでイスにかけてあったり。
待機する姿勢、立ち姿も背筋がピンとのびているし、
歩く姿も足の運びや歩幅、美しい姿を意識されているなと感じました。

フォローになってませんか?・・・(^^ゞ


私達神主も、神様の前にゆくときの立ち振る舞いは美しくしなければいけません。
そのために作法があります。
神を拝むときはおじぎする角度は90度。これを『拝(はい)』といい、最上級の礼であり神に対してだけです。
直接神を拝むとき以外のおじきは『揖(ゆう)』といいます。これは場合によって45度の『深揖(しんゆう)』、と15度の『小揖(しょうゆう)』を使い分けます。
こういうおじぎの角度なんかは、サービス業の方々もありますね。デパートや、スチュワーデスさんなんかも角度にこだわりがあるんですよね。


ほかにも物を受取るときには、何を持つのかによりそれぞれに左手で取り、右手を添えるとか、手の添え方、にじり寄る際の歩数、など茶道の作法とも似たこともあります。

神殿で扉を開けるようなときは、ひざをつき、扉に手をかけるのは両手。で神様にむかって上(カミ)の手を上にそえ、下(シモ)の手を下に添えて、立ち上がらずににじり寄りながら開けていきます。これはなんとなく旅館の女将さんや、仲居さんのようでもありますね。

結局こういう作法というものは、相手を思いやる気持ちが現れているんだと思います。お客さんをおもてなししようとする気持ち、気分良く、くつろいでもらえるよう、にと追求していくとそういった作法というものになってゆくのではないでしょうか。


思いやる心というか、相手を気遣うというか、我々、現代人が今後もっとも大事にしなければいけないことでしょうね。


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神主集会

先日同窓会にいってきました。

同窓会といっても、小学校や中学校のときの同級生があつまるという、普通の同窓会じゃございません。

神主があつまる同窓会でした。これは同級生があつまるというわけではありません。日本全国に神主を養成するための養成所がいくつかあるのですが、今回のはなしのうえでは「神主養成所 虎の穴」としておきましょう。
この私の出た「虎の穴」の歴史は古く120年以上になります。(古いと感じるか新しいと感じるのかはわかりませんが)
私の祖父もこの「虎の穴」で神主の勉強をしたそうです。


会場は世界遺産の二条城近く某穴ホテルでした。
懇親会もあり、お酒もでる席でもありますので車は厳禁。私の場合はこの穴ホテルには徒歩10分程度でいけますので、歩いて出かけました。
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陰陽師

前回、前々回の記事「奉仕」で神様に対する接しかたというか、奉仕ということをテーマにして書いたのですが、その登場人物にインパクトがかなりあったようです。
前回の記事はそれで終るつもりでしたが、正体は?続きは?というコメントをいくつか頂いていたので今回はその続編をお届けします。
なので、始めてのかたは「奉仕」、「奉仕2」を先に読んでくださいね。


2週間ほど前にふらりと現れたその方は、
最初の日は参拝者(ふらっと観光風の方々)に神社の案内(哲学的な話が多かったが・・)をしてくださいました。

次の日は、植木の手入れをしてくださいました。

次の日は、外国人の方に英語で神社の紹介(何を話していたのかは私にはわかりません。言葉がわかりませんから)をしてくださいました。

次の日は、祓詞(ハライノコトバ)を唱えて早朝にお参りされていました。


幅広い範囲のことをされるので私は尋ねてみました。
「あなたは何者ですか?」
するとその方
陰陽師(オンミョウジ)です」

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